ATSUMIの子連れ旅行記 2002年 バリ島編

2002年5月に、5歳の娘と2人の母子旅でバリ島へ行く計画を立てました。
2001年6月〜2002年5月の間有効の5日間のリフレッシュ休暇を会社からもらい、予定では2月のオーランドで消化するはずでしたが旅行中止。分割取得は不可なので、2月に行ったサイパンに使うのは、2日しか休んでいないので、もったいない。ということで、無効になるギリギリの5月に取得することにしました。こんな時期外れにツレが1週間も休めるはずがないため、今回は最初から母子旅の予定。行き先は、白夜の北欧(高くて断念)、オーストラリア(冬になりつつあるので断念)、いろいろ夢は膨らみましたが、親子とも行ったことがない「バリ島」に決定。
調べれば調べるほど、奥が深いですね、バリ島・・・。いろいろと悩みながら計画を立てました。

今回は写真を多く載せるため、解像度を思いっきり低くしています。雰囲気が伝わればいい程度に思っていますので、写真は美しくありませんが、ご了承ください。

(予約と準備)ツアーか個人旅行か?

1日目 ガルーダインドネシア航空でバリ島へ

2日目 ジンバランカフェとクタへ

3日目 ケラミックジェンガラとマタハリへ

4日目 アラムインダへ移動&ケチャダンスへ

5日目 アラムジワへ移動&ジェゴクへ

6日目 ジェラティック&ティルタサリへ

7・8日目 帰国日

リンク

費用は

 

(予約と準備)ツアーか個人手配か?

初めの計画では、クタのハードロックかブノアのグランドミラージュ宿泊の6日間ツアー+1延泊の7日間を考えた。これでツアーか個人手配かを比べると、ほぼ同額。
初めての国だし、また、色々トラブルもありそうな所なので、当初はツアーにしようと思いました。
この内容の5月下旬のツアーでは、日本旅行のBestが一番安く、ガルーダインドネシア航空利用で、延泊とレイトチェックアウト付きとして、ハードロックで大人\81,800/子供\71,800、グランドミラージュで大人\82,800/子供\72,800。+17,000でボロブドゥール1日観光がつけられて(普通は3万近い)、この点もお得だ。「ボロブドゥールも行っちゃおうかなあ」と希望が膨らむ。個人手配では、ハードロックの方がホテル代が高めなので、ホテルの値段だけ考えるとお得感はハードロック利用の方が高い。
ツアーを探していて、意外と高いなと思ったのがHIS。大人の値段も高めだし、大人1人・子供1人の場合、子供割引がないので、合計するとさらに高くなる。ホテル名の決まっていない格安ツアーは安いのだが、ホテル指定ではあまり安くないと感じた。
2002年4月発表の料金では、Best(日本旅行)やHoliday(近ツリ)など大手のツアーは、同行の大人の人数に関係なく、子供割引があったので、母子2人または父子2人旅の場合は、チェックしてみるとよいと思う。
バリ島ツアーは、いわゆる高いツアーでも基本は完全フリーで、オプションとして観光を追加していくタイプが多い。やはりバリ島は、リピーターが多く、それを意識したツアーになっているようだ。旅行者側としてはとても良い傾向だと思う。
しかし、ツアーで追加してつける観光は高めだ。Bali ToursやBALI HEATさんの1日日本語ガイド付きタクシーチャーターの方が好きな場所へ行けるし安い。 BALI HEATさんのHPには、たくさんのプランが出ているてとても参考になる。
日本旅行(Best)のハードロック6日間+延泊1日で、ボロブドール遺跡観光をつけよう、といったん決めた。そして、ツアーを割引(3〜5%引き)で予約できる所をいくつか調べ、「Bestでも割引になりますか?」と問い合わせをする。3%の割引でも、15万のツアー代が4500円引になるから結構大きい。ツアーの割引は、JAFや生協や一部のクレジットカード会社などでやっている。私は旅行会社のエアーリンクへ問い合わせた。「ツアーによって割引できるか変わる」とのことで、ツアー名を知らせる。
返事を待つ間、パンフの写真を眺めたり、ガイドブックを読んでいるうちに、「ウブドにも滞在したいなあ・・・」と思い始める。ツアーパンフでチェディのプールを見て、「ああ、こんなところでのんびりしたいなあ・・・」と思ったのが事の発端。ウブド2泊+クタまたはヌサドゥア2泊(6日間)というツアーもあるが、なぜか(ウブドで高級ホテルに泊まるせい?)お値段が高くなる。
例えば、AVAのニッコーバリ5日間\86,800+延泊\9,000=6日間\95,800に対し、ニッコー2泊+マヤウブドゥ2泊の6日間ツアーは\116,800。
ウブドには、ツアーで使うような客室の多い中級ホテルが少ないせいか、大手のツアーでは、ウブドというと、高級ホテル路線になり、高くなるようだ。 ABroadを見ると、バリやビーチ専門の旅行会社で、中級のペルティウィを利用する、6日間7万円台からのビーチ+ウブドツアーがあるようだが、延泊料がやはり高い。今回は、ウブドに行くなら、個人手配のほうがお得かな?と思い始め、ツアーはやめて個人手配にして検討開始する。(結局エアーリンクから、Bestが3%引きになるかの回答はなかった)


まず、航空会社選び。
デンバサール往復の安い航空会社は、大抵、シンガポール航空。この場合、シンガポール乗り継ぎになる。激安のものの中には、シンガポール深夜着の便限定のチケットもあり、この場合は翌朝のデンバサール行きまでホテル泊(または空港で待つ?)が必要。子連れにはきついしホテル代を考えると割高。便限定でないチケットもあるが、少し高くなる。
私が探した時に安かったのは、珍しく、キャセイパシフィックだった。キャセイは機材もB777で新しい。CASで\48,800(子供料金なし)。こちらは香港乗り継ぎでストップオーバーも可能とのこと。私は、香港がとても好きなので、強く惹かれた。ちなみに、アメリカン航空へマイレージ加算できないSクラス。
遠いデンバサールに行くことを考えると、所要時間の短いガルーダとJALは楽だ。JALはレディース悟空が火曜日出発で\59,000。子供料金なし。4月下旬から成田−デンバサール間にダイレクト便が飛ぶようなので、この値段なら検討の価値がある。マイルは正規割引運賃なので、アメリカン航空・JALどちらへ加算するとしても70%加算。
ガルーダはCASで\57,800。しかし、子供料金があって、75%の\42,800とのこと。2人分で、キャセイから\3,000高。しかし、マイレージがノースウェストに100%加算できる。バリ島までの往復7000マイルの価値と片道7.5時間のダイレクト便に乗れるメリットから、ガルーダインドネシア航空に決定。 いろいろな旅行会社に問い合わせたが、大人1名、子供1名でCASが一番安かったのでCASに予約を依頼した。
ガルーダのタイムテーブルは、「行きはよいよい帰りは怖い」で、復路はジャカルタに寄る。
(往路)GA881 11:00成田発 17:10デンバサール着
(復路)GA880 21:50デンバサール発 09:00成田着
このタイムテーブルを考えるとキャセイで、香港乗継ではあっても、約4時間×2で昼間移動するほうが子連れには楽かもしれない???
ちなみに、2002年5月のJAL(往復ともダイレクト便)のタイムテーブルは
(往路)JL729 16:20成田発 22:20デンバサール着
(復路)JL720 23:50デンバサール発 07:40成田着
となっていて、やはりノンストップは早くていいなあ・・・という感じ。予算のある方はこちらが良さそう。往路の到着の遅さと復路の出発の遅さは気になるが・・・。
5月に入り、CASのHPを見ると、ガルーダの航空券が3000円も安い\54,800になっていた(涙)。こればかりは仕方ない。
次は、ホテル選び。
チェディのプールの写真から、すっかりウブド熱にかかった私だが、 、よく考えるとチェディのプールに浮き輪を浮かべて子供が遊んでいる図というのはちょっと・・・、と思う。 自分が新婚旅行で行っているカップルだったら、静かに過ごしたいだろうから、興ざめだ。チェディは自粛。
バリ島を専門に扱う旅行会社のHPを見ると、プール付きヴィラが意外と安いことを発見。こちらなら、プールで騒いでもOKかな?
コマネカ・スイート、ワカ・バロン、ビラ・セマナなどが予算内。中心部から遠いホテルの場合は送迎をホテルがやってくれるところも多いようなので、何とかなりそう。しかし、調査中、「乾季のウブドは朝夕長袖シャツでいいくらい肌寒い」「あるホテルでプールが深かった。チビの人は大人でも立つのがやっと」という情報をキャッチ。すると、プール付きヴィラはもったいない?Yは「足が全然つかないプールはいや」と言う。また、そんな話(「プール付きヴィラに泊まろうか?」)をしていたら、ツレの機嫌が最悪に・・・。プール付きヴィラは自粛。
ウブドでは、「舞踊鑑賞・絵画を見たい・ホタルが見たい」が目的なので、中心部の気軽にお出かけできるホテルを探す。ウブドは、中心部で中級・高級ホテルというのは意外と少ない。高級(超高級も)ホテルは郊外の渓谷沿いばかりだ。メイン通りの一つ、ジャランモンキーフォレストにある、ペルティウィリゾート&スパ、ウブド・ビレッジ、ヴィラ・チェンパカ、少々高めでコマネカ・リゾート、ワカバロン。少し離れるがカキアン、ココカン、アグン・ラカあたりを候補とする。各ホテルのプールの写真を探し、日差しの具合や広さを見る。ウブドでは、子供プールは望めないが、浅い部分があるという情報を得たペルティウィがいいかなと思う。値段も6千円前後。
それから、いろいろ調査して、アラム・インダとアラム・ジワというカフェ・ワヤンという有名なレストラン(?)の経営者のワヤンさんが経営しているプチホテルの評判がとてもいいことを知る。朝食がおいしい・部屋が素敵などなど。旅先で、朝ごはんがおいしいと1日気分がよい私としては、見逃せない。アラム・インダは、モンキーフォレストから田舎側へ2・300Mくらいの渓谷沿いにあり、眺めがよさそう。アラム・ジワは、アラム・インダから15分ほどさらに歩くようだ。少し不便だが、好きな時にウブド内無料送迎があるらしい。人気でなかなか予約が取れないということだが(しかも私は1ヶ月前)、思い切ってメールで、アラム・ジワの室料と空き状況を問い合わせてみる。すぐ返事があり、予定の3日間はだめだが、2日なら空きがあるという返事が来た。しかも、デラックス($85+15%tax)だ。喜んで、2泊を予約したいというメールを送る。すぐにメールで返事がきて、ギャランティのためクレジットカード番号を教えてと言われる。これはFAXでもOK。国際FAXは高くつくので、私はEメールで番号を何度かに分けて知らせた。前もって宿泊料をカードにチャージするわけではなく、キャンセル料のためらしい。アラム・ジワの2泊が確定したが、ウブドで1日宿無しなので、アラム・インダの空きをたずねてみた。すると、デラックスバレービュー($65+15%tax)があるという。すぐに1泊予約をお願いする。こちらは部屋の名前がMawar roomとのこと。掲示板を見ても評判のよい部屋だ。これでウブドの3泊の宿、決定。
今回は見合わせたが、環境重視の渓谷沿いで、中級を探すなら、アユン川沿いの「チヤハヤデワタ」のデラックスあたりだろうか(デラックスだと部屋からの眺めも良いそうだ)。なんせ、アマンダリとクプクプバロンという超高級ホテルにはさまれた立地。眺めは超一流。
町中のホテルに泊まり気軽に外出したいなら、安い順に、ペルティウィ、ウブドビレッジ、コマネカあたりだろうか。ペルティウィはホテル内の写真を見てもなかなか風情があって、プールも2つあり子供用の浅いところもあるそうだ。

残り3泊は、ヌサドゥア・ブノアかクタのホテルを検討。
初めはクタのハードロック、マンディラ・コテージ、アラムクルクルあたりを検討していたが、「物売りを無視していたら「シカトするな!ケチ」と言われ、腹が立った」という体験談を読んで、クタはやめよう、と思う。しつこい物売りは我慢できると思うが、こんな口汚いことまで、度々言われるのはイヤだな、と思ったのだ。クタには行こうと思うが、滞在はヌサドゥア&ブノアで探すことにする。
Yは「ジャグジーがあるところがいいな」と言っている(最近、ちょっと生意気)。予算内でジャグジーがあることが確認できたのはアストン。新しいホテルだし、まあいいか、ということでホテルは決定。
アストンはスイート以外は、デラックスガーデンビュー(GV)とデラックスオーシャンビュー(OV)しかない。せっかくだから、オーシャンビューと思っていたが、他の人の旅行記のオーシャンビューの写真を見たら、「・・・・?」。木の間から申し訳程度の海、と言う感じだ。一方、ガーデンビューは工事を朝8:00から夜は10:00までやっていて窓も開けられないし昼寝もできなかったという2001/12月の体験談があった。迷う。値段は、アストンのHPでGV$73/OV$84、GekkoがGV$72/OV$85、BariToursはパッケージでレイトチェックアウト付きの3泊が、GV$225/OV$255、JHCのクーポンはGV\11,100/OV\12,800
今回は、ウブドへ移動するので、レイトチェックアウトも不要だし、送迎が無くても空港からRp40,000(\500)くらいでタクシーがあるようなので、予約方法の簡易さとドル→円の単純な為替計算でカード払いできることから、アストンのパシフィックリゾートへ予約する。気になったので、予約前に工事のことをメールで問い合わせると現地に確認して返事とのこと。返事を待っていたら出発2週間前になったので電話をして尋ねると、まだ現地から返事が来ていないようだったがすぐに現地へ確認してくれて、「工事はアストンではなく隣のホテルの工事だった。今はやっていない」という答え。インターネットレートの$73が適用になるのは、メールかHPからの予約とのことなので、すぐにガーデンビューで予約依頼のメールを送った。念のため、「空港送迎も検討したいので値段を教えてください」と最後に記入しておいた。(オーシャンビューとの差額、たった1泊$11をケチってしまった・・・)
メールを送った翌営業日に電話があり(もう2週間前なので電話をしました、とのこと)、予約できたとのこと、電話でカード番号を伝えて手続き完了。「空港からの送迎も手配しました」と言うので「おいくらですか?」とたずねると、「無料です。」とのこと。これはラッキー。帰りの日にちがチェックアウト日と違うので、係りの人から質問される。「帰りは、ウブドに移動するので不要です」と答える。 出発10日前にしてホテルが全部確定。
後日、ホテルから空港までだけでも送迎してもらおうか?(空港からは値段確定の空港タクシーが使えるし)と思って問い合わせたら、「飛行機の便名がないとこちらからの予約は不可なので現地で交渉してみてください」と言われた。いっそのこと、車をチャーターして周辺を観光しながらホテルを移動しようか?など考えをめぐらす。ということで、ブノア−ウブド間の移動手段は未定。
ブノア&ヌサドウアのホテルでは、予算が許せば、グランドハイアットかな。プールも流れるプールがあったりして多様だし、(行くかどうかは別として)ディナーショーも毎日あるし、DFSに歩いて行けるし、とても便利そうだ、と思った。(最安でガーデンビュー\17,000くらい)
ホテルのみ予約の値段では、GekkoさんとBali Toursさんが安かったかな。手続き面が簡単なので、Gekkoさんの方が使いやすいかもしれない。
ツアーか個人手配かの結論は、1つのホテルに滞在する6・7日間なら、ほぼ同額なので、好みで決めてよいと思う。(送迎の心配もないし、私ならツアーかな・・・)
8日間以上の場合は、延泊料が割高なので個人手配のほうが安くなる。ただし、最初から9日間、16日間で設定してあるツアーは延泊扱いではないので、個人手配より安い。
ちなみにツアーの場合、空港使用料や航空保険料が別途のことが多いので、 個人手配と値段をシビアに比較する場合は注意。
とにかく安くあげたいなら、個人手配で1泊めのみ予約して行って、2日目からロスメン滞在。ロスメンはバリの民宿で1泊千円くらいから。ただし設備や安全面は目で見て要確認なので、「おなじみの宿」がない人は現地で決めることになる。今夜の宿が決まっていないと不安という人には向かないし、短期旅行では宿を探す時間ももったいない(子連れで一からの宿探しは大変そう・・・・)。バリに慣れたら、ロスメン長期滞在なんていう旅もしてみたいと思う。
次は現地ツアー等の検討。
ジンバラン・カフェはぜひ行ってみたいが帰りの足が心配だなあ、と思っていたら、旅行会社のBALI HEATさんの体験談コーナーに送迎付きのカフェの話があり、「どこですか?」とメールで質問したら、日本語OKで送迎無料のカフェのHP2つほど教えてくれた。お客でもないのに、返事が来たことに、とてもびっくりした。というのも、バリの旅行会社はホテルの料金の問い合わせをしても返事が来ないことも多いからだ。督促すればやっと返事が来たりする。人手不足や通信環境が悪い等、事情はあるようだが、バリの旅行会社はそんなもんだと調べるうちに思い込んでいたので、BALI HEATさんは対応がよいと感じた。
結局、これらの日本語OKで送迎無料のカフェは他よりやや高いという評判で(日本語OKというと大抵高めなのは仕方ないだろう)、帰りの足については近くにホテルもあるし何とかなるだろう、それに夕日が名物なのだから天気が良い日を選んで行きたいなあ、ということで前もって申し込むのはやめた。リピーターの人に評判がよい店は、ラーマヤナ(RAMAYANA)、ローマ(ROMA)というカフェのようだ。ちなみに教えてくれた2店は
リアカフェ クタ&レギャン、スミニャック、サヌール、ヌサドゥア、ジンバラン地域は無料送迎/現地電話:081-2397-6007
サザンスターズカフェ クタ、ヌサドゥア、ジンバラン地域は無料送迎(要予約)/現地電話:081-6472-3924

唯一出発前に申し込んだのは、「ジェゴク」のツアー。ちょうどウブド滞在中にヌガラまで行くツアーがあり、当日12時まで申し込み可能だったが、現地ではめんどくさくなってパスしてしまいそうだったので、出発前に申し込むことにした。JISAツアーさんに直接申し込むことも出来たが、丁寧なお返事に感謝していたのでBALI HEATさんを通して申し込んだ。値段はどちらに申し込んでも一緒で大人$35/子供5歳〜12歳半額。ツアー込みの食事が辛かったという体験談を読んだので、子供の分を「辛くない味付け」にできるか聞いてみたが、リクエストは不可。でも外人向けなので子供でも大丈夫だと思うとの回答だった。念のため、パンでも持っていって自衛することにする。ついでに、BALI HEATさんの無料のトラベルサポートサービスも申し込む。急に病気になったときの通訳の心配はコレで無くなった???
さて、準備も終盤、持ち物です。
今回、初バリなので、いろいろ準備しました。 日焼け止め・特に私は虫刺されしやすいので、虫除けスプレー・携帯用蚊取り器(電池式のやつ)・蚊取り線香・お腹をこわしたときに水に入れて吸収を良くする粉末(スポーツドリンク?)・緑茶の粉末(殺菌効果狙い)・ふりかけ(子供の食欲増進用)・以前小児科でもらった解熱剤はアセトアミノフェン系であることをクスリのHPで確認(万一、デング熱の発熱だった場合、バファリンなどは悪化させるため)、正露丸より効くと言われるワカ末、停電の備えで小さい懐中電灯など、いつもの私とは別人のよう・・・???
お金は、ウブドでの宿泊費・ジェゴクツアー等ドル建て表示のところへ支払う分プラスアルファを米ドルで持参することにした。 小遣いや食事代は日本円を持って行って、ルピアに両替して支払うつもりだ。思いがけない買い物や盗難・紛失の備え(キャッシングできるので)としてクレジットカードを数枚持参するが、レートが悪くなったり手数料がかかる(日本ではお店が持っている手数料3%程度をお客が払うらしい)のは損なので、あまり使わないだろうな、と思う。

 

 

 

1日目 ガルーダインドネシア航空でバリ島へ

成田発11:00のGA881に乗るために、早朝Yを起こすと、パッと飛び起きて「バリ島だ〜」と言っている。朝食は電車の中でということで着替えて出発。前日、「自力で行ってよね」と言っていたツレが起きてきて駅まで送ってくれた。
予定よりずっと早い電車に乗れてしまい、日暮里駅で「一番早く空港につく電車」と言うと、特急になってスカイライナーとの差額が儲かってしまった。
ガルーダは第2ターミナル。出発の2時間半前にカウンターに行って航空券を受け取る。チェックインは2時間前からだそうだ。その間に、30,000円を米ドルに両替($1=\128.85)。
2時間前になり、チェックインが始まったので、早速手続き。イスの並びを聞くと、2-5-2だそうで、窓際の2席の禁煙席でお願いする。マイレージをNWワールドパークスに加算するため、カードを出すが、一応入力した後、「事後加算になります」と言われた。これは旅行会社へマイレージの会員番号を伝えたときにも「後で手続きがいるそうです」と言われていたのでやっぱりそうか、と思う。
時間つぶしに、出国後のエリアにある「Yahoo!cafe」に行くことにした。無料でインターネットが出来る便利な場所がオープンしてうれしい。入り口でパスポートを見せるだけ。私はノートパソコンのポインティングデバイスが嫌いなので(マウス派)、操作していると手が痛くなる。1時間ほど、メールを出したり、バリ島の情報を調べたりしていると、Yが「遊ぶところ行く」と言い出したので、シャトルに乗ってプレイルームへ。誰もいないので、Yは滑り台で遊んでいる。搭乗が始まった頃、トイレを済ませてゲートへ移動。飛行機の入り口に新聞が置いてあって好きなのを取るようになっていた。遅れると評判のガルーダだが、定刻11:00にゲートを離れ、11:25離陸。
乗るとすぐに、Yにレゴブロックの飛行機バージョンが配られる。食事は、大人の食事を配る前に、チャイルドミールがバリらしい絵の書いてある紙箱で配られた。中身はハンバーグ、エビグラタン、タマゴサラダ、プリン、ウサギの形のチョコレートパン。なぜか最初にもらったのと同じレゴが入っていて、2つめget。あまり機内食を食べないYだが、珍しくグラタンをモリモリ食べている。大人の食事は「うなぎ」と聞いていたが、ビーフかチキンかになっていた。チキンを選ぶ。普通。
食事が終わると、入国書類と税関書類が配られた。機内誌に日本語で書き方が出ているので便利だ。 入国審査を機内でやってくれるというのは初体験。渡すとポンポンとハンコが押されて、出国用の紙と返されてくる。スタンプの日付を過去の日付にして不法滞在だというイチャモンをつけるというのを聞いたことがあったので、念のため、スタンプの日付を確認したが、問題なし。 税関申告書類に「携帯電話を持っているか」という質問があったので、Yesにチェックした。
飛行機のトイレは、ロックしたら中が明るくなるのが当然と思っていたが、ロックしても明るさが変わらない。ちゃんとロックされていないのか?と何度もやり直すが、そういうものらしい。他のトイレでも同じだった。
早起きしたので、機内では、私もYも昼寝。映画サービスが始まって暗くなるのでちょうどいい。
着陸前に、軽食サービスがあり、おにぎりかタマゴロールパンかを選ぶ。おにぎりは昆布だった。 食べ終わった頃に、チャイルドミールが来た。忘れていたのかも。ツナサンドとポテトサンド。満腹なのでほとんど手をつけず。
17:10予定だったが、少し遅れの17:38着陸。着陸前、左の窓から、アグン山が青空をバックにとてもきれいに見えた。

到着すると、入国審査のところでパスポートのスタンプだけ見せて通り抜ける。いよいよ、荷物の受け取り。ガイドブックで有名なポーターに注意しなければ、と思って出てくる口のところで荷物を待つ。サーフボードがたくさん出てくる。はるばるバリ島まで、こんなにサーフィンをしに来る人がいるんだ〜、と感心。みんなのんびり自分の荷物をピックアップして出口へ向かっている。有名なボッタクリポーターの姿を見ることはなかった。(ちょっと残念?)
税関で、「携帯電話」を申告しようとしたら、大丈夫というような手振りで出口の方をさす。出て出迎えの人の前を歩いて自分の名前を探す。アストンの人を見つける。「両替をしたい」と行ったら「OK、ここです」と一番出口に近いところに連れて行ってくれる。ここのレートが一番良いと読んだ覚えがある。しかし、レートは、\1=Rp68.00と良くない。ドライバーへのチップ用に千円のみ両替。
車で20分ほどでホテル着。チェックインすると、「キングベッドの空きがないのでオーシャンビューにアップグレードします」と言われる。ラッキーだ。スパの体験マッサージ30分、ウェルカムドリンク、アフタヌーンティー、カクテル1杯の券をくれる。ツアーでよく見かける特典だが、個人でもついているようだ。
部屋は262号室。バスタブが三角形だが大きくてびっくり。シャワーブースが別れている。アメニティは、シャンプー、ローション、バスフォーム、綿棒、歯ブラシ、ソーイングセット、シャワーキャップ。スリッパ、ドライヤー、暗証番号式のセイフティボックス。ミニバーと冷蔵庫はあるが、コーヒーメーカーはない。水が2本、毎日もらえた。蚊取り線香もなし(言えばもらえたかも?)。床はフローリングで裸足で歩いても気持ちよい。
ベランダからはプールが少し見える。窓の外では、ダンスのディナーショーをやっていた。念のため、持参の蚊取り線香をつける。 疲れたので、夕食はルームサービスでピザとコーラを注文。結構おいしい。持ってきた人に、「テリマカシー(ありがとう)」というと「サマサマ〜(どういたしまして)」と言う。このサマサマ〜の言い方が、なんだかとてもホンワカしていて、気に入ってしまった。Yは泡風呂で大喜びして長湯。寝ようと思いシーツをめくると、アリがいっぱい。ティッシュでアリ退治をして、22:30就寝。

 

 

2日目 ジンバランカフェとクタへ

アストンの部屋からの景色 朝、Yと一緒にホテル内を散策。ビーチではゴミ(海草?)を掃除中。黒いカニを発見。細ーい水路には小さなおたまじゃくしがたくさんいる。池には大小の魚。Yはそれぞれ大喜び。
プールと同じ階の朝食のレストランへ。テラス席を希望して座る。テラス席は、最初はよかったが、食事が終わる頃は地獄の暑さになるので懲りた。朝食の内容はバイキングで、コーヒー、紅茶と別に、4種類のジュースや飲み物、サラダ、果物、日替わりのインドネシア料理、数種類のパン、オムレツスタンドがある。この日はフレンチトーストとオムレツを主に食べる。Yは果物とクロワッサンを毎日食べていた。残したパンをもらって部屋へ。
着替えて日焼け止めを塗っていたら、部屋の掃除の人が来る。「あと少し待てよ〜」と思うが、アリのことを言うチャンス!「Many ants on the bed , last night」と、たどたどしい英語で言うと、すぐわかったようで、殺虫剤のスプレーらしきものをベッド回りと壁際のアリが通りそうな場所にシューシュー噴射。「アリは噛むか?」と身振りでたずねると「噛む」とのこと。でも、このスプレーのおかげか、このあと、部屋にアリが出ることは無かった。
アストンの子供プール 掃除の人が帰り、プールへ。なんとY用の浮き輪や腕につけるやつを忘れてきてしまった!とりあえず、子供プールへ行くと余裕の浅さ。大人の方のプールは一部砂が入って、なだらかに深くなるが、一番深い場所は1.7M。大人のプールではほとんどの場所で足が立たず、私も滝のそばには近寄れなかった(浮き輪がないと、足が立たない所へ泳いで子供を連れて行けない・・・)。Y希望のジャグジーはプールの一部からボコボコ泡が出ているだけのもので、「温かくない!」と文句を言うY。しかし、水温が高くそんなに冷えないので、温水ジャグジーでなくても平気だ。プールにはバレーネットとバスケットが設置されていて、プラスチックのカラフルなボールがプカプカ大量に浮いている。
海は、思っていたよりずっときれいだった。魚はあまり見えなかったが。グアムサイパンよりほんの少し下、ワイキキよりは上というところ。でも、ビーチによって違うかもしれませんね。あくまでアストンのビーチの感想です。
アストンのビーチガルーダはリコンファームをしなくてはならない。済ませてしまおうとNICOSのトラベルデスクへ電話をかける。アストンの売店では140UNITが最低のテレホンカードで、Rp75,000。なんと、財布の中身では買えず、フロント横で両替する。レートが\1=Rp65.10なので、またも1,000円だけ。ロビーの公衆電話からかけるが、ずっと話し中。Yのトイレなど行ったり、1時間近くかけ続けるがダメ。疲れて、中断。絵葉書の切手は、1Fの売店横の売り場で切手を買い(郵便定価のRp4,000)、貼ってくれるので、フロントに持っていくと出してくれるシステム。
昼ごはんはプールサイドでメニューを持ち歩いているスタッフに声をかけて、スパゲティナポリターナとツナサラダサンドイッチを頼む。どちらもおいしい。ポテトが山盛り来て、Y「これ、お魚にあげよう!」と紙によける。朝のパンも魚にあげることにした。取りに行きがてら、NICOSにTELするがやはり話し中。イラついて、自力でガルーダに電話するが、機内誌に乗っていた番号が変更になったらしい。他の番号もつながらない。どうなっているんだー!今日はあきあめる。

プールで14:30ごろまで泳ぐ。プールサイドで売っている木彫りの立派なネームプレートが欲しくなったが、「どこに置くんだ」と思い直し、買わないことにした。今日注文すれば、翌々日の朝できるそうだ。入浴して、15:30のギャレリアヌサドゥア(Galleria Nusa Dua)行きの無料シャトルバスに乗る。毎30分発(12時と17時台はなし)で帰りの便は毎15分ギャレリア発。
ギャレリアに行ったのは、ジンバランカフェに行く前に、ホテルよりましなレートで両替したかったから。ギャレリア内で3ヶ所ほど見たが、全部\1=Rp69.00だった。エリア外にあるトラギアショッピングセンターに行ってみたかったが、徒歩20分、シャトルはたまに来るが時間が決まっていないと言われあきらめる。\1=Rp69で\10,000を両替する。店の人が電卓を叩くが、68で打っている。T/Cのレートだ。初めに現金を出しているので分かっているはずだが、「No , This is cash」と言うと、ボードを見て69で打ち直した。単純なうっかりミスか、故意かは不明。お金はしっかり確認。まだ時間が早いのでウロウロとトラギアスーパーやDFSギャレリア内を見る。Yの好きなマニキュアのテスターはなく、がっかりするY。その方が私は恥ずかしくなくて良いが・・・。
タクシーのジンバランまでの料金も、ギャレリアについた時から、ボードをチラチラ見ていたら、奥のバス発着場所でRp40,000、入り口に近くなるとRp30,000くらいだった。トラギアから駐車場側に出て、メータータクシーがいないか見る。青いBali Taxiがいたので、ジンバランまで行きたいと言うと、別のタクシーのそばから運転手がシャシャリ出てきて、バリタクシーの運転手を押しのけて「ジンバランのどこ?」と言う。「ジンバランカフェ、RAMAYANA。」というと「Rp35,000」と言う。交渉してRp25,000になる。しかし、何人か集まって「RAMAYANA・・」ボソボソと話し込んでいる。知らないのか?と不安になったので、「You can't?」と言って、行ってしまいそうになっていたBali Taxiに乗せてもらおうとすると、Bali Taxiの運転手が首をふって応じてくれない。縄張りでもあるのだろうか?相談していた数人が「OK、OK」と乗せてくれた車はタクシーではないただのバン。走り出して「店が分からなかったら他の店でもいいか?」と聞くので、「No!If you don't know RAMAYANA , go to Keraton bali HOTEL」と言う。しばらく走って、何軒かの煙が出る店のそばに到着。「降りて、自分で探せ」と言う。「どこがKeraton?」と聞くと「あれだ」と指したのは何軒かのジンバランカフェの向こう側に見えるホテル。地図と違うようだ。地図ではクラトンバリから右手側のビーチにあるジンバランカフェにRAMAYANAがあるはず。それにしても、最初から探す気のない態度に頭にきて、「あんたが分かると言ったから乗ったのだ。探しもしないで、どういうことだ?」というような文句を言う。すると、白タクは再び走り出す。かなり走って、Keraton Baliのエントランスに着く。もう、言っても仕方ないと思い、約束のRp25,000を払って降りる。ホテルの人にジンバランカフェへの道をたずねる。Keraton Baliに着いてしまえば、目と鼻の先だ。ロビーをまっすぐ突っ切ってコテージの間をまっすぐ進むとビーチに出る。ビーチに出て右手を見ると目指すRAMAYANAやROMAのあるジンバランカフェ群がある。ジンバランカフェは全部で3ヶ所に分かれているので、さっき降ろされそうになった場所は一番空港から遠い場所だったに違いない。RAMAYANAやROMAがあるのは3ヶ所の真ん中にあるところだ。さっき、運転手が指したホテルは、今思うと、おそらくインターコンチネンタル。降りなくて良かった〜。ビーチまで出ずに、掘っ立て小屋のみやげ物屋や両替屋(レートは69でギャレリアと同じだった)の間を通って、RAMAYANAを探す。それぞれの店に看板がかかっているのですぐ分かった。ROMAでもRAMAYANAでも良かったが今回はRAMAYANAにする。 ジンバランカフェRAMAYANAでの食事 入っていくと白い発泡スチロールを開けてすぐロブスターを出してくる。私とYには、大きいので、「It's too big」と言うと「No,Small」と言う。「OK」と言うと計って紙にKg単価と計ったKg数、金額を書いてくれる。エビ6尾とイカを選びコーラを注文。席につく。17時ちょっと過ぎで、まだ浜辺の席はセッティング中だったので、店の中の席に座って、焼いているところを見学したり、波のそばまで行って遊んだりする。セッティングが終わると、「こっち、いいよ」という感じで手招きされたので、一番海側の席に移動することにした。ナンバーを書いた紙を持っていくように言われる。この番号が私たちの伝票と対になっているようだ。料理が来た。失敗。既に味がついている。大人には程良い辛さだが5歳のYには辛かった。ロブスターは表面のタレのところを取り、エビは殻つきなのでむいてやると食べたが、イカは1つ食べて、それ以上食べなかった。おまけの白ご飯、ジャガイモ、サラダ、菜っ葉の炒め物も来た。食べているうちにだんだん夕焼けがきれいになり、写真を取りながら食べる。口の中が辛くなり、水を追加注文。本当はカバンに1つアクアのボトルを持っているが、お店で持ち込みで飲んではまずいと思い購入した。ウェットティッシュも持ってきたが、ちゃんとお手拭用の紙の束がある。ロブスターのボリュームがあったので満腹。一部残す。ジャガイモもおいしかった。白ご飯用のふりかけを忘れてきたのは失敗だった。浜辺ではサッカーや凧揚げをやる地元の子供たちがたくさんいる。犬もウロウロ。Yはおっかなびっくり近寄ったり離れたりして遊んでいる。 ジンバランカフェで見る夕焼け 日が落ちるとトウモロコシ売りが灯りをつけ風情がある。空港に発着する飛行機もよく見える。このときは18時ごろきれいな夕焼けが見えた。バリでは日没時間が年間で30分ほど前後するそうだ。4月は日没が早い時期だそうだ。(日本と逆ですね・・・)
18:30ごろ、真っ暗になる前だったが、Yが「トイレ」と言い出したので会計。Rp168,000(\2,400)だった。バリ島では「おつりがない」とよく言われるので、Rp1,000札をたくさん用意しておくとよいと思う。外出前にホテルで「small change,please」というと快くやってくれた。
クラトンバリまで急いで走って行ってロビー下のトイレへ。間に合った〜。クラトンバリで「クタへ行きたい。いくら?」と聞くと「うちのホテルは全部メータータクシーだから、メーターで払ってください」と言い、タクシーを手招きする。乗って、「Galleria , Kuta」と言うと「Free Transport」と言ってメーターは動かさなかった。タクシーの運転手が「私の紹介で安く物が買える店に行かないか?」と聞いてくる。「ダイレクトでGalleriaに行きたい」と言ったらすんなり引き下がった。着くとGalleriaの人からチケットを渡されカウンターで出すように言われる。ここで帰りの便名を言って買い物カードを作成させられる。パンフによると、どうやらブノアからでもタクシー無料になるようだ。ここは、ヌサドゥアと違ってよく海外で見かけるDFS Galleriaと同じ店がまえだった。Yの好きなマニキュアのテスターもあり、手に塗ってあげる。お土産類が何があるかざっと種類と値段を見て歩く。反対側のカウンターで、Hard Rockまでの無料バスを予約。時間は20:00と言われる。バス(バン)は15分ほど遅れて出発。夜のクタの繁華街 ハードロックメガストアで小さなグラスを1つ買い、すぐ近くのマタハリデパートへ。人通りが多く、危険は感じないが、歩道の高さが日本の2倍くらい高く作られていて、車道との境目が直角に終わっていたり、歩道自体も穴ぼこがあったり、この近辺をベビーカーで歩くのは難しそうに感じた。Yも「よいしょ」という感じで歩道に上がる。マタハリデパートの3階で子供服を1つ購入。安くてかわいいものがたくさんあったが、品質がどうかわからないので、今回は1つだけにした。1Fのスーパーで、お土産を調達。チョコ、ナシゴレンの素、コーヒーを買う。クプクプブランドのコーヒーは日本語でバリコーヒーの飲み方(コップに入れてお湯を注いで沈むのを待って飲む)が書いてあるのでお土産によいと思った。Rp7,000前後。スパイスも安いので自宅用に少し購入。会計をしてYに「アイス」と言われて買っていると(Rp7,000)、突然電気が消え、シャッターが閉まり始める。21:30閉店らしい。このスーパーのレジの向かいにある両替屋のレートが\1=Rp71.00で、両替したかったのだが、こちらも人がいなくなってしまった。旅行中見た中で、ここが一番良いレートだった。 ハードロックに近いほうの出口から出ると「タクシ?」とみんなが声をかけてくる。「NO、NO」と言って、ハードロック側の道まで歩き、通りかかったBali Taxiを止めて乗り込む。メーターが動いているのを確認。大丈夫そう。アストンまではRp26,000。ジンバランまでの額は妥当な線だったかも・・・と思う。Yはタクシーでウトウト。すぐ就寝。

 

 

3日目 ケラミックジェンガラとマタハリへ

ガイドブックを見て、ケラミックジェンガラ(Keramik Jenggala)へ行ってみたかったので、(夜はやっていないので)朝イチで行こうと思う。
パンケーキとゆで卵をメインに朝ご飯を済ませる。Yは昨日のポテトで魚に餌付けすることを覚え、今日はわざとパンを半分残している。「ママも残して〜」と言うので食パンを半分残す。
9時前、NICOSにTELしてみたが、昨日とは違う音ながら、出ない。営業時間が9:00〜だから当然か。
ベルデスクで明日のウブドまでの移動について情報収集。ホテルからウブドまで、片道Rp175,000、8時間チャーターはRp250,000と言われる。それなら、空港までメータータクシーで行ってもRp30,000、プラス空港タクシーでウブドまでのチケットRp90,000の方が安いなあ・・・と思う。とにかく、今日はケラミックジェンガラだ。地球の歩き方の地図で場所を示して、ここへ行きたいと言い、タクシーを呼んでもらう。「どこの会社がいいか?」と聞かれたので「バリタクシー」と言ったのだが、なぜか違うタクシーが。メータータクシーなのでよしとして、メーターが動いていることを確認。どうやらケラミックジェンガラは知っている様子。しかし、知っていると言って乗せておきながら、乗ってから自分で探せと言い出す昨日の白タクの例もあるので、着くまで安心はできない。 朝なので小さな市場が立っていて、車窓がおもしろい。鳥かごは籐製?でナチュラル感が漂っている。タクシー運転手はアストンのベルデスクの人から聞いたのか、「ウブドへのトランスポートはどうか?」と言ってくる。「いくら?」と聞くと「そちらはいくら出すのか?」と逆に言われる。「メーターだったらいくら?」と聞くと「だいたいRp125,000と20%の割り増し」と言う。20%の割り増しはウブドへの片道の場合のメータータクシーの決まりらしい。合計Rp150,000。スーツケースを持って空港で車を乗り換えるのも面倒だしなあ、と思っていたので「Rp140,000で」と言うとすんなりOKする。タクシー運転手の名刺をもらい、ASTON-UBUD One Way 12:00Dep Rp140,000と書いて約束。しかし、このメーターの言い値はかなり高めだったのが今はわかる。が、この時点では、空港タクシー乗り換えワザでのRp120,000に直行代と思って、+Rp20,000でまあ満足していた。アラム・インダに頼むと$20だし。
ケラミックジェンガラにすんなり到着。Rp22,000「帰りも迎えに来ようか?ここはタクシーがないよ」と言う運転手。「いい。時間がどれくらいかかるか分からない」と言ったがしつこい。「待っている間メーターは?」と聞くと「メーターは乗ったときから。今払った分と同じだけでよい」と言うので「OK」と言って1時間半後に約束。名刺があるので、「早く終わったら電話するから」と言っておく。 お店はバリ島じゃないような立派さで中も整然としたディスプレイ。 同じデザインの色違いがたくさんあるが、やはり緑色のバナナリーフのお皿がいいな、と思い家族で使う分を購入。アロマランプのステキなのに一目ぼれして($8)買うことに。大小のお皿7枚、全部で$60弱、紙袋1つ分買ってしまった。ここのお皿はバリの物価からするととても高いけれど、フォーシーズンズやアマン系ホテルで採用されている品質を考えると安いかな、と思う。お皿は1つ1つガサガサの紙に包んでくれる。支払いにカード(VISA)を出すと読み取りエラー、別の(JCB)を出してもダメ。仕方なくドルキャッシュで支払う。日本人率が高く、支払い中も世間話などする。カードの読み取りエラーは多いとのこと。結構リピーターで買いに来ている人も多いようだ。店の人に聞くとメールオーダーも受けているらしい。壊した時のために、オーダーの仕方を聞く。値段のシールに製品番号とカラーコードが含まれているとのこと。CD-ROMのカタログは$10で売っているそうだ。買い物終了。まだ約束の時間までは20分ほどある。入り口入ってすぐのカウンターに行って、運転手の名刺を出すと「Bali Taxiを呼んだほうがいいと思う」と言ってくれる。帰りのタクシーは手配しなくてもここで呼んでくれるらしい。次回はそうしようと思う。「私もそう思うけど、メータータクシーだから大丈夫だと思う」と言って電話してもらう。するとあと15分後と言われ、結局約束の時間になるようだ。待つ間、親切なカウンターの女性と雑談。「私も○ヶ月の赤ちゃんがいるのよ」「Yちゃんはバリの子みたい」(Yはこの旅行中、何度もバリの子みたいと言われました)等・・・とても楽しい会話だった。
11:00タクシーが来る。約束どおりメーターで、Rp21,700くらいの料金だったが、Rp1,000が無くて探していると、Rp21,000でOKと言う。明日の長距離のお客だからおまけしてくれたようだ。降りてすぐ、「カメラがない!」タクシーに忘れたようだ。最近この手のドジが多い。ベルデスクに名刺を出して「カメラを忘れた」と言うと、すぐ連絡してくれて「チョットマッテ。モッテクル」とのこと。ホッ。ロビーで待つ。10分ほどしてタクシーが来てカメラが戻る。「テリマカシー、バニャ」と言うと「サマサマ〜」と笑顔で去っていった。
小さなおたまじゃくし NICOSに電話。やっとつながる。リコンファームとチャイルドミールを確認してもらう。これでリコンファームは完了。


着替えてプールに出る。昨日の木彫りの店の人が顔を覚えて、ニコニコしている。タオルをもらいにカウンターに行き「スラマッシアン」と挨拶すると「スラマッシアン」の後に「アパカバール?」と言われる。どうやら英語でHow are you?のことらしい。Fine thank youにあたる言葉は、「バイバイ」だと教えてくれる。
アストンのプールサイドのチェアは、数が少なく朝から争奪戦という体験談を読んだが、私が行った時は、昼過ぎでも余裕だった。日向も日陰もあいていて選べるほど。朝食のレストランが混んでいたので、そんなにお客が少ないという感じはなかったが、イスを増やしたりしたのだろうか?
昼食のメニューは、おいしかったので昨日と同じメニューにした。昼食後はプール、池の魚の餌付け、おたまじゃくしすくいをする。おたまじゃくしはすばしこいが、砂場セットの網のやつですくい18匹をビンに捕獲。そのうちほぼカエルに成長しているのが脱走。Yは部屋で飼うと言って持って帰る。「日本には持って行けないからね」と説明しておく。このブノアのおたまじゃくしはウブドでカエルになることだろう・・・。疲れが出てきたので、入浴して夕方から部屋で昼寝。18:30くらいに起き出して、外出。タクシーでクタのGalleriaまで行き、100MほどのところにあるMatahari Mall Bali Galleriaへ行ってみる。クタの中心にあるマタハリデパートとは違い、各店が吹き抜けの回りにあるタイプのショッピングセンターだった。お土産の定番のチョコはこちらのほうが種類が多い。2FのワコールはRp80,000〜と安いが、私のサイズがなかった。残念。ウブドであまり町中に行かない可能性もあるので、両替。\1=Rp69.5。「Rp5,000あるか?」と聞かれ、渡すとRp.700,000をくれた。DFSに戻り、義理でアロマスティックを1セット買い、無料送迎バスの予約。「ASTON、イッパイ、次のバス」と最初言われてビックリするが、少し紙をめくって、10分後、と言われた。ホッ。
夕食は、ホテルのそばの和食店「和の家」へ。隣のBumbu Baliホテルよりもっと先にあり、バイクがたくさん通るので怖い。この辺も、舗装部分が狭く、道路わきは砂利のデコボコ道なので、ベビーカーを押して歩くのはちょっと大変かもしれない。ざるそばとてんぷらそばを注文。メニューは寿司・すき焼き・おにぎり・雑炊まで豊富。日本の味そのままで、おいしかった。Rp130,000。21:00過ぎだったせいか店の客は私たちだけ。店の人がYにニコニコしてくれるが人見知りなので隠れたりしている。ホテルに戻ると、チェックアウトのための計算書が来ていた。なぜか、2日分の昼食の値段が違う。全く同じものを注文したのに?明日聞いてみよう、と思い、荷物をまとめて22時就寝。Yのおでこが熱かったので計ったら36.7度で熱はなかった。しかし、念のため、風邪薬とビタミンCを飲ませて寝かせる。

 

 

4日目 アラムインダへ移動&ケチャダンスへ

今日もぬけるような青空のよい天気。
昨日のこともあるので、朝、Yのおでこを触ってみると、熱い。計ると37.8度。本人は元気いっぱいで朝食もちゃんと食べているが・・・。今日はアストン最終日なので、11時ごろまでプールで過ごして12時チェックアウトと思っていたが、これではプールどころではない。タクシーに早く来てもらい、早めにウブドのホテルへ行って休ませることにした。ベルデスクへ行って事情を話し、名刺で電話してもらう。「10:30、OK」との返事。 私は荷造り、Yはベッドに寝かせる。10:20、フロントでチェックアウト。昼食の値段が違うのは、スパゲティーが1日目Rp35,000なのに2日目はRp39,000となっているせいだった。品物はチェックしたが値段はいちいち覚えていなかったので、チェックしなかった私が悪いな、と思いそのまま支払う。伝票にサインしてしまったのだから、仕方ない。
ベルデスクへ行くと、「タクシーが来られなくなった。違う人が来る」と言う。「え?どうして?」と驚くと、オフィスがどうのこうのとイマイチ分からない。「Rp140,000でウブドに片道のトランスポートの約束だが大丈夫か?」と聞くと、「それは高いと思う」とベルの人が言う。「ム?昨日ここで聞いたらRp175,000と言われたのに?」と思う。そう言っているのは昨日とは違う人だが・・・。電話が鳴り、「名刺の人が来ることになった。10分待って」と言われる。待つ間、ベルの人と雑談。その人はオープンの時からアストンにいるらしい。ウブドで兄弟がレストランをやっているのでよかったら行ってみてと地図に印をつけ自分の名前を書いてくれる。
Alam Indah MAWAR ROOM タクシーが来た。タクシーの中はクーラーで寒いので長袖をYに着せる。悪化したらまずい。 途中、Galleria Kutaのそばを通り過ぎたときに、ふと思い「メーターを動かして」とお願いする。最初は、「Rp140,000の約束だ」と抵抗していたが、「メーターに関係なく払うから」と数分かかって説得。後学のため、メーターでいくらか知りたいと思ったのだ。地図を見て考えていたよりウブドは近く、本当に1時間でモンキーフォレスト通りまで、着いてしまった。道中は木彫りの村マスや竹の飾りペンジョールが見えて楽しかった。メーターはRp45,000くらい。アストンからメーターを動かした所までを多めにRp40,000としても、Rp85,000。20%増しにしてもRp105,000だ。
昨日から地図でアラム・インダ(Alam Indah)の場所をドライバーに知らせてあったのだが、運転手はモンキーフォレスト通りで友人に聞くと言って降りていった。そして、戻ると「予約しているなら、カフェ・ワヤン(Cafe Wayan)がそこだからトランスポートを頼め」と言う。私は乗り換えがいやだからRp140,000を払うことにしてあんたに頼んだのだ、と文句を言って、アラムインダ(Alam Indah)へ行ってもらう。確かにトランスポートは無料だが、すぐ来るとは限らない。
途中、警察が検問をしていて止められる。「Police is business、Money、Money!」と運転手は怒っている。地図で見るとモンキーフォレストの中を通って道があるみたいだが、これは車の通れない道らしく、プラマのバスターミナルの方からぐるりと回ることになるようだ。要所要所に木のおしゃれな看板があるので、難なく到着するが、メーターはRp58,000ほどになっていた。メーター払いだったら、20%の割り増しを含めてRp118,600。遠い場所や場所案内が出ていないホテルだと、結構トントンぐらいかもしれない。勉強になった。今回は快くRp140,000を払う。
Alam Indah プール 車を降りると石段を登ってフロント?になる。下から見ると、木漏れ日が柔らかくさして雰囲気がとても良い。メールでやりとりしたAYUさんが出迎えてくれる。ウェルカムドリンクが出てくる。Yが持っているおたまじゃくしを見てスタッフが笑っている。私たちが泊まるMawarは、1番谷側の1Fで、地下1FがLily、2FがHybiscus。隣は1FがLotus、2FがJepun。Hybiscus、Mawar、JepunはDelux Valley View、Lily、LotusはDelux Garden Viewで同じ$65。見事な装飾の狭い観音開きの扉を開けると、2面の壁が全部窓で風が気持ちよく吹き込んでくる。HPの写真では蚊帳がなさそうだったが、ちゃんとベッドの上に蚊帳が吊ってある。一安心。窓からの谷の眺めは、谷の向こうのライステラスの緑がみごとで見とれてしまう。オシャレな昼寝ベッドが窓際にあり、バスルームもトイレも清潔。 ハンドタオル、タオル、バスタオル、シャンプー、石鹸、フラワーバス用のお花、蚊取り線香はあるが、それ以外の備品はない。トイレットペーパーはあるが、ティッシュは無いのでポケットティッシュが役立った。ランドリーサービスがあり、とても値段が安い。アクアのペットボトルが洗面所に2本置いてある。これは無料。飲んでしまうと、水をフロントで入れてくれて、Rp1,000。
フロントでお昼ご飯を注文して食べた。メニューが少なく感じる。LAKA LEKEだと自分で行くように言われ、デリバリーではないようだ。(予約ならデリバリーしてくれるのかも?)結局、ポテトフライとナシチャンプルと?(忘れた・・・)とコーラをオーダーして61,000。量が多く、残したので、「ブンクス(包む・テイクアウトの意味)」と言って包んでもらう。
食事中に、なにやら取材の日本人5・6名が訪れていた。手に「るるぶハワイ」を持っていたので、るるぶの取材だろうか?(るるぶハワイは見本で見せるため?)
Yの熱を測ると37.3度だったが、2人とも汗だくでシャワーを浴びないと寝られない状態だったので、「少しプールに入ってお昼寝ね」と言い聞かせてプールへ。プールは白人の先客が2組ほどいて、東屋とデッキチェアーでくつろいでいる。プールは子供用の浅いプールと大人用のすごく深いプール(全く足つかず)がある。プールサイドにトイレとシャワーもある。プールでほんの15分ほど過ごして部屋へ。Yに「お昼寝」と言っても、寝つけないようで、絵本など読んでいる。宿泊料に込みの、アフタヌーンティー(オレンジケーキ・バナナケーキとバリティーと紅茶)を部屋に運んでもらう。蚊取り線香の台がないのでたずねると、部屋の玄関の横にあり、持ってきてくれる。本来は、スタッフが夕方つけていくようだが、虫刺されしやすい体質なので、さっそくつけて部屋に置く。Y、アフタヌーンティー後にやっと寝つく。私は、昼寝ベッドでボーッと窓の外を見ていたら、外人の女の子が、「Do you have a Daughter?」と聞いてくる。「Yes」と言うと、「Red swim wear?」と言う。どうやらYと泳ぎたいらしい。「She is Sleeping」と言ったらあきらめて行ってしまった。
リングリックをやるGUSTIさんとANNAちゃんとY 日が傾いてくると「ピー、ピー」と谷の向こうから口笛のような音が聞こえたので、そっちを見ると、遠めに人が数人いて手を振っている。前面窓だから、向こうからも良く見えるらしい。
そのうちYが起きてくる。熱も上がっていないので、パダントウガル集会場(Bale Br.Padang Tegal)のトレナジェンガラ(Trena Jenggala)のケチャ(Kecak)を見に行くことにする。このホテルはウブド内の送迎が無料なので、フロントへ聞きに行く。すると隣の部屋(Lotus)からさっきの女の子が飛び出してきてついてきた。「19:00からなので、18:30に出発すればOK」とのこと。女の子はアナANNAという名前で9歳のアメリカ人。「バリまで36時間もかかったのよ!」と言っていた。時間を待つ間、竹の楽器リングリックをYとやったら?とスタッフのグスティ(GUSTI)さん。最初は人見知りしていたYだが、私がトイレに行って帰ってくると、ANNAと仲良くなっている。ANNAの家族(お母さんとお母さんの妹)もケチャに行く予定だったようで、18:30、一緒の車で出発。YとANNAは車の後ろの席に2人で座って、キャッキャッと遊んでいる。Yは日本語、ANNAは英語。ANNAが時々「はい」と日本語で答えるので、ANNAの母がそれを聞いて笑っている。ANNAのお母さんは、日本に年に1・2回仕事に行くと言っていて、仕事はUSAガバメントで森林の保護がどうの・・・と聞こえた。妹さんは看護婦さんらしい。
ウブドのホテルは、外から盗難が入りやすいということだったので、出かける前に戸締りをしっかりした。さらに、パスポート・航空券・今日使わない現金もフロントのセイフティボックスへ預けた。セイフティボックスというよりは、セイフティ袋?のようなものに名前を書いて入れていた。
Trena Jenggalaのケチャ パダントウガル集会場に着くと、ドライバーも一緒に入り口のチケット売り場まで来てくれて、Yは無料、私はRp25,000と教えてくれる。(6月からRp50,000に値上がりするらしい) オープンエアーな会場で、席はコの字型。15分前だったが、奥の前列の席が空いていたのでそこにANNA一家と座る。Yに虫除けスプレーを噴射。携帯用蚊取り器を足元に置く。大通りで車の通る音が聞こえるがそんなに気になるほどではなかった。プログラムが進み、トランスダンスの頃は、「こんなもんか・・・」と内心期待はずれと思っていたが、ファイアーダンスの迫力を見て、来てよかったと思った。 写真をきれいに取りたい場合は奥からだと今イチなので、正面の席に座ったほうがよさそうだが、ダンス自体は円陣を組んでやるので、見るのには支障がなかった。1時間10分ほどで終了。
ドライバーが迎えに来ていて、ANNA一家と食事を一緒にしようということになり、Cafe Wayanへ。 中は奥行きがあって、東屋があり、座敷席のようなところへ案内される。雰囲気がとてもよい。コイが泳ぐ池もある。 ANNAの母から、「コイ」は英語でも「コイ」だと教わる。「日本語が英語になったのよ」とのこと。 Yと私はスパゲティーをそれぞれ頼んだが、量が多かったので一つで充分だった。味は辛くなく、おいしかった。全部でRp60,000。 会計をしてお迎えを頼む。出口でベーカリーのウィンドウを見ると、有名なデスバイチョコレート(Death by chocolate)があったので、1つテイクアウトする。Rp10,500。ANNA一家と部屋の前で別れる。彼女達は、友達から聞いてここがいい宿だと言うので、Nusa Dua beach Hotelから1日だけ泊まりに来たそうで、明日はNusa Duaへ帰ると言っていた。帰りの車の中でも、ANNAとYは笑い転げている。
トッケイ(ヤモリ) 部屋へ戻ると、バスルームの天井にトッケイが現れていた。バリに来て初めて会うトッケイ。小さいので怖くない。Yにも「トッケイは蚊を食べてくれるんだって。がんばってね〜、って言っておいで」と言っておく。 デスバイチョコレートは、おいしかた。ケーキというより、チョコレートと思って食べると良いかもしれない。1つを1人で食べると最後のほうは飽きるかも。Yと2人で分け合って、ちょうどおいしくいただいた。
「ANNAの言ってること分かったの?」ときいたら、「わかんないよ。でも、友達になったの。」とY。子供は不思議だ。
Yの熱は36.7度。とりあえず、ほっとする。

 

 

5日目 アラムジワへ移動&ジェゴクへ

モンキーフォレストそばの寺院 朝4時、寒くて目がさめる。MAWARは窓の上の細い窓が飾り彫りで、外気が入ってくるので、外気温がそのまま響いてくる。ベッドカバーを肩までかぶるとちょうどよいくらいだった。朝7時、起床。Yの熱は37.2度だった。食事前にモンキーフォレストに散歩に行くことにした。掲示板で教えていただいた”不思議な雰囲気の道”にもぜひ行ってみたかった。 ホテルからの坂を登り、左に折れると、数件のお店があり、寺院の方へ続くジャリ道と、バイクがビュンビュン曲がっていく細い舗装の道に別れる。寺院の前にサルがいてYはジャリ道へ。子ザルが小さくてかわいい。すぐ横まで行っても平気。よくサル山にありがちなクサイ臭いも全くしない。のんびり寺院の前を過ぎて大きな木の広場?へ出る。どこからがモンキーフォレストか分からないが、ここはモンキーフォレストの中らしい。サルもたくさんいる。掃除をしている人がバナナを売りに来る。1房Rp5,000と言うが、そんなに大量にいらないので5個Rp2,000で買う。Yにもたせると、サルがワラワラ寄ってきて、怖くなって放り投げている。最後の1つを手に持っているときに、「ひっかかれた〜」と言っている。見るとほとんど傷はない。ちょっとサルの爪が当たった程度で済んだようだ。危なかった・・・。
ジャランモンキーフォレストまで歩き、バイク道を戻る。チケット売り場のすぐ後ろで、バイクが出てくるのですぐ分かった。バイクに気をつけながら行くと、上からツタのようなまっすぐな植物がまるで雨のように下がっていて、本当に不思議な雰囲気の道だった。下の方に川も流れている。
この後、よく見ると、アラムインダのディレクトリーに、「サルに餌をやらないように」というのがあった。モンキーフォレスト内で売っていたので、てっきりOKだと思ったのだが、今は禁止の方向なのかもしれない。人間に餌をもらうことを覚えて凶暴化した日光のサルの例もあることだし・・・。この後は、モンキーフォレストでサルに餌をやる事は自粛しました。
ホテルに戻り、朝食を食べていると、ANNAがやってきた。ANNA一家は部屋で食事にしたようだが、「パン食べていい?」と言って私達のパンをほおばり(量が多いのでかまわないが)、「コーヒーちょうだい」とAlam Indahのスタッフに言って、(9歳の子供に出していいものかどうか)困らせている。 「Y、泳ぐでしょ?」と聞くので、「今日は熱っぽいから、ダメ」と答えるが、「大丈夫よ。私もカゼよ。でも泳ぐわ」と言う。確かに昨日、ANNAは咳をしていた。さらに「泳ぐでしょ?」と聞くので、「食事が終わって熱を計ってから決める」と答えたが、食事中、何度も、「Yは泳げる?」と聞くので、そのたび「食事が終わってから熱を計る」と答え続け、最後はうんざりしてしまった。そのうち、ANNAの母の妹がやってきて、その会話を聞いて「熱なら、ダメよ。無理に誘わないように」と言う感じでたしなめていったが、ANNAには効き目がないようだった。食事が終わって部屋に戻る道中でも「泳ぐでしょ?」と聞かれたのだから・・・。
部屋に戻り、Yが熱を計ってみるというので計らせると36.8度。YもANNAと泳ぎたいらしいし、どうせチェックアウトするので、11時くらいまでだしと思い、「泳いでいいよ。でも、もう少し太陽が高くなって暖かくなったらね」とYに許可する。「それまでは、ANNAに折り紙でも教えてあげなさい」と言うと、Yは「ANNA〜、折り紙やろ〜」ととなりの部屋の前で日本語で誘っている。YがANNAへハート型に折った折り紙を「どうぞ」とあげると「スワンをつくりたい 」とANNAが言う。スワン?鶴の事かな?と一緒に作り始めるが、「I can't」とすぐ放り投げてしまう。 一緒に折ってあげるが、何事もやる気のない人に教えるのは難しい。ANNAの心はプールでいっぱい。口から出るのは「泳ぐ?」ばかり。1つ鶴を作ってあげて、折り紙は終了。「マム〜、スワン〜」と一応お母さんに見せに行っていた。ANNAが、部屋の中まで入ってきて「泳ごう」と誘うので、もう少し暖かくなってからプールに入れたかったが、シブシブOKする。ANNAは泳ぎが得意らしく、大人の足がつかないプールでも悠々泳げる。Yは子供プール専門なので、ANNAと子供プールで一緒に泳いでいる。イヤなことをされると「やめてッ!」と日本語で文句を言っていたりして見ていると笑える。ウェルカムフルーツを食べていなかったので、プールサイドに持っていって、食べさせている間プールから上がらせて温まらせたり、いろいろ画策。ANNAの母と母の妹はプールサイドで読書している。暑くなってきて、私も30分ほどプールに入り、荷物をまとめるため部屋へ戻る。Alam Indahは12時がチェックアウトタイム。ANNA一家も12時チェックアウトと言っていた。
プールサイドで、Alam Indahのスタッフと話していて、「ここのホテル好きです」と言ったら、「もし延ばしたければAlam Jiwaに移動しないでここで延泊できますよ」と言われ、すごく迷う。Alam Jiwaも初めてでどんなところか見たいので、今回は移動することにした。
Alam Jiwa POOL 12:00フロントへ行くと、ANNA一家は散歩に行ってしまったようで不在。送迎の車が来て、さよならを言わないままだったが、プールサイドでも一応お別れを言ったから、まあいいか・・・。
Alam Jiwaには5分もかからず到着。入口の道が狭いので、今日のJegogの帰りのホテルまでの送迎は大丈夫かしら?と不安になる。夜中に真っ暗な場所で放り出されたら帰れないかも・・・。今日はJegogのツアーに参加するため、15:30にはパノラマホテルに行かなければならない。送迎をお願いして、帰りが夜中になることも伝えておく。貴重品をセイフティボックスへ。こちらは鍵をお客が持ち歩くタイプのセイフティボックスだ。Alam Indahと同じウェルカムドリンクを飲んで部屋へ。部屋はCasuary 。Alam Jiwaは、畑の中のコテージなので、部屋の鍵に入口の門の鍵もついている。私達の門は、2棟、3部屋が同じ門を使って出入りする。コテージは通路の横に一列に並んで建っていて、一番奥の棟の1階に私達の部屋のCasuary 、2階は一番人気があるMerpati、地下はスタッフの休憩部屋。となりの棟は、下からGelatik、Kenari、Jalak Bali 。フロントの斜め横の棟には、1階Angsa、2階Ganesa、プールの一番近くの棟には、2階Hanoman、1階Garuda、そのとなりが、1棟全部Cendrawasih suite。部屋の中は、観音開きの大きな戸の入口を入るとすぐ天蓋蚊帳つきダブルベッド。左手に広いテラスがあり、テーブル・机・天蓋蚊帳つき昼寝ベッド・冷蔵庫(有料の飲み物がたくさん入っている)がある。ベッドルームの奥に洗面台・バス・トイレがある。洗面台にはアクアのペットボトルが2本ついている。飲むと水だけをフロントでRp1,000で入れてくれるのはAlam Indahと同じ。タオル・石鹸・シャンプー・フラワーバスの花・蚊取り線香はあるが、それ以外の備品はない。 部屋には大小の花瓶があり、花が活けられている。
テラスからは、畑が見え、アヒルが水田で仕事をしている。ドアを閉めるとベッドルームが暗いので、ドアを開け放しておく。ドアの向こうには、池の上を渡ってくる石橋、その向こうに門が見えて、とても雰囲気がよい。
暑かったので、プールに少し入る。プールは子供用プールと大人用プール(水深1.4Mくらい)がある。プール横にシャワーがある。トイレはフロントの棟にある。14:00〜のアフタヌーンティーを14:00に部屋に持ってきてもらう。アフタヌーンティーの飲み物にハーブティーがあった。
ヌガラへのバスから見えるライステラス 準備をして、パノラマホテルへ。受け付けが出ていて、そこで、お金$52.5を払う。$0.5が無かったが、Rp5,000でOKと言われた。Yの晩御飯用にパノラマホテルのレストランでパン(蒸しパン)を購入。これで食事が辛くても安心。 30分前に集合というので素直にそうしたが、16:00ギリギリに来る人もいて結局出発は16:00。驚いたことに日本人ばかり。1人白人がいるが、日本人女性のツレのようだ。これは日本人向けツアーだったのか!と驚く。Yの希望で、一番前の席にしたが、Yは出発してすぐ寝かせてしまったのであまり景色を見ることはなかった。一番前でガイドさんが一生懸命説明してくれているので寝るわけにも行かず、つらかった〜。しかし、車窓の景色は、市場を通ったり、牛がいたり、見事なライステラスが見られたり、Soka Beachに出たときの海のきれいさといい、飽きない。1時間半走り、トイレ休憩して更に1時間ほどでヌガラに18:30到着。休憩所のトイレはバリ式トイレで紙はきれていた。着いてすぐ夕食。食事はかなり辛く、私も半分ほど残した。バナナとえびせんべいのみYも食べた。食後、19:00から演奏開始。Alam Indahで見たるるぶ取材班?の人達も来ていた。
Jegogが始まると、「Jegogは楽しむための音楽なので、楽器の下に入ったり、自分で叩いたりして楽しんでください」との説明。早速Yと共に楽器の下に入ってみる。 Jegog 楽器の下で聞ける 地面から音が響いてくる。目をつぶると、何とも言えない良い気持ちだ。Y、突然、「パパに聞かせてあげたいね!」と言う。バリに来てから、パパのパの字も出て来なかったのに、それだけ印象的だったのだろうか・・・。 JASAツアーの人だと思うが、「楽器の下に入ると、地球の回る音がします」と言ったが、わかる気がする。 その後、Yと2人で空いている楽器の所で叩いていたら少し離れた横で演奏を聞いていた若い女性にジロリとにらまれた。Yの叩き方が騒音だったからだろうか?しかし、横にいた白髪のおじさんの演奏者は、「やって、やって」と勧めてくれるのでそのまま続行。後で、この白髪のおじさんが、リーダーのスゥエントラさんだったことを知る。
みんなで合わせて演奏したり、踊ったりしていると、あっという間に21:00。終了。売店でCD(Rp75,000)を購入するとスゥエントラさんがサインしてくれた。2002年8月には東京公演で来るそうだ。みんなトイレに入り、21:20ごろバス出発。
帰りは運転が荒く、追い越しの時、数回、「正面衝突する!!!」とヒヤリとする場面があった。一番前の席は心臓に悪い。Yは乗ってすぐ寝てしまう。23:30ごろ見なれた場所へ到着。名前を呼ばれてバスを降ろされる。小さな車に乗換え、Alam Jiwaまで送ってくれた。車を降りると、犬が「ワンワン!」と吠えてきて逃げるように門の中へ。ガードマンのような人から鍵を受け取るが、他にもたくさん鍵がかかっていて、不思議に思う。ガードマンは門までついてきてくれた。門は開いていて、入っていくと、部屋の戸の前に蚊取り線香がたいてあった。中に入ると出かけるとき開けっ放しにしていたテラスとベッドルームの間の戸が閉めてあり鍵もかけ、カーテンが引かれていた。 ドロボウ対策だろうか?スタッフがちゃんとやってくれたらしい。
ここのバスルームにはトッケイが2匹住んでいた。夜になるとでてくるものらしい。けっこう元気に動き回るのでちょっとドキドキしながらトイレに入る。

 

 

6日目 ジェラティック&ティルタサリへ

Alam Jiwa Casuaryの入り口 朝、Yの熱を計ると、37.8度。今日は1日プールでのんびりと思っていたが、ダメだ。朝食は部屋で食べた。元気は元気だが食欲があまりないのが気になる。その後、Yが熱を計ると37.2度。昨日もプールに入りたいから計ると言って計ると下がっていた。ピンときた。実はプール入りたさに熱を計るとき、体温計を浮かせてごまかしていたようだ。怒ってもう一度、見張りながら計ると37.7度。
食事の時に、昨日は何人泊まったの?と尋ねると、私達だけだという。びっくり。昨日9部屋チェックアウトし、今日はまた9組やってくるという。空いているうちに他の部屋の見学をさせてもらう。実は、私、この部屋(Casuary)はあまり好きではない。虫に刺されやすいので机やテーブルがすべて外という造りだとつらいのだ。しかも、ベッドルームはプライバシーを捨ててドアを全開にしていないと暗いし。私は室内が明るい部屋が好きなので、Alam IndahのMawarの方が好きだ。Alam Jiwaでは、Hanoman以外の部屋を全部見て、一番好きなのはガネーシャ(Ganesa)と思った。2階なので明るいし、値段もCasuaryより$20も安い。Merpatiも確かにとても良い。
案内してくれたのは、オレさん。カタコトの日本語を話す。私が英語で返事をすると「日本語勉強中なので日本語で話してください」と言われてしまった。しかし、まだ日本語は怪しい。たとえば「安全にしてください」と何度も言う。たぶん「気をつけてください」の意味かな?と思うのだが・・・。
寝かせようとするがYは寝られないらしく、絵本を読んだりしている。子供は、37度くらいの熱ではおとなしく寝ていてくれない。テラスでお絵描きタイムにする。こんなこともあろうかと水性クレヨンを持ってきた。のんびり風景を見ながら絵を描いていたが、次第に目の前にないサクランボやイチゴを書き出し、ただの落書きになってしまった。まあいいか・・・。暑くて汗だくのYの顔を見ていたら、「髪の毛を切ってしまおうか・・・」という考えが浮かぶ。フロントにジェラティック(Jelatik)のパンフレットがあって、ヘアカットいくらと書いてあったはず。私もクリームバスというのをやってみたい。フロントで問い合わせてもらうと、ヘアカットは今はやっていないという返事。私のクリームバス(60分Rp70,000)のみ、30分後に予約する。送迎はホテルがしてくれる。 ジェラティックに着くと、上半身だけ着替えて美容室のようなところへ。シャンプーしてアボガドのクリームをつけて、上半身の簡単なマッサージと、頭のスチーム。洗い流してブローして終了。Yはお絵描き道具を持ってきて横の椅子でやっていたが、アボガドのクリームあたりから興味深々で見ていた。終了するとサラサラの髪になる。感動〜。本当は2時間コースのルルールー・ジェラティック(Rp135,000)をしたかったが、やはり2時間は子供を待たせるには長すぎる。またの機会だ。
私がお腹をこわしてしまった。ちょくちょくトイレへかけこむ羽目に。Yのおでこで熱を計るがそんなに高い熱はないようだ。 Yの希望でモンキーフォレストに行きたいと言うので、のんびり歩いて帰ることにした。食事は近くのトウガルカフェ(Tegal Cafe)で取ることに。中華の味ならYも食べられるかと思ったのだ。ヤキソバ、子供用に辛くないのを、と注文。おいしいヤキソバが来て、Yモリモリ食べる。ホッとして私はチャーハンを。こちらはちょっぴり辛かった。辛くないのを、と言わないとダメかも。 スイカジュースも頼んで、激安のRp32,500。ここでもトイレに駆け込む。とうとう、ワカ末を飲む。
Tegal Cafeからモンキーフォレストの途中で\1,000をRp70.75で両替。お土産を少し買ってしまい、更にジャランモンキーフォレストで\1,000両替。同じくRp70.75を掲示していたのだが、電卓でRp70,000と出してくる。「No」とボードを指差すと、千円札を広げて、「It's small」と言う。「じゃ、返して」という仕草をすると、電卓をもう一度たたいてRp70,750と出し、750がないというそぶりをする。さっきの両替でもらったばかりのRp750があるので、Rp250を出すと、Rp71,000を出してきた。
バイク道を通り寺院前のサルを眺めて、ホテルまでのんびり歩く。ニワトリ、犬、牛、いろいろ見られる。ホテルに戻ると昼寝。まだ、チェックイン客は来ていないようだ。 昼寝からさめて、Yの熱が上がっていないので、アグン王宮(Puri Saren Agung)のティルタサリ(TIRTA SARI)のレゴンダンス(LEGONG DANCE)を見に行くか相談して、行くことに決定。送迎と、夜ご飯をダンス終了後に、ホテルで食べられるように手配してもらう。メニューはペンネを1つ。どうやら、ホテルと同じオーナーがやっているレストラン、ラカレケ(LAKA LEKE)のメニューのようだ。夕食まで時間があるので、手つかずだったウェルカムフルーツを数個食べておく。 ティルタサリは19:30〜なので19:00出発。会場までの道でダンスの王冠のようなものをかぶった踊り子がバイクの後ろに乗っているのを見る。同じ会場へついたので、今日の出演者らしい。会場周辺は道が狭く大混雑。帰りのお迎えも同じ人か尋ねると、違うと言う。見つけられるか不安になっていたら、「私達のほうで見つけますから大丈夫」と言っている。降りてチケットを買う。私がRp50,000、Yは無料。日本語のパンフがチケット売り場にあるのでもらう。読みながら、見るとストーリーが分かってよい。 ペンデッド(歓迎の踊り・花をまく)やレゴンクラトン・バロンダンスと一通り楽しめる。ケンカをしている等、踊りも分かりやすいのでYもとても楽しんでいた。21:10終了。席を立って歩いて行くと、出口で「Alam Jiwa」と声をかけられた。ドライバーさんが見つけてくれたらしい。よく分かるなあ・・・と感心。子供連れはそんなに多くないから分かりやすいかもしれない。
WAYANさんと ドライバーさんが、「Dinnerはどうしますか?」と聞いてくれる。こういう心遣いがうれしい。アラムインダもアラムジワもスタッフがとてもホスピタリティにあふれている。「ホテルにたのんである」と言うと、「じゃあ、まっすぐホテルへ戻っていいですね?」と言う。 ホテルに着くとフロント横のテーブルは白人客で大盛況。「食事はお部屋に運びます」と言われる。ついでに、明日の朝食にブラック・ライス・プティングというバリ食をオーダーする。バリ食の朝食は2種類あるが、食べたい場合は、前日までにオーダーしないといけないのだ。夕食を食べていたら、デザートと言ってケーキとフルーツを持ってきてくれる。うれしい。水がなくなったのでレフィルをもらいにフロントへ行くと、オーナーのワヤンさんが来ていた。初めて会うワヤンさん。Yと一緒に写真に快く入ってくれた。 Yのお気に入り(でも怖くて近寄れない)の茶色の犬とも記念撮影に成功。白人客は口々に「ボンソワール」と言っているのでフランス人のようだ。
部屋に戻りフラワーバスにしてお風呂に入る。お風呂のあとYに熱を計らせると、「お風呂に入って温かいからかなあ・・・」とYが言っている。見ると、38.0度。ひえ〜つ。とうとう大台に??? しかし、どうも昨日から、症状が違っている。鼻水がひどいのだ。アストンで発熱したのと違うカゼにかかったのかもしれない。 ポケットティッシュをたくさん持ってきて良かった。荷造りがあるので、先に寝かせたが、ちょっと辛そうな息をしている。
夜1:00ごろ気になって起きてみると、シーツもパジャマも枕も汗びっしょりになっている。この部屋は、朝それほど寒くはならないが、冷えると体に悪いので、全部服を替えて、ぬれていない場所に寝かせる。熱はだいぶ下がったようで、息もだいぶ楽そうだ。
そんなことをしていたら「トッケイ・・トッケイ・・・」と鳴く声が。初めてトッケイの鳴き声を聞いた。本当にトッケイって鳴くんだ〜、と思う。Yが元気だったら起こして聞かせてあげたかったなあ・・・。

 

 

7・8日目 帰国日

朝、熱を計ると36.7度。つくづく丈夫になったなあ、と感心する。最近はカゼも一晩休むとケロリと治ってしまう。昔3週間もカゼが治らず仕事を休んだのがウソのようだ。私のお腹もなんとか最悪の状態は脱している。(ワカ末効果?)
朝食は昨日オーダーしたブラック・ライス・プティング、Yはバナナパンケーキ。黒米を初めて食べたが、ココナツミルクがかかっていて、アズキのような味。ほんのり甘くておいしい。私は好きな味。 食後、Yがモンキーフォレストに行きたいと言うので、散歩に出る。Alam Jiwaからモンキーフォレストはゆっくり歩いて15分くらいだろうか。大きな木のところまで行くとサルがたくさんいて、なぜか私のカバンのキーフォルダー、サトちゃん(薬屋のマスコット)に反応し、カバンを取ろうとする。「こら!」と怒鳴ってカバンを反対側に持つと短パンのすそをつかんで引っ張る。さすがに怖くなって振り切って逃げる。Yも無言で走って逃げる。安全な場所に行くと「バナナとまちがえたんじゃない?」とY。サトちゃんはオレンジ色だぞ???サルの怖さを知り、帰る事に。
途中、今日が帰国日なので、アラムインダに寄って、お別れを言うことにした。アラムインダの看板に並んでホテルショップがある。ホテルで出てくるお皿(茶色のやつ)が気に入った人はここで買うことができる。坂を降りて、階段の下に着くと、「よく来たね」と言う感じで迎えてくれる。たった1泊だったのに、お世話になったスタッフがとても懐かしい。「何か飲む?」と言われてコーラを頼む。実はアラムインダの会計とアラムジワの会計は一緒で、宿泊料もアラムジワで一緒に払ってね、と言われていて、飲食しても1ルピアも払っていない。気軽に頼んでしまったが、チェックアウトの時コーラはついていなかった。 この時は知らなかったが、ご馳走になってしまったようだ。 スタッフにお別れを言っていると、ワヤンさんが現れた。あら?という感じで目が合ったので「今日帰るのでスタッフにお別れを言いに来た」というと「今日帰るの?何時に帰るの?」と聞いて「この子、Sweetで好きよ」とYを抱っこして、「ラカレケでご飯を食べて行きなさい」と言ってくれる。「じゃあ、18時に行きます」と約束。スタッフが「車で送るか?」と言ってくれたが、「Jalan Jalan(散歩の意味)で帰る」と言って出る。
ホテルに戻り、荷造り。アストンから飼っているおたまじゃくしは、足が出てカエルに近くなったのもいる。これらを、アラムジワの池に放してあげる。
まだ、時間があるので、Yはガルーダでもらったレゴを組み立てている。私も水性クレヨンで写生。絵をかくなんて、15年以上ぶりなのでは・・・。これもバリ島の魅力のなせる技か。 12時、荷物をオフィスに運び、私とYはプールへ。お昼ご飯にチキンサンドイッチを頼む。来るまで、40分ほどかかった。水へはあまり入らず、昼食を取り、レゴを組み立てたり、のんびりする。他のお客の姿はない。昨日着いて今日は観光らしい。
チェックアウト後は、プールサイドでのんびりして、夕方、DELTA DEWATAというスーパーに行き、夕食を食べて、ホテルの車で空港へ送ってもらう($20)予定だ。宿泊費の半額を払えば、レイトチェックアウトも可能だが、部屋のテラスで昼寝するなら、プールサイドの東屋でも同じだと思って、レイトチェックアウトはしなかった。
空港への送迎は、最初、19:00と言われていたが18:30になってしまい、ワヤンさんと約束したラカレケへ行くのがつらいな、と思う。ラカレケからデリバリーでもよいか?と聞いてみる。ご馳走してもらうのに、デリバリーさせるというのもナンだが、一番年配のスタッフ、ニョマンさんが、快くOKしてくれる。Yとメニューを見て相談し、Yはフェトチーネ、私はスイートサワープロウン(えび甘酢?)をオーダーした。
14:30ごろ、他のお客が帰ってくる前に、プールの壁の影で着替えを済ませる。あとは、Yと二人で東屋でゴロゴロして過ごす。東屋の天井にトッケイを発見。2匹もいる。結構チョロチョロするので、目を離すと見失う。
出かける前に、ホテルの会計をする。 すると、取り寄せた食事以外の飲み物やレフィルでもらった水も全くチェックされていなくて、いいのだろうか?と思った。 Rpを米ドルに換算するレートはRp8700。現金の米ドルで支払う。
16:30、DELTA DEWATAへ送ってもらう。ニョマンさんが、小さい店と言ったので買い物時間は20分取って、お迎えを頼んだ。すると、駐車場で待ってます、と言われる。なんだか焦ってしまう。Burat wangiという石鹸を買いに来たので、いろんなにおいのを混ぜて10個ほどお土産に買う。(Rp7,000くらい)また、SARI AYUというパッケージのルールルーマッサージに使う物を店の人に聞いて買う。エステで出来なかったので自分でやってみようという心づもりだ。 何とか数分前に買い物終了。車へ戻る。2階には洋服もあったので、1時間くらい買い物時間があっても飽きないと思う。
ホテルへ戻り、完全な荷造りと帰国用の着替えをする。池に放したおたまじゃくしを見にいくと1匹だけ見つかった。 おたまじゃくしは英語でタッポー、インドネシア語でビチンビチンというそうだ。
夕食が来て、フロント横の高い場所にあるテーブルに運んでもらう。初めて座ったがいい眺めだ。Y、一目見るなり、「こっちがいい」と私のえびを取る。仕方なく私がフェトチーネを食べる。えび天風になっていて甘酢のタレが別についている。Y、タレは無視してパクパク。ニョマンさんが来て「ワヤンさんは用があって来られませんけど、食事を楽しんでくださいと言っていました」と言う。そしてエビせんべいとアイスクリームをサービスしてくれた。Y、ふりかけをかけてご飯もすべて平らげる。食欲が出ればもう大丈夫だろう。
アラムジワは日本人率が50%くらいだそうだ。他はアメリカ人やオーストラリア人が多いという。今日は私達のほかに、1組日本人客がいるようだ。「次はお父さんも一緒に来てね」と言っている。 フロント横のチップボックスに$20相当(余ったRpも混ぜて)を入れる。その時は一杯入れたつもりだったが、今思うと少なかったかな?と思う。 18:30車が来て出発。飛行機は21:50だから時間は余裕がある。途中、道が悪く、ガッタンと車が弾むことがあり、「わ〜、お皿(ケラミックジェンガラで買った物)がーーー!」と焦る。スタッフが荷台に荷物を載せてくれたのだが、割れ物は手元に持ってくるべきだったと後悔。割れていなかったので結果オーライだったが。
車の中でふと「あ、蛍を見ていない!」と思い出す。なぜだろう。蛍を全く見なかった。アラムジワにしたのは、ホテル内で蛍がたくさん見られるというのを読んだからだったのだが・・・。ちなみに蛍はインドネシア語でクナンという。
やり残したことがある方がまた来る理由になる、と思うことにする。それにウブドではYの熱もあって、美術館めぐりをあきらめた。これも次回のお楽しみと考えよう・・・。
1時間で空港に到着。空港は空いていて、10分ほどで出国までしてしまう。出国審査のカウンターはやたら高くて係りの人の顔が見えない。ガイドブックにある通り、パスポートと出国カードを別々に出した。 出国してしまうと、中はスゴイ売店の数。ビンハウスやPolo、などの高級店もある。私は持ちこみのケラミックジェンガラの袋が重いので、見て歩く気になれなかった。
GA880のジャカルタ経由成田行きは、デンバサールを22:10離陸。国内線区間なのに、機内食サービスがあり、1時間足らず(たぶん)で、ジャカルタに到着。ジャカルタでは機内清掃をするが、機外へ降りても降りなくても良い。Yが寝てしまったので、私は機内にとどまる。
シートベルトの確認を乗務員の人がするので、寝てしまった子供のシートベルトは毛布の上にしておくと乗務員の人の手間も省けるし、安全面でもGood。(事故の時ベルトで体を痛めることがあるので)24:30ごろジャカルタ離陸。ほとんどYも私も寝続けて記憶なし。機内食の朝食が出て、8:38成田着。Yは帰路でも2個のレゴブロックをGet。全部同じ物っていうのがねえ・・・。せめて、便名の同じ飛行機内だけでも別のオモチャをつけられないものでしょうかねえ・・・。結局、今回はガルーダ、ほとんど遅れませんでした。それに5月なんてオフシーズンなのに往復とも飛行機も混んでいました。


帰国後、Yはカゼが悪化する様子もなく、熱を出すこともなく、元気に過ごしています。良かった〜。寝込まれでもしたら、ツレに何を言われるか、わかったものではない・・・。

旅行をふりかえって

(蚊対策)
あれだけ虫除けスプレーを使ったのに、私は5ヶ所ほど刺されて、いつまでもカユイ。Yは無事。(私の方が刺されやすい体質・でもお酒は飲んでいません。念のため・・・)
滞在中、虫除けスプレーを2人で3本も使いました。
現地にも売っているので、それほど刺されない体質の人は現地で調達でも十分だと思います。
ちなみに、ブノアでは1ヵ所も刺されなかったです。(昼間虫除けスプレーなし・夜間のみスプレー利用で)
ウブドでは日中も夜間もスプレー利用しました。

(下痢について)
私がお腹をこわしたのは旅行記に書きましたが、何にあたったのか、不明です。怪しいのは、Jegogツアーのお料理でしょうか。Yが下痢になっていないことから、Yが全く食べなかった直前の食事ということで・・・(あくまで推測)。スパイスが効いているので、食中毒というより、お腹がビックリしてという方があっているのかもしれません。ワカ末は効きますね。メキシコで正露丸が効かなかったので、ワカ末を持っていきましたが、正解でした。

(両替について)
手品のような両替詐欺を見てみたいという気がしていたのですが、幸い?見ることができませんでした。
人間だれしもウッカリというのがあるので、おかしいと思ったらその場で、一言たずねるだけで、あちらの間違いがなくなる気がします。言い分に納得できなければ、そこで両替しないという態度でよいと思います。両替屋はいくらでもあります。
街中の両替所→空港→ホテルとレートが悪くなるのは本当でした。初めはレートが70と69と違っても、1万円でRp10,000(約\140)の差、と思っていましたが、滞在が長くなるほど、Rp10,000は大きいと思うようになってしまい、レートにこだわるようになってしまいました。 でも、今、冷静に考えると、貴重なバリの滞在時間を100円単位のお金のために浪費するのはやっぱり無駄ですよね・・・。
クタのマタハリデパートとウブドの両替屋はレートが良かったです。

(食べ物について)
はっきり言って、インドネシア料理は私には辛いです。食べられますが、あまり好きとは言えません。
でも、バリは日本食もイタリアンも中華もファーストフード(マックやケンタ)もあるので、 「辛いものは、子供にはなあ・・・」という心配も大丈夫です。
「辛くしないで」というのも、子供用というとちゃんと対応してくれたりします。
インドネシア料理では、白いご飯が出てくるので「ふりかけ」を持っていくと子供の食事対策に良いと思います。
それから、(ふりかけもそうですが)お菓子等を持参する場合、ジップロックのような口がピッタリしまるビニール袋に入れておかないと、アリが入り込むので、注意してください。部屋にアリを呼び込む元になりますし・・・ね。

(子供用品の値段)
パンパース5枚入り Rp19,500(Galleria Nusa Dua内トラギアスーパー)
ハギーズ4枚入り Rp11,500(Galleria Nusa Dua内トラギアスーパー)
ベビーカー Rp198,000(Kuta マタハリデパート)

(最後に)
初めてのバリ島でしたが、とてもよかったです。旅行先として、人気の理由が分かりました。
子供を連れているだけで、みんなニコニコと話しかけてくれるし、オマケもしてくれるし、子連れ向きの旅行先だと思いました。 時間の流れがのんびりしているので、子供とのんびりするのに、とても良いです。
今回は乾期で雨が1滴も降りませんでしたが、雨季に行くとまた違うバリ島なんでしょうね・・・。蚊が多いのかな?それはちょっと嫌だけど、果物はおいしいそうですね。
バリから帰ると、アリやクモなんかには全然動じない人になってますね。娘も私もたくましくなりました。
ダンスが、Rp25,000〜50,000程度で見られることには、感動します。最近値上げが頻繁というのがちょっと残念ですが・・・。 他の団体のダンスも、もっと見たいです。
飛行機代は少し高めですが、また必ず行きたいです。蛍も美術館も見たいし・・・。

 

 

今回利用したガイドブック&リンク

本当はもっとたくさん見ましたけど、ありすぎても困りものなので、厳選(?)しました。
[ガイドブック]地球の歩き方 バリ島とインドネシア2002-2003
[ガイドブック]地球の歩き方リゾート バリ島
[ガイドブック]マップル バリ島
[航空券予約]CASツアー
[ホテル予約]ASTON BALI(日本語)
[ホテル予約]Alam HOTELS(英語)−Alam Indah/Alam Jiwa のOfficial HP
[日本語でOKの現地旅行会社]BALI HEAT−情報の更新がこまめにされている・掲示板も有益
[日本語でOKの現地旅行会社]Bali Tours
[日本語でOKの現地旅行会社]Gecko Bali−バリ・チロリカ・チャンドラの日本語窓口
[ホテル評価・写真や情報が豊富]チェックインバリ
[情報HP]バリ島・サヌール観光・生活情報−UBDOのビラの検討に利用
[情報HP]定期公演を楽しむ
[バリ島の星空案内]プラネタリウム バリ
[情報豊富な掲示板]バリばり.コム
[情報豊富な掲示板]OLIOLI net
[写真集]Ethnoの写真集 熱帯の島バリ−これを見るとウブドに行きたくなる

  

 

費用は

現地払いの米ドルは、成田の両替レートから、$1=\129で計算しました。
ルピアは\1=Rp70で計算しました。
用途金額備考
往復航空券(大人)*\57,800CASツアー ガルーダインドネシア航空21日FIX
往復航空券(子供)*\42,800CASツアー ガルーダインドネシア航空21日FIX
成田空港使用料\3,0602,040+1,020
航空保険料\2,680@1,340×2
ホテル代*\28,470Aston(アストン)3泊 $73×3×130.00(Tax21%込&朝食付&空港送迎付)
直接予約だが、円で前払いのクーポン式
ホテル代*\9,642Alam Indah(アラム・インダ)1泊 @$65+15%tax 朝食付 直接予約
ホテル代*\25,219Alam Jiwa(アラム・ジワ)2泊 @$85+15%tax 朝食付 直接予約
食費\12,788\1,166+Rp812,729
交通費(バリ)\5,969$20+Rp237,000
交通費(日本)\5,130空港までの交通費
観光代\8,853$52+Rp150,000 観劇・エステ・Jegogツアー
買物代\15,554$64.8+Rp503,215 お皿やお土産
雑費\3,220US10+Rp135,000 tip・切手・テレホンカード
その他\17,885フィルム,薬,蚊対策,日焼け止め,子供用絵本等事前に買ったもの+写真の現像代
合計\239,070 
ツアー代相当(*の合計)は\163,931(1人\81,966)になった
蚊対策は現地調達すればもっと安い