NWは6月末までWEBチェックインのキャンペーンをやっています。WEBチェックインは出発予定の36時間前からインターネットでチェックインできるというももです。2週間くらい前に電話で指定した座席も後方の４人席のうちの３席だったので、座席を変更したかったこともあり、今回WEBチェックインを試してみました。
予約番号を入れて、チェックインする人にチェックを入れて（今回は3人全員）、預ける荷物の個数を入れ（今回は0）、パスポート番号を入力して、座席番号を変更（24列目の窓から3人席が取れました）して、最後に印刷する画面が出てきます。A4サイズで1人１枚づつを印刷して持参します。
当日、GWの連休ということも考えて早めに家を出たら3時間以上前に空港へ着いてしまいました。
NWのカウンターには、いつものトグロをまいた行列は見られません。搭乗券を見せて、荷物をX線に通すと「WEBチェックイン済みでーす」と係りの人が言い、ビジネスクラスの並びにあるWEBチェックインした人専用のカウンターに案内されます。そこでパスポートを見せると、A4サイズの自分が持って来た搭乗券にスタンプを押してくれます。預け入れ荷物がある人はここで預けることになります。また、今回の航空券がバンコクへ行って終わりの航空券だったため、「バンコク在住の方ですか？」「バンコクからの帰りの航空券を見せて下さい」と言われました。シンガポールから宅配してもらったANAの航空券を見せて問題なく手続き終了しました。
チェックインが終わると、空港内でブラブラして時間をつぶしましたが、Yのいつもの希望で、2時間前に出国してゲームをやりに行きました。Yとツレはゲームをしていましたが私は荷物と一緒に窓際で飛行機（自分の乗る飛行機ではない）に荷物を積み込んだりする様子をボーッと見ていました。
もしゲームをする気がなければ、第１ターミナルでの一番よい場所は、21番ゲートの横を奥に入ったところ（22から25番ゲートのある丸い建物）を1つ下の階（たぶん2F？）に下りたところにある一般待合室。奥にはマッサージチェア（３つしかないので競争が激しい）やリクライニングチェアがあり、人も少ないのでのんびりくつろげます。

NWは定刻に出発し、30分近く早い23:20に着いた。機内で見た映画Duplex（デュプレックス）が面白く、Yもしっかり起きて見ていた。機内食はキッズミールがいつものチキンナゲット。もう2年以上同じメニューだ。Yもマクドナルドのチキンナゲットに比べかなりまずいのを知っているので封もあけずに残している。次回NWに乗る時は、Yの分もキッズミールを頼まないでおこうと思う。Y到着前にとうとうウトウト。無理もない。時差が2時間あるので、日本時間では午前1時過ぎの到着なのだ。
飛行機が早く着いたのはいいが、空港では、横付けする場所がなくて空港内をグルグル回り、結局バスで空港ビルへ送迎されることになった。
バンコクの入国審査場は奥に広いので、なるべく奥へ奥へ進むと空いている。さすがに何回かバンコクへ来て学習した。
荷物はまだ出てきていないが、今日は荷物を預けていないので、スムーズに外に出て、1万円両替しタクシー乗り場へ。
タクシーカウンターから乗ったのだが、白髪のおじいさんが最初メーターを作動させず、「メーター」と言う。メータを動かし始めたので安心してしまったが、しばらくしてからよく考えると120Bくらいから始まっていた気がする。（バンコクの初乗りは35B）ツレは「空港の追加料金が加算されているんじゃない？」と言うが、私はメーターに空港利用料の50Bプラスだと聞いているので、どうも不審な気が・・・。おまけにタクシーカウンターの配車のお姉さんも白い紙をタクシー運転手の方に手渡しているのでタクシー番号等を書いた紙が手元にない状態。
遠回りなどはされなかったが、アジアホテルについた時点でメーターが260B程度。「空港利用料50Bプラスね」というノリで白髪のおじいさんドライバー。やはり最初のメーター分高い気がしたが、最初にその場でクレームしなかったので、310Bを払う。

アジアホテルでチェックイン。結局時間は12時半ごろになった。 禁煙ルームをリクエストするが空いていないらしく「もしニオイが気になるなら明日部屋をチェンジします」と言われ、素直に711号室へ。安い3,800円のクーポンにしたので覚悟していたが、窓の外が触れるくらい近い壁のノービュールームだった。日中、左を見るとかすかに5階のプールエリアのジャグジーのはじっこが見える場所。換気も悪いのか部屋も少しカビくさい。
まあ、明日も1日出歩くしホテルの部屋にはいないので問題なし！ということで今日はそのまま就寝。

パンダバスの水上マーケット観光とカリプソのクーポンを出発の2週間くらい前に、日本から申し込んでおいた。HP上では、クレジットカード決済のような入力はするのだがバンコクのパンダバスの場合、現地で車に乗る前にカード決済をするかバーツの現金で支払うかになる。
ピックアップは6:30にアジアホテルロビー。朝食時間が6:00-9:30だったので朝食を食べてそのまま出かけるつもりで仕度をして朝食へ。6:30にロビーにキレイな日本語のタイ人男性がピックアップに来た。乗ったバスが豪華！横に3席しかないつくりで広々している。どうやら新しく導入したバスらしい。 この日は日曜日で渋滞もなくすいすい行ったが、平日だったらこの時間は渋滞しているのではないだろうか？
ナライホテル、モンティエンホテルと2件でピックアップして、7:05ごろマンダリンホテルへ。アジアホテルからマンダリンホテルは道1本でタクシーで15分もかからないと思うので、無料のピックアップはお金の代わりに時間を犠牲にしていることが分かる。
私達が乗ってきた豪華バスはアユタヤ観光に行くバスらしい。降りて、カウンターでクレジットカード払いでツアー代を払い（この時にカリプソのクーポンももらえる）、水上マーケット観光と書いてあるバスに乗り換える。なんと水上マーケットはアユタヤより遠いそうで1時間半かかるとのこと。心配なので、Ｙと私はマンダリンホテルでトイレを済ませてからバスに乗った。マンダリンホテルは今回の宿泊先探しで検討したが、ロビー脇に小さいながら落ち着いたプールが見えて、値段の割になかなか良さそうだった。今はBTSから距離があるのでやめたが、今年開通する地下鉄は近くを通るので次回以降利用することもあるかもしれない。
水上マーケット行きバスは横4席の普通のバスだが、さすがにキレイにしてあって乗り心地はよい。冷房も強すぎないので良かった。
7:30の出発時間になっても一向にバスが動き出さない。横のアユタヤ行きなどはドンドン出発していく。何かと思えば「お客さんが1組来ていない」とのこと。15分ほど待ち、「お客さんと連絡が取れてキャンセルになりました」とのことでバスが出発。
1時間ほど走って、8:55に、ココナツファームに到着。ここで30分トイレ休憩（トイレは有料で5Bだがキレイ）とココナツ砂糖作りの見学。薄茶色の砂糖を試食させてくれるが、すごく甘い。30Bで一袋買って暑さ負けに備える。外はかなりの気温。昨年の8月より暑く感じる。持ってきた水がなくなり、１本買う(500mlくらいで20B)。
15分ほど走り、9:40ダンヌンサドアク水上マーケット着。ガイドのゴイさんの説明では、タイ語でダンヌンは旅行・観光、サドアクは便利という意味だそうだ。このネーミングのおかげでタイ人も休みの日には便利な観光に来るのだそうだ。
船に乗るまで20分自由行動ということで、麺を食べに行ったり、ガイドさんの仲介で臭くないドリアンを購入したり。私達はドリアンを一度食べてみたかったのでドリアン組に混じってドリアンを購入。割ったもので大きさによって70B〜80B（丸ごとだと300B位らしい）。全くニオイもなく、濃厚な甘みでウニのような感じ。私は好みの味。ツレは「微妙だ」と言っている。Yも一口食べたのみ。
時間に集合場所へ行くと、ガイドさんがマーケットで買った、たこ焼きのようなお菓子を「どうぞ」と出してくれる。ココナツ味の甘いお菓子だった。おいしいが、Yもツレも１つでいいという。ココナツ好きの私にはとても美味しいのだが。
また集合時間に来ない人がいて待つ。11時に市場が終わってしまうことがあるとのことで、とうとう1組は置き去りにして移動。10:20手こぎボートに乗船。1つ6人乗りとのことでガイドさんがあらかじめ組み分けした人で乗る。水上の店で果物でも買おうかと思っていたのに近づいてくる（近づいていく）船はみやげ物の船ばかり。そのうち水路を進んで水上生活をしている人の住居エリアへ。洗濯をしている跡があったり、飲み水の水道はあるみたいだ、など興味深く見る。 適当な場所で折り返してまたマーケットに戻る。Yの好きなラムヤイ(ブドウくらいの大きさで丸く固い茶色の皮のフルーツ。中は白色であっさりとした甘い味)を買ったら、50Bと言われ「高い!」と言ったが、店の人が50Bと頑固なのと、同乗者をあまり待たせても悪いので50B支払って購入。ついでに同乗者にも１つづつおすそ分けする。
船は30分ほど乗れる。船を下りると11時ごろだったが、辺りを歩く気力がなくなるほどの暑さでバスに戻る。すると先ほど集合に遅れた2人が寝転がっていた（日本人のおじさんとコンパニオンレディと思われるタイ人女性）。ガイドさんが来てその2人に「怒っているか？」と聞いた。手漕ぎボートに乗れなかったらしい。「いえ、全然」と答えている。集合時間に遅れた自分が悪いのだから、怒っているわけがないだろう。11:15バス出発。帰路はみんな爆睡している。13:00インターコンチネンタル着。予定では12時着なので1時間も予定をオーバーしているが、今日は渋滞もない日曜日だったので平日ならもっと遅くなる可能性があるだろう。食事つきの人はそのままインターコンチネンタルで食事。私達は食事なしなので、解散。去年８月に泊まったプレジデントは、予定どおり改装中らしく、シートに囲まれて入り口がない状態に見えた。

まず、昨年お参りしていないツレのために、信号を渡ってエラワンプームへ。
お花や線香を買うことについてガイドブックや掲示板にいろいろな情報があるが、昨年、私が買っているタイ人を観察して実践したのは、プームの中の奥にある売り場で黙って20Bを出すこと。するとお花４つと線香と蝋燭の最低セットが買える。もちろん豪華にしたい人は100Bなど出してアレとアレなどと店の人に言っているが、とりあえずお参りしてみたい観光客なら20B作戦でOKだろう。今回もYと私がそれぞれ20B出してセットを購入。4つの面にそれぞれお花を供えて線香を分けてさして、お参りする。風向きによってはかなり煙たいがYと二人がんばる。肝心のツレがあまり熱心にお参りしていないが、これで宝くじに当たるだろうか？？？
プームの外で買うとかなりボラれるらしいので絶対外のお供え売りに近寄ってはいけない。1,000Bなどという信じられない値段を払っている人がいるらしい。まあ、その程度の出費で宝くじに当たるなら、安いもの？？？

お腹が空いているので、セントラルワールドプラザ（旧ワールドトレードセンター）へ。 めぼしをつけていた中華のお店が見当たらず、ウロウロして、ちょっと高いがおいしそうなステーキ屋さんのSIZZLERへ。サラダバーが充実していてよいし、美味しかった。 値段もタイにしては高いが、繁盛している。Yも大人と同じに頼んで、3人で1,095B。
食後、ツレが床屋に行くと言うので、その間Yと私は伊勢丹やナラヤで買物。ツレの床屋代は300B程度。前回もかなり短く切られたが、今回も思った髪形にならず「帽子が欲しい」と言いだした。「1,000円近く出すなら最近は日本にも安いところでそれくらいの床屋あるんじゃないの？」と言うと、「日本の安いところは切るだけだけど、バンコクは2回も洗ってセットまでしてくれる」とのこと。
ナラヤで買物して疲れてしまったのでタクシーでホテルへ戻る。（49B）Yはプールプールとうるさいが、朝早かったし夜もショーを見るので、少し昼寝。

ショーは20:30と21:45があったが今回は宿泊ホテルで見るので遅い方にした。夕方から食事と観光をかねてルンピニー公園のスアン･ルム･ナイトバザール(SuanLum Night Bazaar)へ行くことにする。ルンピニー公園はBTSの駅からも距離があるのと、まだまだ暑いので、タクシーで移動(55B)。屋根つきの店を見て歩くが何かを買う気がないのですぐ飽きてしまう。
案内板（柱？）にマッサージという文字があったので、どんなところか偵察に。入り口にはハーブセンターと書いてあるが靴がたくさん脱いであって、中にカウンターがある。靴を脱いで中に入り料金を見ると、いろいろなメニューがあり、60分のコースはだいたい300B。ツレは足と肩マッサージ、私は足・肩・背中マッサージのコースを選びマッサージをお願いする。すぐに担当の人が来て、足洗い場に案内され、足を洗ってくれて、リクライニングの椅子に座ってマッサージ開始。片足20分くらいずつ。そのあと選んだメニュー毎のマッサージになるが、ツレも私もあまり変わらなかった気がする。Yは横のリクライニング椅子に座らせてもらってみていたが、入れ替わりたちかわり店の人が「テレビ見る？」「マッサージする？」と声をかけている。Yは照れてニヤニヤしている。 そのうちマッサージ師のヒマになった人が来て、Yの腕や足を軽くマッサージし始める。時間は15分くらいだろうか？ Y、ニコニコしながらされるままになっている。後から聞くと気持ちよかったらしい。 マッサージ終了後、カウンターでお金を払う。感じがよかったのでチップを40Bづつ渡すが、今までにないくらい丁寧にワイをされてビックリする。Yをマッサージしてくれた人にも40B渡したが、こちらも驚いて、丁寧にワイをしてくれる。昨年の有馬温泉（パッポンのマッサージ屋）では、280Bの60分マッサージに40Bのチップを渡したのに、片手でピッと受け取ってお礼の態度なんて皆無だった。 ここは、あまり観光客ズレしていないようで、とても気持ちがよかった。

マッサージ終了後、外に出るともう薄暗くなっていた。
ラーマ4世通り方面へ向かうと、大きな屋外フードコートがあった。ここで夕食をとることにする。
タイ語しか書いていない店も多いが写真が出ているので頼みやすい。ツレはチャーハン、私はトムヤムクムとチャーシュー麺、Yはピザ。ざっと値段を見てクーポンを買ったが少し余った。ツレがビールを買いに行くと、少し足りなくて、またクーポンを買いたして支払う。食事代は全部で220B。
人出も多く、遠めにバンドが演奏していたりして、なかなかにぎやか。美味しく食べてタクシーでホテルへ(53B)。

9:45からのショーのチケットの引き換えは7時からと言われて出かける前は引き換えできなかったので、カリプソのショーのブースに寄ってチケットをもらう。このとき座席が決まる仕組みだ。時間は、8時過ぎでまだ前のショーが始まる前だった。Yも一緒だったのだが、それを見てPCで座席を決めるオバサンが「フー」という感じでクビを振りつつ座席を決めていた。どこかでパンダのクーポンは良い席になっていると見た記憶があったのであらかじめどこかのエリアに決まっているのだろうと思いこんでいて何のリクエストもしなかったのだが、実は違うようだ。出てきたチケットと貼ってある座席表を見たら、後ろから3列目のIという列だった。
部屋に戻り、お風呂に入り（ドライヤーで髪を乾かして冷房で風邪をひかないようにした）、10分前くらいに下に降りるとロビーはショーを待つ人で大混雑。時間が過ぎても前のショーが長引いているようで開場されない。ナラヤを見たりして時間をつぶしていたらナラヤの奥からドッと人が出てきた。前のショーが終わったようだ。
会場に入ってみてガッカリした。会場は狭めなので後ろの列でも舞台までの距離はそんなに離れていないが、椅子の並びが、前後３個が1組で前の真ん中が○テーブルに変わっているような配列。同じ高さに椅子が窮屈に並んでいる。舞台までは何段かの段差はあるが、パタヤのアルカザールなんかの映画館タイプ（1列ずつ高さが違う段になっている）とは全く違う。Yは前に人が来ると全く見えないだろう。たまたま前の列に、10歳前後らしい白人の男の子が来たので、Yはその子の後ろに座らせて少しはマシになった。実は私も身長が150cmちょっとしかないので、こういう場合損をする。特に白人が前に来たりすると横も縦も大きいことが多いので、舞台が全く見えなくて悲しくなることもしばしばだ。ショーが始まった。始まってから飲み物の注文を聞きに来る。1ドリンクつきのチケットには、頼める飲み物が書いてあって、チェックして渡すようになっているのに、アレはないか？これはないか？と前の席の白人が一人ずつ長々やっている間、ずっとウェイターが前に立っていて、全然見えない。うちの番になりチェックしておいたチケットを渡すとうなずいて去っていった。
ショーは健全で子供も楽しめる。歌も踊りもそれなりに訓練されていてちゃんとしている。でも、もしパタヤにも行くならパタヤで見る方を薦める。会場も見やすいし、ショーとしての完成度があちらの方が高いと思う。ツレは飽きて寝てしまったと言っていた。ショーが終わると出演者が出てきて、一緒に記念撮影。うちはそそくさと出る。Yは誰かお気に入りがいたようだが、撮影場所が混んでいたので、すんなりあきらめて会場を出た。
部屋に戻って就寝。ホテル内は楽だ。

アジアホテルのチェックアウトは12時だ。今日は11:30くらいにホテルを出て空港へ向かう。その時間では店でショッピングしたりするのも無理だろうということで今日は午前中Yにつきあってプールで過ごすことにした。朝8時ごろ起きて、ゆっくり朝食を食べ（今日は亀ゼリーがあった）、ツレとYはプールへ。私は荷造りをしてからプールへと思ったが、たくさん買ってしまったナラヤの小物をお店で入れてくれたビニールのまま持ち運ぶのもナンだなあ、と思い、１Fのナラヤ（朝8:00?頃〜24時 OPEN）に行って大きな四角いサテンのバックを買い、それに詰め込む。ちょっとした旅行にも使えるだろう。
12Fのプールは日当たりはいいが深いので、5Fのプールで過ごした。プールは小さめだが、Yの足のつく場所もあり、暖かいジャグジーもある。今の暑いバンコクでは日向より日陰の方が恋しい時もあるので、ホテル自身の影で日向日陰半々くらいの5Fプールサイドは、意外とよい。
私は小一時間ほど過ごして、部屋へ。お風呂に先に入る。あがった頃Yとツレが戻り入浴。
11時過ぎ、チェックアウト。Yの朝食代が1日140B程度だった。
ホテル前の道は空港方面へ進む道なので都合が良いのだが、ホテルのタクシー乗り場からのタクシーはちょっと悪いのもいるとの噂を耳にしていたので、少し出て歩道で流しのタクシーを拾う。 「エアポート」で通じ、ちゃんとメータを作動させてくれた。ちなみに今日は月曜だがバンコクは祝日らしいので渋滞もあまりないはず。35分くらいで空港着。メーターは165B。やはり到着時のタクシーは最初のメーター開始時に多めの額から始めてその分多く取られたようだ。あの白髪オヤジめ〜。多く取られたと言っても被害は100B（\300）位なのだが、とても悔しい。あっさりボラれた自分に腹が立つのだろう。

気を取り直し、フィンエアーのチェックイン。フィンエアーはターミナル２だ。
ビジネスクラスのところでチェックインできる〜と思いきや、まだお客がまばらな時間なので、ビジネスクラスカウンターはクローズ。エコノミーカウンターでのチェックイン。荷物を預けたがこちらもビジネス等記載がないので早く降ろしてもらえそうもない（クスン）。ワンワールドの提携先のカンタスのラウンジへのインビテーションをもらった。
お腹が空いたので一つ上の階に上がり、レストランを偵察。バンコクはいつも深夜着、早朝発なので店が全部開いているにぎやかなドンムアン空港は初めてだ。フィンエアーでも食事が出るので軽くクラブハウスサンドイッチ、トムヤムペンネ、ホットドックなどで小腹を満たして出国。
初体験の航空会社のラウンジはどんなかな・・・と行ってみてビックリ。ものすごく素敵な空間。（でも冷房ききすぎ） まず入り口でビジネスとファーストに分かれる。バーエリアがあり、ワイン・シャンパン・ビール・冷ソフトドリンク（コンビニの冷蔵庫のようなところにたくさんの種類がある）・温ソフトドリンク（カプチーノなどが入れられるマシン・紅茶やハーブティーもあり）がそろっている。さらに、ちょっとしたスナック、サンドイッチ、ピタサンド、カットフルーツ、ケーキ。「ここでお昼で充分だった〜！」と思うような品揃えだ。（本格的な食事としては×。あくまでオヤツのレベル）
奥には、広々した部屋にソファーがあり、先客２・３人が新聞を読んだりパソコンを見たりしている。その奥に、無料のインターネットコーナーがある。ちょっと使ってみたが、日本語が入っていないので日本のサイトは表示できない。残念。Yahoo!（英語）でシンガポールの天気を調べると「Thunderstorm（雷雨）」となっていた。さらに奥にはトイレ、シャワー＆着替え部屋（４ブース）がある。今までカード会社の会員ラウンジは使ったことがあるが段違いにスゴイ！出国してからの場所にあるから、出国審査の混み具合を気にする必要がないため、飛行機の搭乗開始までここにいられるのもGOOD。
もう二度と利用できないかもしれない航空会社のラウンジ。お腹は空いていないが、ケーキとコーヒーでお茶。Yはハート型にカットされたスイカを「かわいい〜」と食べている。 フィンエアーのゲートが反対側の遠い場所なので、搭乗開始10分前にラウンジを出る。
ゲートは思いのほか遠く歩き疲れるほどの距離があった。行くと搭乗開始になっている。搭乗券を見せて飛行機の方へ。ビジネスとエコノミーに分かれる通路で、今日はビジネスだ〜と思ったら、通路が１本しかなかった。世の中そんなもんですね。１-ACDなので飛行機の一番前。シートベルトをすると前の雑誌ラックに手が届かない。手どころか足も届かない。ラックの機内誌を取るには歩いていく必要がある。これは不便では？？？通路を隔てた窓側にYとツレ、私の横は空席だった。後ろを見ると、2席づつの席のどちらかには必ず人が座っていて、ビジネス内の空席はあまりないようだ。乗るといきなりシャンパンのサービス。離陸して、シートベルトサインが消えると、Yとツレはフットレストを出してパーソナルビデオを出してゴソゴソ。たった2時間の短距離なので映画はやらないようだ。私は椅子を倒してみたかったのだが、この時間帯に椅子を倒すのは、はばかられたのであきらめた。
ワインリストとメニューが立派な紙で配られる。食事のサービスはまず前菜、メインと来る。メインは3種類を見せてくれてどれにするか？と選ばせてくれる。鶏・牛・魚とあり、ツレは牛、私は魚を選んだ。Yはチャイルドミール。たくさんの種類のパンを籠に入れて何度も「どうぞ」と勧めてくれる（そんなに食べられないので1回しか取らなかったが)。このパンが温めてあってよい。味見した牛肉もおいしかったし、魚も癖のない白身のクリームソースで美味しかった。
食後、Yが自前のノートを取り出して絵を書いていたら、客室乗務員の女性が、箱に入ったおもちゃセットと小さなウサギの人形をくれた。

予定より少し早い18時、シンガポール着。荷物が出てくるのを待っていたらYが「お菓子がない」と言い出す。入国審査後にトイレに入った時に忘れてきたらしい。時間にして５分も経っていなかったと思うのだが、Yの入ったトイレにお菓子の袋はなかった。近くの係りの人にも聞くがわからないという。 荷物が出てきていて、タクシーに乗り込む。
「自分で置き忘れたのだからしかたない」「外国では眼を離したら持って行かれちゃうんだよ」と言い聞かせる。はじめは「しかたないね」と言っていたＹだが、ポロポロ泣き出し、だんだん「うわーん」という状態に。
うちは普段お菓子をあまり買い与えない。旅行の時だけ特別に飛行機の中で食べるお菓子（ガム・ピンキー・ハイチューなど）を数個買ってあげるのだが、それはそれは大切に食べていたのだ。大切に食べていたのでかなり残っているお菓子を自分の不注意でおき忘れ・・・相当悲しかったにちがいない。 タクシー運転手は、乗るなり子供に泣かれてびっくりしたに違いない。
私は次に同じ失敗をしないために今うんと悲しい気持ちになることも大事と思ったのだが、ツレはかわいそうで見ていられなくなったのか、「帰ったらなくしたお菓子と同じものを買ってあげるよ」と言ってなぐさめる。Yに少し笑顔が戻った。

空港から30分もかからずナイトサファリに到着。タクシー代は、空港利用のS$3、荷物のS$1を含みS$20.90。今日、まっすぐナイトサファリへ来るために、スーツケースの類はやめ、スポーツバッグのようなタイプのカバンで来たのだった。インフォメーション裏にあるコインロッカーに荷物を預ける。日本の駅のコインロッカー程度の大きさとそれを２つ分の大きさのロッカーがある。特大スーツケースは無理だが、航空会社の客室乗務員がよくカラカラと持ち歩いているキャリーの横幅と厚みで、縦が60cmくらいまでなら入れられると思う。（正確に測ったわけではないのであしからず・・・）小S$2、大S$3。
行列に並んでいると、19:10ごろチケット窓口が開く。大人S$18＋トラムS$6（12歳までの子供は半額）。チケットを買う時にアニマルショーの予約をする。アニマルショーは以前来た時と違って専用会場が出来ているらしい。ショーは20:15と21:15の2回で20:15を選択。トラム乗り場の方へ行き、日本語トラムの予約。トラムの所要時間は40分。19:30は満員で一番早いのは19:45発。これだとショーに間に合わない。ショーが20:15だ、と言うと21:00がいいとのことなので、それを予約。トラムのチケット部分と引き換えに21時発用の紫色のシールをくれる。時間によってシールの色が違うらしい。この日の日本語トラムの最終は、私達の2本後の21:50発。
ショーの時間まで、近場のトレイルを回りトラを見る。早めに会場に行って、中央のブロックの頭上に紐のある少し後ろの場所を確保。このショーは楽しい。内容を書くとネタばれになるので、実際に見て白紙の状態で楽しんで欲しい。
ショーが終わり、トイレに寄って、トラム乗り場に行くとちょうど21時のトラムの時間。トラムに乗り込む。後ろから2番目の列になったが、座席がタイヤのおかげで高くなっていて、見やすかった。他にも座席が高くなっている番号があるので、通り過ぎるトラムを見て観察しておくとよいだろう。
日本語トラムを降りて、トレイルを歩くが、イーストロッジにつくあたりでYが疲れてしまい、半分は断念する。見たかったコウモリが見られて満足したらしいのと、今日は朝からプールに入ったり、飛行機でバンコクから移動したりして疲れているのだろう。Yはカワウソもかなり気に入ったらしい。
英語トラムの帰路に乗せてもらう。 トラムでイーストロッジから先を2回見たことになるのだが、日本語トラムの時に姿が見えなかったアリクイがいたりしてちょっと得した気分になった。Yはトラムに乗ると寝てしまったのでアリクイは見られなかった。
23:00動物園発。タクシーで20分ほどでラッフルズに到着（S$13）。チェックイン時に何時にチェックアウトするか聞かれたので、20時でお願いする。案内の人の後をついて部屋へ。部屋は一度ロビーを正面玄関から外へ出て、左（ホテルへ向かって右・アーケードに行くときの逆側）へ曲がり、鍵の門を入ったところにある庭に面したところの1Fの109。後で知ったのだが、この部屋はパームコートスイートだったらしい。予約していたコートヤードスイートは、ホテル正面から奥に入ったアーケードに面した側のようだ。どちらもスイートルームだが、パームコートの方が少し部屋が広めで天井が高いらしいのと、アーケードから見えない場所で落ち着いているので宿泊料も高めになっているようだ。（予約したグリーンホリデーさんでもコートヤード\46,500に対しパームコート\53,800）
部屋に入ると、一通りの説明をして、ウェルカムドリンクのリクエストを聞いてくれる。ドリンクは明日でもいいとのことだったが、今日シンガポールスリングを持ってきてもらうことにした。Yの分は、ノンアルコールができますよ、とのことだったのでYの分もシンガポールスリングを頼む。係りがいなくなるとさっそく部屋の探検。
部屋に入ったところはリビングスペース。右にソファーとTV、左は4人がけのダイニングテーブル。カウンター下の目隠しをされた場所に冷蔵庫とミニバーとセイフティボックス。ゲストの名前入りのWelcome！というカードと、花瓶に活けられた真っ赤なバラの花、ナシ４つのウェルカムフルーツが置いてある。
ドアはないが、厚手の緑のカーテンで仕切ることができる次の部屋は、ベッドルーム。キングサイズのベッドが２つ。TV、クローゼット、スーツ掛け、小物を置いたりハガキを書いたりできそうな小机。
ドアを開けて次の部屋は洗面所。洗面ボールは２つ。ドライヤー、よくある丸い可動式の鏡、子供の歯磨きセットを含むアメニティー。シャンプーやリンスはAVEDAというブランド。AVEDAは、石油系成分や合成なんたらを一切使わない植物成分のみで作られている環境に優しい製品らしい。使うとスースー涼しく感じて気持ちよかった。 さらに隣には別の部屋になっているトイレとバスルーム。お風呂は深めで広い。（上海の和平飯店より少し狭い程度？）バスソルト入りの陶器がある。 シャワーブースは、独立していて、シャワーの水が出て行かないようにガラスのドアにラバーがついているので、開け閉めにはちょっと力がいる。バスルームのドアには子供用の小さいバスローブまで掛けてあった。子供サイズのバスローブなんて初めてなので、Yはお風呂に入ると、喜んでさっそく着ている。

Yとツレがお風呂、私が部屋を探検していたら、シンガポールスリングが届く。Yのノンアルコールはただの甘いジュースであまり美味しくない。アルコール入りの方は、お酒が飲めない私でもOKな程度のアルコール量でおいしい。ツレが最初にラッフルズのロングバーで飲んだ時は、アルコールがもっと強くて飲めたものではなかったとのこと。といっても、もう20年近く昔の話だ。
さて就寝。ここのベッドは最高！シワひとつなくベッドメイクされていて、シーツも羽毛布団カバーも糊づけ具合が絶妙なのか、サラサラしていて、最高に気持ちいい！！とても、幸せな気分で就寝。

のんびり8時過ぎに起床。食事はついていないので、ラッフルズアーケードのAu Tengs Bakeryでパンの朝食をとり、そのまま外出。
MRTのシティホールから1回乗り換えてファーラーパーク(Farrer Park)駅近くのアラブ人街のムスタファセンター(Mustafa Center)へ。
MRTのシングルチケットは、デポジットS$1が必要なので、S$0.9（大人子供同額）の区間だったが、S$1.9で購入し、降りた駅でチケットを券売機に入れるとS$1が戻ってくる。ムスタファセンターでは、特に何を買うという目的はなかったがブラブラと見て回る。
再びMRTでオーチャードへ。MRTから出てウィスマアストリアを歩いていると、大きめの水槽があって、魚が泳いでいる。エレベーターが水槽と接しながらあがっていくものだったので用もないのにエレベーターで上へ。昼時なので、中華料理がいいと言って、高島屋SC上のMEKONG RESTRANTで食べる。チャーハン、ふかひれスープ、餃子などを頼んでS$70.70。ここのふかひれスープは白湯スープ仕立てであっさり味だった。おいしいのだが期待していたものと違うのでちょっと不満が残った。
MRTでホテルへ戻る。フルーツがブドウとモモに変わっていた。ナシは2つしか食べていなかったが美味しかったので残り2つをキープして置けばよかったと後悔。とりあえず今夜も遅いので昼寝。Y、昼寝を嫌がるが、寝てしまうとグッスリ。昨日もナイトサファリで夜遅かったので、疲れているだろう。
夕方、起き出してホテルのプールへ。バスローブで行くか迷ったが水着を着てTシャツなどを上から来て部屋を出る。朝、外出前にのぞいたときは誰もいなかったが、数人お客がいる。水温もあたたかく、これなら夜でも入れそうだ。ここのプールは24H利用可能だが、23時以降はルームキーがないとドアが開かないらしい。
プールの入り口の脇にトイレがあるのだが、ここの中がシャワー室・更衣室・スパのロッカーになっている優雅な空間。バスタオルもふんだんに置いてある。ここで着替えることも可能だ。
朝、部屋に届いていた朝日新聞をのんびり読んで、たまに泳いで・・・とやっていると、プール脇のバーから、おしぼりを持ってきてくれたり、カットフルーツを串にさしたおやつを出してくれたりする。決してあちらから「飲み物は？」などと聞かないが、頼みたい時にはササッという感じでやってくる。さすがだ。
17時すぎ、プールから上がり、入浴。
ご飯を食べに外へ。前に来た時にフラリと入ってふかひれスープが安くて美味しかった所を記憶を頼りに探す。マリーナスクエアの中だった。マリーナスクエアはホテルからは徒歩ですぐだ。幸運にも見つかる。　阿一海鮮火鍋（AY YAT SEAFOOOD＆STEAMBOAT）だった。普通のふかひれスープと蟹肉入りのふかひれスープを頼む。ここのふかひれスープはS$20前後で小さな土鍋に入って出てくる。値段の割にふかひれの量が多くて（小さなふかひれだが）美味しいのだ。他に焼きソバ、ごま団子、ビール、飲み物でS$83.15。
会計するとくじ引きのキャンペーン期間らしく、インフォメーションへ行けと言われる。2回引いて、サトウキビジュース（かなり甘い）とお豆のおつまみ（なぜか日本語が書いてる）をもらった。
外に出ると、空が雨雲で暗くなっている。そういえば昨日見た天気予報で雷雨だったが、まだ雨に降られていない。バンコクでも雨に降られなかったし、天気に恵まれた旅行だったと思う。
ホテルに戻り、入浴して、荷造りしてチェックアウト。チェックアウトして、鍵を返してしまうと、ついさっきまで入れた宿泊者エリアに入れなくなる。ちょっと寂しい。またここに泊まって中に入ることはあるだろうか？再び、あのサラサラ気持ちいいシーツに寝られることがあるだろうか？
チェックアウトして外に出ると、タクシー待ちが2組ほどいた。待つこと数分。タクシーに乗って空港へ（S$15）。20分くらいで到着したと思う。ターミナル1の全日空でチェックインして、出国。成田やアメリカと比べると荷物検査がそれほど厳しくない気がした。チャンギエアポートは出国後のエリアも、たくさんのお店（オモチャ屋まであった）・カフェ・無料のインターネットPC（日本語不可だった）、無料のゲーム（めったにあいていない）・小さい子供用のキッズスペース・サボテン庭園なんかがあって、にぎやかだ。
全日空の機内に入ると、暇つぶしに良い日本語の雑誌やら新聞やらがラックに入っているので新聞と雑誌を１つキープ。座席は久々に個人モニターつきの飛行機（フィンエアーにもあったが映画はなかったのでここでは除外）。Yは、前もって調べておいた全日空の機内映画の中でホーンテッドマンションを楽しみにしていたが、残念ながらホーンテッドマンションのない機種だった。しかたなく、ルーニー・テューンズ　バック・イン・アクション（LOONEY TUNES: BACK IN ACTION）という実写とアニメが合体したようなバックスバーニーの出てくる映画を見ていたが、だんだん面白くなったのか、「キャー！」とか「ワー」とか歓声をあげて見ている。もう午前の時間帯なのだが目はパッチリ。終了後、やっと眠る。
私は、早めに目が覚めて、モナリザ・スマイル（MONA LISA SMILE）を見始めたが、到着してしまい最後まで見られなかった（涙）。続きはレンタルビデオで見よう・・・。
成田空港の第2ターミナルはやはり混んでいる。第1ターミナルが年末年始やGWでもそれほど混んでいるように見えないのは、JALもANAも第2ターミナルで第1ターミナルには繁忙期に臨時便を出す航空会社がいないためだろうか？？？
Yは空港売店で、シンガポールでなくしたものと同じお菓子を探し出し、さっそくツレに「約束でしょ！」と言って買ってもらっている。 子供はこういうことは絶対忘れないから感心してしまう。
車を停めてある駐車場行きのバスも20分ほど待った。