次はホテル選び。Yはディズニーランドに行くと言い張っているので、去年気に入ったアナハイムシェラトンにする。（同じホテルのリピーターになるのは我が家には、珍しいことだ）値段は一番安かったレーヴインターナショナルにする。全てメールでやり取りしたが、なかなか素早い反応で良かった。

旅行会社	値段	トータル	備考
ホテル直接	$115+$125+TAX15%	30,360	1$=\110で計算
エアーリンク	12,800*2*5%OFF	24,320	税サービス料込／ホテル予約手数料\2,000
アップルホテルズ	12,900*2	25,800	税サービス料込
ノースウェストワールドバケーションズ	11,800*2	23,600	税サービス料込
レーヴインターナショナル	11,500*2	23,000	税サービス料込

次はラスベガスのホテル。去年９月から新規オープンのホテルは、2000/8開業のアラジン。しかし、HPでは予約を受け付けておらず、我が家の大事なチェックポイント「プール」の画像がない。しかも、新規開業ホテルはたいていちょっと高め。今回は、他のホテルにする。
候補は、
A去年も迷った、波のプール流れるプールのある「モンテカルロ」
Bシーフードバフェと無料ショーが有名で全室スイートの「リオースイート」
C去年９月に開業したばかりでバフェがラスベガス１の人気の「パリス」
D全室スイートで、屈指の豪華ホテル「ベネシアン」
まず、ベネシアンは検討中に1泊$149だった値段がどんどん上がっていき、断念する。ここはバフェもないので、子連れの食事には不便だ。
A〜Cまでは、どれも1泊1室\13,000くらいまでの庶民的な値段だ。（ベネシアンが$149で泊まれるなら、ちょっと高めでも．．．と思っていたのだ）プールがいい順では、ABC、食事ではCBA、立地ではCAB（リオスイートは繁華街から離れている）、部屋の広さはBAC、部屋のきれいさはCAB、値段の安さはACB、どれも一長一短。今回はショーを見るが、そのうちのランスバートンはモンテカルロでやる。じゃあ、値段も一番安いし、モンテカルロに決定！となった。
モンテカルロはHOTELDISCOUNT.comで4泊で$396（税サービス料込=\43,560）。ラスベガスのホテルは本当に安い。
去年泊まったマンダレイは人気が出たのか、安い値段で平日$160くらいと去年の$89は何だったのか？と思うような値段だった。（去年泊まっておいて良かった）
ラスベガスのホテルはバフェもショーもカジノも宿泊者でなくてもＯＫ（というよりそんな区別は全くない）なので、宿泊者限定のプール施設が充実しているホテルが人気になるのは当然かもしれない。（泊まらなければ使えないのだから）

HOTELDISCOUNT.comはすぐに全泊分がカードから引き落としとなる。
レーブインターナショナルのクーポンは８月上旬には届いた。

今回使った、ガイドブック＆リンク

「ロサンゼルスの空港で借りて、ラスベガスの空港で返す、一番小さい４ドアの車」の料金調査は以下のとおり。
今回はカリフォルニア州のTAXで8.25％。空港TAXはなし。車両LDWは込み（全社共通）。

会社名	料金	乗捨料	チャイルドシート(/day)	保険(対人対物／搭乗者傷害／所持品）(/day)	円換算(1$=\105/\110)
エイビス	\21,400	0	$5	9.00／$3.00／$2.00	\33,370／\33,940
ハーツ	$215	0	$6	11.00／　2つで3.95	\35,774／\37,477
アラモ	$275	0	$6	全部込み	\32,025／\33,550
ダラー	$163	0	$6	12.99／２つで4.95	\32,187／\33,719
バジェット	$266	$354	論外なので聞かず	論外なので聞かず	\--,---／\--,---
ナショナル	266	0	$6	込み／２つで3.95	\34,199／\35,827

毎年、レンタカー会社に料金を聞いているが、料金プランがいろいろバラエティに富んでいて比較が年々難しくなる。
掛ける保険を決め、料金を計算し、さらに為替。今年は円安に動いているので（６月〜８月）円建ての方がリスクは少ない。
我が家はなんだかんだ言いながら、AVISにすることが多く、（実際、我が家の予約する小さい車は値段が一番安かったりするので）今回もAVISにしよう、とつれあい。主な運転者はつれあいなので、予約もつれあいの担当。小さい車だと、２ドアと４ドアが選べないところもあるので注意。

ラスベガスの有料ショーは、ガイドブックやインターネットの情報では多くが年齢制限を書いてあるが、実際には決まりとして年齢制限があるショーはごく一部だ。ただ、欧米人は子供向けショー以外に子連れで行くこと自体少ないという習慣の違いがあるので、ガイドブックなどに書いてある年齢は、「これくらいの年齢以上ならショーを見ても怖がって泣いたりしないでしょう」という目安として利用するといいでしょう。今回の経験から、ガイドブックに書いてある年齢以上でも、暗闇が怖かったり、大音響（効果音・爆発音）に弱い性質の子供は、ショーに連れて行くべきではないと、思う。また、小さな子供連れで、夜22時以降に始まる２回目のショー（レイトショーと呼ぶ）に行くのも、常識的にやめた方がいいでしょう。予約の取りにくいショーでレイトショーだけ空いているという場合、悩みますが・・・。
５歳以上なら、（ガイドブックにある）年齢制限は、ほぼクリアできます。
（成人向けはさらに年齢制限が上に．．．当然ですね）
代表的なショーの年齢制限（2000/9現在）は以下のとおり。中でも、子供に好意的なのは、トーナメントオブキングスとランスバートンです。

ショーの名前	ホテル	料金	年齢制限	内容
ミスティア	トレジャーアイランド	$75.00	なし	サーカスの一種
メリンダ	ベネシアン	$79.00他子供料金あり	なし	手品＆イリュージョン
ランスバートン	モンテカルロ	$54.95他	２歳以上	手品＆イリュージョン
トーナメントオブキングス	エクスカリバー	$36.95	なし	戦いを応援するショー・食事つき
ジークフリート＆ロイ	ミラージュ	$95.00	５歳以上	イリュージョン
リックトーマス	トロピカーナ	$20.95他	５歳以上	手品＆イリュージョン
ＥＦＸ	ＭＧＭ	$72.00子供料金あり	５歳以上	歌＆ダンス＆マジック
Ｏ（オ−）	ベラッジオ	$110.00他	５歳以上	水をテーマにしたサーカスの一種

ショーは人気のショー（現在、オーが一番人気か）を除いてはたいてい現地で予約が取れます。でも、子連れの場合、そのホテルまで行ったりするだけで時間がもったいない。英語が話せれば、前もって電話予約をするのが確実。英語が苦手な場合、一番のお勧めは、クレジットカード会社の予約代行。手数料は無料〜2000円くらいまで。ちなみに我が家の手持ちカードはNICOS（無料）、JCB（2000円）、SEISON（そういうサービスなし）なので、当然、NICOSを通して予約することにした。
ショーによっては、ホームページからの予約が可能（ランスバートン、オ−など）なので、便利。予約とはいうものの、実際は「購入」なのでキャンセルはできない。見ない場合はお金を捨てることに。子供の病気などが心配、という場合は、現地で購入またはキャンセル待ちに並ぶのがいいと思う。（必ず見られるとは限らないが、たいていのショーはハイローラー用に一番いい席を直前までとっているので、オーでさえ可能性がある）
ちなみに、子供が18歳未満の場合は、キャンセル待ちでオー（ベラッジオ）を見ることはできません。前もって予約していて、予約番号がある場合のみ、ホテルへの入場が許可されます。
今回、我が家は、ランスバートンとミスティアを現地予約にして、ジークフリート＆ロイをNICOSで予約してもらった。

初めてのヴァリクブラジル航空の旅。ブラジルのイグアスの滝でも見に行くまで乗ることはないと思っていたが、ロサンゼルス経由のため、今回乗るチャンスができた。

機体はDC-11？だったかで、かなり古さを感じる。シートの間隔は普通。３−４−３という並び。乗務員は日本人もいるようだが、ほとんどブラジル人で、なんとポルトガル語で話し掛けてくるので、（日本人はブラジルの日系人と思われるようだ）何を言ってるかさっぱり・・・、かと思うと、「緑茶になさいますか？」と突然日本語でいわれたりして面食らう。キッズミールは一種類だが、ユナイテッドあたりと比べてもこちらの方がおいしそうなくらい。かなり先に持ってきてくれるので、食べさせるのは楽。キッズグッズはないらしく、往復とも特に何も配られなかった。トイレが少ないのかいつも混んでいる。また、客層が悪かったのか、トイレの汚し方がすごい。う○○を流していないとか、拭いた紙（当然ついている・・・）が落ちているとか、、、一度入ったが掃除する気にもなれず（いつもは多少の汚れなら掃除する）びっくりして出てきたことがあったくらいだ。

帰りの便では映画上映中の軽食としてカップヌードルをくれる。久しぶりに食べるとおいしかった。

19:00成田発で9.5時間でロサンゼルスに到着予定。到着は12:55だった。入国審査がすいていて（大韓航空の時ほどではないが）14:30にはレンタカーに乗り込んで出発。アナハイムのシェラトンに15:30ごろチェックイン。

観覧車のあるサンタモニカのパシフィックパークに行くことにした。駐車場は隣接していて$7。一日いるならまだ許せるが、高い！他の車の行動を見ていると、サンタモニカのショッピングセンターに車を入れると2時間（3時間かな？）まで無料なので、そこに入れて歩いてきていたりする。しかし駐車場へは行列ができていた。
パシフィックパークは、桟橋の上にできた小さな遊園地で、ジェットコースターや観覧車がある。あとはパフォーマーがいろいろやっているので眺めたり、ピア先端から海を眺めたり、もちろん横はビーチなので海水浴客もいる。
観覧車に乗ると感動的な眺めだ。ほとんど自分が海の上にいるような感じ。小さいが一周ではなく何周か回り、上で少し止まる。ジェットコースターは102cm以上なら乗れる。Yも乗ったが、「怖いよー」と泣きそうになっていた。
ピアの先端にいくと釣りをしている人がたくさんいる。釣果をのぞいたら、大き目のアジのようだった。
お腹がすいたので食事と思ったがたいした物がない。ビザと子供用ハンバーガーになった。kids burgerのはずなのに、なんとケチャップよりマスタードが多いくらいにかかっている。「Is this kids burger？」「I want kids burger,no mastard」とマスタード部分を指しながら聞いたが、マスタードをさらにくれようとする。そこの店ではキッズバーガーしか買わなかったのだ。大人分をくれようとしたわけではない。向こうの態度は何が文句なのかわからないという感じだ。アメリカ人は子供でもマスタードを食べるのかしらん？？？仕方なく引き下がり、マスタードをなるべく落として食べさせる。
ホテルに戻るとだんだん暗くなってきていたが、プールが22時ごろまで開いているので入ることにした。ジャグジーもあるので寒くなったらそちらで温まる。プールには他にも何組かのゲストがいた。子供がYに近寄ってニコニコするが、あいかわらず人見知りのYはニヤニヤしながらも、コソコソと逃げ回っている。
部屋にいるとドンドンという花火の音。隣のビルの窓に反射したディズニーランドの花火が映っている。さっそくYを連れて外にでて花火を見る。大迫力。この時、花火は金土の21:30からだった。Yは音が怖いらしく途中で「もうお部屋に帰ろう」と言い出す。しかたなく途中で室内へ。前はこんな（花火の音を怖がる）ことなかったのになあ・・・。

ディズニーランドの日。朝9:00開園なので、その15分前の一番のシャトルバスに乗ってディズニーランドへ。肌寒いので長袖のＴシャツに上着を着用。バス内で、運転手がディズニーランドに何日目かを陽気にたずねると、３日目の時にたくさん手を挙げる人がいるので驚く。バスの中でサイン帳を大事に見ている兄弟がいて、Yにもサイン帳を買ってあげることにした。

開園とほぼ同時に入ると、ミッキー＆ミニーがいる。さっそく売店でサイン帳とペンを買って、写真を撮る時にサインをしてもらう。your pal Mickeyなどと書いてくれる。Yはプーさんが一番好きなので、プーさんに会いにディズニーランド鉄道で移動。しかし、プーさんが出てくるのはなんと11:00からだった。（プーさん、ティガー、イーヨーと写真をとる場所がちゃんとある。）
しかたなく、乗り物へ。ここでは、３歳以上かつ102cm以上から、インディージョーンズ以外のスペースマウンテン等の絶叫ライドに乗れる。すいていたマッターホーンボブスレーに乗る。最初に真っ暗になったり雪男が出てきたり、泣かなかったもののかなり怖かったらしく、「もう絶対乗らない」と言う。スプラッシュマウンテンに乗ろうと思っていたのにがっくり・・・。ダンボやカルーセルなどのいつものアトラクションに乗ることになった。トウーンタウンへ行くと、ドナルドやミッキーがいて、写真とサインをお願いする。ミニーの家のケーキがモコモコ焼けるところを飽きずに見ている。去年大丈夫だったガジェットのコースター（子供用の３歳以上なら乗れるかわいいジェットコースター）さえ乗りたくないと言う。ああ、マッターホーンボブスレーの雪男が悪い！
トウーンタウン横のショー会場でショーを見る。去年と全く同じ内容だった。
午後プーさんに会い（ミッキーの家よりも混んでいる！）、16:45からのパレードを見て切り上げる。
ディズニーランドでは人気のある乗り物（スペースマウンテンやスプラッシュマウンテン）にファストパスというシステムを取り入れている。乗り物の行列に並ばず、集合時間を指定してもらい、その間他を回れるというものだ。人気のある乗り物に乗りたい人は活用すると時間を無駄にしなくて済む。英語の案内にファストパスについて書いてあるので参照するといい。（今回は日本語の方に詳しく書いていなかった）また、キャラクターがいる場所と時間が日本語の案内には書いていないので、英語版をチェックするといい。（ファストパスは東京ディズニーランドにもあるようだ）
帰り際、ミッキーの風船を購入（$6）。ここのは、ちゃんとおもりをつけてくれるので、手を離しても飛んでいかないのがいい。おもりはミッキーの顔で３つほどつけてくれる。

ホテルに戻り、プールに入る。Yは白人の女の子にニコニコ笑いかけられテレテレ。「ハローっていってごらん」と言ってもニヤニヤして後ろに隠れている。女の子がプールから帰ってしまうと、「おねえちゃんは？」と言う。気になるならあいさつ位すりゃいいのになあ・・・。

19:00ごろ、向かい側のSPAGHETTI　STATIONというレストランに行く。スパゲティはおいしく店員の感じも良かった。となりのテーブルで食べていたチキン丸焼き料理もおいしそうだった。

朝、ホテルのデリ（売店）が6:30からだったので、サンドイッチを買って食べて、7:30ごろ出発。 月曜だし、通勤ラッシュの時間帯なので、車は渋滞気味。ロサンゼルス方面もサンディエゴ方面も混んでいる。地図で道を決めたにもかかわらず、そのとおりに進めなかった。i5から57、55のnorthに進む分岐がなかったのだ。どうやら57,55に入るには、22に入らないとダメなようだ。アナハイムからラスベガスは、i5→91→i15　が、一番いいようだ。 途中、オンタリオまでの道で牛や馬の牧場があった。

10時ごろバーストウに着く。去年と同じ時期なのに少し涼しく感じた。いつもどおりcoachで通勤用バッグ（$129）を買う。つれあいはBrooks Brothersでネクタイ（2本で$29〜60）をまとめ買い。スーツ（$199〜）は弱いのでもう買わないと言う。確かに、アウトレットで買ったBrooksのスーツは駄目になりやすい。シャツ（約$20〜）も、いいのと悪いのがあったので「これはどっちかなー？」と迷う。はいているGパンが穴あきになっているのでリーバイスでは買う気満々で探す。ちょうどいいサイズがありGパン（$29.99）とベージュのパンツ（$19.99）を買う。つれあいも普段用パンツ（$29.99）とベルト（$12.99）を購入。オシュコシュに行くがあまり安くない。（最近は日本でもユニクロなんかで子供服が安いので）購入せず。ポロラルフローレンでは、ちょうどいいサイズの靴を買うかどうか迷う。（約$88）まあ、いいか・・・と買わず。CDショップで、子供向けディズニーソングとセサミストリートのCDを買う（各$10くらい）。いつも立ち寄るアンクラインがない。閉店してしまった？？？案内板にも見当たらない。

12:30、お腹が空いてきたので、買い物終了。隣のパンダエクスプレスで中華。おかず２品とチャーハンかやきそばか白飯で$5くらい。チキンの酢豚風、チャーハンがおいしい。Yは麺食いなので、やきそばを一人占めしている。スモールサイズのコーラが飲みきれないので車に持ち込んで出発。

15:00ごろプリムのファッションアウトレットに到着。ここに着く直前に、10miles desertという真っ白い土の砂漠を見ることができる。ファッションアウトレットではバーバリーで傘を買う予定。ちょうどあったのでしめしめと買うことに（$44）。ふと見ると、今年欲しかったダッフルコートが、$249でXSサイズがあった。色はグレー、茶、紺とある。着てみるとちょうどいい。衝動買い。割引券で10％OFFになった。
つれあいはまたbrooks Brothersでネクタイを購入全部で８本買ったらしい。 ここでは家庭用品のウィリアムソノマが楽しい。去年皮コートを買った店がやはりなくなっていた。 Yのリクエストでスムージー（店ではアイシー（ICEE）言っていた）を飲む。巨大なコップを渡されびっくり。「Small size,please」と言ったら「One size」と言われてしまった。自分で注ぐところだったので少な目に注げばいいのだが、なぜかコップいっぱいに注いでしまうつれあい。これは貧乏性というのだろうか・・・。２人でがんばって飲んでいる。私は一口で十分。いかにも体に悪そうな色をしているが、子供ってこうゆうものがなぜか大好き・・・。17:30を過ぎ、「早くホテルに入った方がいいよー」とつれあいが言うので切り上げる。

ラスベガスまで１時間ほどで到着。宿泊予定のホテル、モンテカルロの駐車場に入ろうとしたら、となりのニューヨークニューヨークの駐車場に入ってしまう。引き返すが、また一回りしなくてはならない。Yが「ミスターヌードル、がんばってー！！」と言う。ミスターヌードルとは、セサミストリートに出てくるとぼけたおじさんで、帽子を変にかぶったり、本を逆さに読んだりして「そうじゃないよー」と言われる役だ。あまりに使い方が合っているので、大笑い。モンテカルロの駐車場に無事入り、チェックインすると、なんと部屋に入れるのは20:30と言われる。「１キングサイズベッド」も「ストリップ側」も希望したが、空いていなかった。

スーツケースを再び車まで運び（ベルデスクで預かってもらえるが、部屋に配達して来るまで時間がかかるので）トレジャーアイランドの無料ショーを見に行く。ショー「ミスティア」のチケットブースで空きがあるか聞くと22:30の回なら取れるとのこと。年齢制限を聞くとany ageと言い、この子でも大丈夫？と聞くと「OK」と言われる。しかし、遅い回じゃあ・・・、ちょっと考えることに。２Fの売店でショーのビデオを大画面で流していたのでYに見せて「見る？」と聞くと「怖い、見たくない」と言う。「サーカスだよ」と説得するが、看板もこわめ、ビデオ画面には妙なお面をつけた人がいっぱいとなれば怖がるのも仕方ない。あきらめモード。

海賊の無料ショー（バッカニアベイ）を見る。段差がついて見やすい場所の一番前（ロープのところ）で待っていたら、始まると、中国人か韓国人らしき家族連れが来て、ロープの向こうのほんの何センチかの隙間に、足を横にして乗っかり、見始めた。みんな最前列の人は30分以上も前から並んでいるのに、なんて図々しいのだろう。何度も見に来たが、こういう事をした人をはじめてみた。他の人もあきれている。

ショーを見終わり、ホテルへ戻り、ランスバートンの切符を買う。２日後の19:00から見られるというので、購入。エレベータで一緒になったオジサンが中のポスターを見ながら、「見たか？」と言うので「水曜日に見る。」と答えると「いいよー。」と言っていた。ワクワク。部屋は15Fだった。エレベータから２つめの部屋で近くていい。隣のジュニアスイートとコネクティングで使えるらしく、ドアがある。ベッドはクイーンサイズで大きく、バスルームも広い。部屋の広さは標準的だが、十分だ。窓から外を見るとプール側の部屋だったが、ベラッジオの噴水ショーの水や、パリスのエッフェル塔が見える。リオスイートが正面に見えてなかなかいい眺めだ。お風呂に入って寝る。

朝、9:00に起きる。プールエリアに続々と人が入っているのでプールは9:00からのようだ。とりあえず、必須のバリクブラジルのリコンファームをNICOSに電話してお願いする。 もう一度後で連絡をとのことで、電話すると、リコンファームは正常に終了したようだ。

早速、プールに行く。プールには流れるプール、波のプール、大人用プール、子供用プール、ジャグジーがある。寒い。ジャグジーに直行。つれあいとYは流れるプールと波のプールに入っていたが、震えながらジャグジーにやってきた。「水が冷たくて入れない」と言う。プールエリアはほとんどホテルの建物日陰で日当たりが悪い。2時間くらい粘るが、退散。昼ごろ、まだプールは日陰。

行ったことのないリオスイートのバフェと無料ショーに行くことにした。バフェはシーフードの方は夜だけなので、カーニバルワールドバフェに行った。12:00ごろ着くと、行列もなく入れる。3歳以下無料とあったのでYは3歳になってもらった。料理の種類が多く、今まで行ったバフェ中で一番。見て歩くだけでも疲れるくらい。Yの好きなかっぱ巻きがあり、早速食べさせる。あとはスパゲティがYの定番だ。ケーキも種類が多い。サンデーステーションでアーモンドとチョコたっぷりのサンデーを自分で作りたらふく食べる。おいしい。満腹になってショーをやるマスカレードビレッジに行くと、ポスターがあり、なんと14:00と0:00（夜中）の回はなくなったようだ。がっかり。

リオスイートを出て、車で５分くらいのトイザラスへ。初めて来たが、大きい。ベビーカーなどの育児用品も豊富だ。いろいろなオモチャの展示があり、遊べるので１ｍ進むにも時間がかかっている。ここでレゴと風船（ふくらましていないやつ）を買う。

今日は夜19:30からジークフリート＆ロイを見る予定。ホテル「ミラージュ」へ遅くても１時間前に行かないとキャンセル扱いになってしまう。（お金は戻ってこない）まあまあオシャレな服に着替えて、ミラージュへ。チケットをWill Call（予約したものを引き取ること）する。つれあいが「まずいよ、Shoes Requiredだ。」足元を見るとビーチサンダル。アホか。回りの外人を観察しても、Ｔシャツと短パンでも靴下とスニーカーをはいている。これは、だめそうだ。隣のフォーラムショップスで時間をつぶす計画だったが、つれあいは靴探しをすることになった。私とYはFAOシュワルツで遊ぶ。あいかわらず楽しいおもちゃ屋さんだ。ラスベガスでぬいぐるみを買うならここだろう。

FAOシュワルツ前で日本人のおばさんに話しかけられる「GAPはどこですか？」何を勘違いしたか、ストリップ側の入り口にあったと思い、道を教えてしまう。しかしガイドブックで確かめるとなんと、すぐ奥にあるではないか（看板も見える！）慌てて追いかける。「Y、まずい、うそ教えちゃった。追いかけないと。」いつもはおもちゃ屋から連れ出すのが一苦労のYがパパッと一緒に走ってくれる。しかしだいぶ追いかけてもいない。すると「ママ、おしっこー」と言い出すY。トイレの場所は分かっているので中断し連れて行く。トイレを出たところでさっきのおばさんを発見。まだ案内したところまで行っていなかったようだ。謝り本当の場所へ案内する。良かったー。これで会えなかったら、この人の旅の悪い思い出になるところだった・・・。「会ってよかったね」とYも嬉しそう。そうこうしているうちにつれあいが靴をはいて帰ってきた。時間なので、ミラージュに戻る。

ジークフリート＆ロイはラスベガスでオーに次ぐ人気のショーだ。ホワイトタイガーが出てくるのが売り物。ショーが始まる前、死神風の服を着てシルバーの仮面をつけた人が、シールを貼りに来る。これが怖かったらしく、テーブルの下に潜って震えている。「やばい・・・」しかし、その人が、怖がっているYを見てシールを２シートも置いていってくれて、Yは大喜び。「怖がらせてごめんねっておいて行ったのよ、優しい人だね」と言うと、ちょっとは嫌いの度合いが薄らいだようだ。ショーは常に大音響。舞台も大掛かり。大きな音に弱いYはかなり怖かったようだ。しかしホワイトタイガーが人間になったりするのを見ると手をたたいて大喜び。泣いたりしなさそうなので、ホッとする。 ショーの終盤、Yはうとうと寝始める。まだ８時台だが。おかげでゾウが消えるマジックは見られず、後で話すと、「Yね、ちょっと見てたよ。ゾウ」と言う。うそつきめ。「また見る？」と聞いたら、「・・・・」見たくないようだ。

夕食はホテルへ戻り、ドラゴンヌードルで食べる。チャーシュー麺とチャーハンでTIP込みで$20、おいしくて店員の感じもよかった。

クラブモンテカルロに立ち寄り、メンバーズカードを作る（無料）。同じアカウントで作ると同じ紙にサインをするが、子供を連れていちゃダメと言う。２Mくらい離れたところにYを待たせ、サインをして戻ると（ほんの２・３秒）、子供を一人にしちゃいけないと言われる。横のつれあいがちゃんとYの方を見ていたのに。どうしろと言うのか？メンバーズカードを作るためにベビーシッターでも雇えと言うのか？たった、２・３秒のサインのために？マンダレイは、カードを作るときは子供がいても何も言わなかった。カジノでプレイしているわけじゃないんだから、大目に見たっていいと思う。本当に融通がきかない。
つれあいは早速カジノへ行き、１日の予算をきっちり使い切ったようだ。

朝、9:30起床。（実は早朝起きて、カジノに行って１時間くらいプレーして、寝た）午前中のプールに懲りたので、今日は午前中お出かけにした。ギャンブラーズゼネラルストアに行き、お土産用の使用済みトランプをまとめ買い。Yがウロウロしていると100万ドルのTIP（カジノ用のお金）をお店の人がくれる。実は去年来た時も、お土産にTIPをもらっていた。「おー、お金持ちだねー」と言うと「他の色もほしい」と言い出し、一通りの色を買ったら10枚、1枚c42なので安いものだが・・・。

11:30、parisへ行き、バフェへ。いつも行列と聞いていたがまったく列はなく、11:30までの朝食料金で入場できた。Yは年齢も聞かれず、「Two person?」と聞かれたので、「Yes」と答える。中は雰囲気があって素敵だ。料理もフランス料理がメイン。クレープスタンドがあり、具を指定して作ってもらえる。目移りしながら食べる。店員さんの数は少なく飲み物を頼むのが大変。

食後、おとなりの新規開業のアラジンへ遊びに行く。アラジンにはデザートパッセージという中東のバザール風のショッピングセンターが出来ている。天井が空のように描いてあり、フォーラムショップスに似ているが、建物の感じが中近東っぽく、30分に1回雨が降る池もある。らくだも（ぬいぐるみだが）歩いてくる。一回りしている途中に、歩くT-REXを発見。オモチャ屋で売っているものを店主がコントローラーで動かしている。鳴くしリアルな動きをする。体長は30cmくらい。つれあいが気に入り買う。（約$45）

ホテルに戻り、Yがショーで寝ないように、昼寝。16:30ごろ起きだしプールへ。全部のプールがひなたになっているが、今度は気温自体が低めになってきたので、寒めだ。また、ジャグジーで温まりながらプールに入る。波のプールは冷たいが、今日は流れるプールも少し温水だ。1Hほど遊んで、部屋へ戻り、昨日と同じ服を着てランスバートンのショーへ。ホテル内だと楽だ。

ショーは映画館風の座席配置で段差が十分なため、チビの私でも見えないということはない。ジークフリート＆ロイと比べると、手品という言い方が似合うショーだが、車が消えたりというイリュージョンもある。私はこちらの方が好きだ。あちらは舞台の仕掛けに頼りすぎに見える。途中子供に手品を手伝わせたり、一緒に車に乗せて消えたりと子供にもフレンドリーだ。子供２人がプレゼントをもらい一緒に写真を撮ってもらえる。その写真は、ショーの前に過去の分が次々写され、「何だろう？」と思っていた写真だった。自分の回の写真は、ショーの後すぐスクリーンに出る。車に乗って消えたのは、From Japan RENくんと出た。金髪だったので、日本人だとは思わなかった。夕食は、ホテル内のフードコートで。Yはマックでキラキラ光るネックレスを買う。

ディズニーランドで買ったミッキー風船は元気一杯。まったくしぼむ気配を見せない。

朝9:30起床。私は6:30に起きてカジノで遊んだ。ルーレットで楽しく過ごす。台湾人の学生はずっと黒に賭け、黒ばかり出すディーラーだったのですごいChipの山になっていたが、ディーラーが交代・さらに交代となった後、何回かであっという間になくなってしまいびっくり。15分ほど一緒になった日本人男性は$5でバラバラとインサイド（ひとつひとつの数字）に賭けていて毎回ちゃんと当たっていた。すごい。サッと引き上げて行ってしまったが、あとでスポーツブックで会う。$200もうかったと言っていた。今日帰るそうだ。白人のおじいさんは賭ける数字がいつも同じ５ヶ所だったが、もうやめるとチップを交換している時に、なんとおじいさんのいつも賭けている数字が出た。運がないなあ・・・。ちょっと損をしたが、楽しかったのでディーラーにTIPを渡して席を立つ。メガバックスで大当たりを目指そうとしたら、人が座っていてダメだった。

10:00ベルツアウトレットへ。すぐ朝食を食べる。のんびり買い物。リーボックで3人とも靴を購入。子供服なども見たが、値段がそんなに安くないので購入はしなかった。Yは、ここでカルーセル（$1）に乗ってゴキゲン。

午後、ウォルマートに移動。子供用の粘土が驚くほど安いのでYのいとこ達にお土産に購入。クレヨン20色で約$1、バケツ入りレゴブロックが約$10など本当に安い。

14:00ホテルに戻りプールへ。この時間帯が一番プールに適しているようだ。外は暑いし、日当たりも良くなってきている。夕方プールを出て、リオスイートの無料ショーを見に行くことにする。時間まで荷造り。T-REXは箱が大きすぎて入らない。つれあいが、壊れるといやだ、と言い機内持ちこみにすることに。

夕食と無料ショーを兼ねて、サーカスサーカスへ移動。ここのステーキハウスはおいしいとガイドブックに書いてある。到着すると、ちょうど、無料ショー（曲芸）をやっていて見る。ステーキハウスに行くと、なんだか高級そう。つれあいは、ビーチサンダルだ。まずそう・・・。受け付けの人は「次の空きは21:00です。」と言う。げげ、2時間後？あきらめる。とりあえず、20分後の次のショーを見ることにして正面の席に陣取る。寒い。冷房が直撃。長袖を着ていても震える。ショーは空中ブランコ。目の前で飛び移るとすごい迫力だ。これは見てよかった。

つれあいは「ステーキ！」と騒いでいるが、私はステーキの気分ではないため、ＭＧＭのレインフォレストカフェに移動することにした。ＭＧＭでライオンを見て食事をして、トラムでバリーズまで行って向かい側のベラッジオの噴水ショーを見るつもりだ。徒歩圏なので、モンテカルロに車を入れ、歩いてMGMへ。レインフォレストカフェに20:30着。あまり待たずに入れる。私はYも食べられるようにスパゲティにする。今回は雷や雨もそれほど怖がらなかった。

食後、トラム乗り場に行くと、20分も来なくて、22時のショーに間に合わなくなってしまった。バリーズ内を走って行ったが、もう終わる寸前。Yが噴水のショー、噴水のショーとうるさく言うほど楽しみにしていたので、30分待って次のを見ることにした。のんびりしていると、突然始まる。なんと15分間隔だったようだ。（よく変わるし、予定表がないのでわからないのだ）曲はコーラスライン。夜の噴水ショーは本当にきれい。曲によって動きが違う。

徒歩でホテルに帰る。ベラッジオのアーケード入り口には、18歳未満入場者をチェックする人がいるので、ベラッジオ−モンテカルロ間のトラムには乗れない。私のみ、モンテカルロ向かい側の24Hスーパーのウォルグリーンに寄り、お土産のチョコなどを購入。生鮮食料品以外のたいていのものがある。食品もヨーグルト、牛乳、パン、サンドイッチくらいは売っている。（紙オムツ、水泳用紙オムツもあった）私が戻るとつれあいは早速最後のカジノへ。私は荷造りだ。ギュウギュウにつめてなんとかスーツケースとスポーツバッグに収める。ミッキーの風船は元気一杯なのでこのまま持っていってみることにした。T-REX、長傘など機内持ちこみも多い。つれあいが帰ってくるが、疲れてカジノに行く気力はない。今朝とても楽しんだからいいか、と思い、寝る。

朝4:00起き。昨日は荷造りのため24:00過ぎまで起きていたのでほとんど寝ていない。 つれあいがスーツケースとスポーツバックを運び。次にYを抱いて車へ。その間にチェックアウト。電話$1×２で$2がクレジットカードに請求されるらしい。

レンタカーを返却して、空港へ。ユナイテッドのカウンター前に並ぶ。つれあいはおねむのYを抱っこして椅子に座っているので、私は預けるスーツケースとスポーツバッグを抱え、大変。呼ばれたカウンターがまた遠かった・・・。スーツケースはスルーで成田まで行ってくれるらしい。ありがたい。飛行機のチェックインも国内国際線ともやってくれる。最後に、改まった態度で、お兄さんが何か質問してくる。単語をいくつか聞き取って、「ああ！」と思い出す。去年も国内線の移動の時に聞かれたっけ。「他人の荷物を預かりましたか？」「危険物を持っていますか？」だろう。「No」と答える。「No?」荷物を指して「Your buggage?」「Yes」「OK！Have a nice day！」去年、ナショナル航空ではとうとう理解できず、日本語の紙が出てきて答えたが、ちょっとは進歩したようだ。搭乗券がきた。もうバリクブラジルの方の席まで決まってしまった・・・。
元気いっぱいのミッキーの風船はなんのお咎めもなく無事飛行機に持ち込む。みんなに見られて恥ずかしいが・・・。

時間通り7:00にロサンゼルスに到着。ターミナル循環バスが到着するのが到着階なので、つれあいはターミナルが違う、と言って外に出かかる。「上に上がると、明るいんだよ、きっと」と私が言っても「ええー？」と不満気。無理やりエレベータで上に上がると、ちゃんと出発フロアらしい航空会社のカウンターがあり「ほらっ、私の言ったとおり！」と威張る。もうチェックインの必要もないため、出発まで自由時間だ。 10:05発予定だったのが10:50発に変更されていた。なんと４時間もあるではないか！とりあえず２F（３F？）のフードコートでマックの朝食セットを食べる。その後、目の覚めたYを連れて１Fのお店を見て歩く。だんだんお店が開いてきて、おにぎり、ラーメン、お寿司まで、売りはじめる。シナボンが食べたかったのに、売っていないようだ。Yはジェリービーンズを見つけねだる。良い子にするならと言う約束で買う。なんと$10もした！高すぎるぞ。
１時間前くらいに搭乗ゲートへ。なんと持ち込もうとしたT-REXがセキュリティチェックで引っかかり、中身をあけて調べ始める。ただのリモコンのおもちゃだって。風船もごめんね、とYに言いながら空気が抜かれてしまった。結局、T-REXは持ち込み不可と言われ、カウンターへ行けと言われる。理由はリモコン製品だからと聞こえた。「ええー？」こういうパターンは初めてだ。カウンターに急ぐ。人がいなくてしばらく待つ。来ない。あと40分くらいになりあせる。ベルがあったので押してみる。出てきた。 カウンター職員はつれあいの顔とT-REXを見て「フッ」と鼻で笑う。つれあいが事情を言うと、「これが駄目だって？」と呆れ顔だ。奥から一人若者を呼び、一緒に行くように指示する。この紙を書いたか？と言われ、連絡先などを書く紙を2枚渡され、同じ内容を2枚に書く。T-REXを職員がかかえ一緒にセキュリティへ。無事通過。搭乗口まで行くと、T-REXは戻ってきた。２枚の紙は搭乗時に回収される。みんなロサンゼルスからの人は持っているが、家のような乗り継ぎの人は持っていないので、入り口で渡され書かされる。列がつかえるので「なんで書いてないのお？」と文句を言っている人がいる。仕方ないよ、乗り継ぎの人は渡されてないんだから・・・。

Yは機内で、折り紙、ぬりえ、アンパンマンのシールでせっせと遊んでいる。飛行機の中は行きもそうだったが、帰りもビジネスクラスあたりで赤ちゃんが泣きつづけている。いやだろうなあ・・・近くの人。ずっとだからなあ・・・。
11.5時間かけて14:30ごろ成田に到着。成田は雨。シドニーオリンピックの閉会式前日のせいかすごい混雑。カートだと前に進めないくらいだ。渋滞に巻き込まれ19:00やっと自宅に到着。明日が休みなので洗濯と片付けは明日にしよう・・・。