●行き先の決定
私たちの手元には、シンガポール発日本経由ハワイ行きのJALの最終区間の成田−>シンガポールの片道航空券があります。
年始に日本に帰ってくる航空券の候補（兼来年の夏の航空券）として、3つの予約をしておきました。
１．シンガポール発全日空のパリ往復 S$2,863　（Hクラス1年有効日本で2stop overの追加料金$515込）->約\200,410
２．台湾発日本航空のニュージーランド往復 NT$ 40,900元（Sクラス1年有効日本で2stop over可）->約\147,240
３．バンコク発シンガポール航空のロサンゼルス往復 40,400Ｂ（Yクラス1年有効日本で2stop overの追加料金B6000込）->約\121,200
アンコールワットに行きたいと思わなければJetStar Asiaで片道1万5千円くらいのチケットでシンガポールから台湾へ移動して、今年の夏は冬のニュージーランドでスキーか温泉・・・などと思っていましたが、アンコールワットへ行く事を考えると台湾は候補から外れてしまいます。
直行便で行きたいとなると、アンコールワット（カンボジアのシェムリアップ）には、シンガポールからシルクエアが週4回、バンコクからバンコクエアが１日数便飛んでいます。10月終わりごろからシンガポールの旅行会社のアンコールワットツアーの問い合わせをしてみましたが、年末も年始もキャンセル待ちになるとの事でした。グリーンホリデーさんで主催しているアンコールワット2泊3日ツアーは安くて主な見所がおさえてあるのでいいと思ったのですが、予約が取れないと話しになりません。シンガポール在住ならギリギリまで待つこともできますが私たちは帰りの航空券を発券しなくてはならないし、ホテルも取らなくてはなりません。
バンコク発のバンコクエアの方も旅行会社と航空会社のウェブサイトの両方からチャレンジしましたがこちらも満席でした。 行動が遅すぎたと思いましたが、忙しくて余裕がなかったので仕方ありません。
「アンコールワットは来年の年末に行こう！」
今年の年末年始は、シェムリアップへの便が多くて選びやすいバンコクに移動しておくことだけ決めました。
自動的に夏の旅行先はロサンゼルス（そしてたぶんラスベガスも？）になりました。

アンコールワットだけを考えれば、シンガポールからのシルクエアでも良かったのですが、夏の航空券代の高さとシンガポールよりバンコクが好きという個人的好みも影響していることは否めません。

●アジアの格安航空会社の予約
バンコク発の航空券を予約したときにシンガポールからバンコクの航空券のリサーチをしておきました。
最近は格安航空会社がどんどん出てきています。
エアアジア（AirAsia）はマレーシアの格安航空会社です。12/29,12/30発の値段を調べるとS$48〜、なんと3,000円程度からあります。時々もっと安いキャンペーンをしているようですが年末は混みそうなので、あまり期待しませんでした。22時台発のシンガポール発バンコク行きがありますので日本を出発したその日にバンコク入りすることが可能です。しかし、限られた機材で折り返し運行する格安航空会社は遅い時間の便ほど遅れが累積するのは、NYからナイアガラまで行ったときのJetBlueでも体験済みです。AirAsiaについても何時間（8時間と言う情報も！）も遅れることがあるという情報と安全面の不安（古い飛行機を利用している）からパスすることにしました。
Tiger Airは17時台に1便しかないのでパス。
カンタス系の格安航空会社ジェットスターアジア（JetstarAsia）は、朝9時台の便があるので、着いた翌日にこちらを利用することにしました。時々運賃の変動を確認していたら、一番安いときはS$58でしたが、実際旅程を決めて申し込んだ11月6日では$89でした。運賃は大人・子供同額で、諸費用がS$48かかり、3人合計でS$411です。請求は28,938円でした。Websiteからクレジットカードで購入し、予約番号の書いてある画面のコピーを印刷（これは番号さえ控えておけば後でも印刷可能）して、あとは空港で搭乗手続きをすればOKです。
航空会社の2レターコードは3Kで、私たちが乗る予定の9:20発バンコク行き511便は3K511になります。

●バンコク発航空券
シンガポール航空バンコク発日本経由ロサンゼルス行きです。最近登場したシンガポール航空の成田発バンコク行き直行便は使えず、シンガポール経由になります。予約クラスはYですが、事前の座席指定はできません。
予約は初夏にお願いしていましたが、発券は12月に入ってすぐに行いました。E-Ticketです。
以前はCitibankの決済レート＋１％の為替ヘッジで計算した日本円で請求してもらい銀行振り込みしていましたが、 今回は、クレジットカード決済でお願いしました。理由はcitibankの為替レートの悪さ。 Citibankのレート+1%で換算した振込み額は47万を超える額でしたが、クレジットカードの実際の決済金額は1万円も安い金額でした。 以前はクレジットカード決済となると、カードを現地の代理店の店頭に持っていって、決済用の紙をあらかじめ作っておく必要があったりと面倒でしたが、今回からインターネットでの手続きが可能になったので、手軽になりました。ショッピングマイルが貯まるメリットもあります。
それにしても燃料サーチャージの高い事にはビックリしてしまいます。昨年は燃料サーチャージが加算される前に発券していたので今回初めて徴収されました。航空保険料がUS$5×6区間×3人＝US$90なので、燃料サーチャージだけで一人2万円くらいかかっています。

バンコク発シンガポール航空成田経由ロサンゼルス行き

	大人	子供	3名分の代金
航空券	34,400	25,800	94,600
ストップオーバーチャージ	6,000	6,000	18,000
成田使用料	1,420	710	3,550
アメリカ出入国税	1,985	1,985	5,955
航空保険料（US$30*3相当）＆燃料サーチャージ	8,870	8,870	26,610
合計	52,675	43,365	148,715
カード手数料			5,056.31
総支払額			153771.31 （\460,191）決済レート1B=\2.9927

（※全てバーツ建て）

●駐車場予約
9月に新車を購入したばかりなので、今回は車の移動をしないセントラルパーキングにしました。6日間で\4,800と少し高めですが、見知らぬ人に車に乗られる心配がないのは良いです（安い駐車場は預かった後、車を別の場所へ移動することがあります。帰国が近づくと車を回送してくるのです）。Webサイトから予約フォームに入力すると、翌日にはメールで予約OKの返事がきました。11月15日予約完了。

●ホテル予約
今回の旅程は12/29朝日本を出発。夕方シンガポールに到着して1泊、12/30にバンコクへ移動。
バンコクに3泊した後、1/2の夕方バンコクを出発、深夜、シンガポール発の成田行きに乗り継ぎます。シンガポール発は日中移動する朝8時台発の便もあるのですが、またシンガポールでトランジットのため1泊するのは面倒なので深夜乗り継ぎにしてしまいました。
到着日1泊のみで翌朝チェックアウトで寝るだけのシンガポールのホテルは、グリーンホリデーさんに11/15にお願いしました。
着くのが夕方17時台のため、地下鉄で空港から移動しようと思い、地下鉄で空港にいける場所ということで選びました。また翌日は9時台の飛行機なのでホテルの朝食開始時間によっては食べられないことも考えられます。朝食ありと朝食なしがあった場合は朝食なしで申し込みました。
最初に予約依頼したペニンシュラ・エクセルシオールホテル(朝食つき)\7800は満室回答。年末年始は混んでいるので複数希望を挙げて欲しいとのことでした。
そこで、第1希望　ゴールデンランドマーク（朝食なし）\8,000、第2希望　オールソン（朝食なし）\7,800、第3希望　ライオンシティー（朝食なし）\7,400でお願いしてみました。すると、11/17にオールソンで予約OKの返事が来ました。
同じく11/15にバンコクのホテル3泊をグリーンホリデーさんへ依頼しました。 第一希望は、アマリウオーターゲートホテル　スーペリア朝食つき\9,900は満室で、デラックス\14,100なら空きがあるとのことでした。高すぎです。
プラトゥーナムエリアで探していたので、次はホテルトラベルドットコムさんへグランド ダイヤモンド ホテル＆エグゼクティブ レジデンス　プレミア スイート　朝食つき $49（これはお値打ち！）をお願いするとこちらも満室。
プラトゥーナムエリアでアーノマホテルやインドラリージェントも検討しましたが、このエリアにこだわっていたセントラルワールドプラザでのカウントダウンが、相当な混雑で子供連れにはちょっと厳しいと思ったこともあり、方向転換しました。
今まで足を踏み入れていないスクンビットエリアで、新しくオープンしたばかりで設備の割に安いマジェスティックグランデを使ってみることにしました。グリーンホリデーさんで朝食付き\7,900でした。バンコクのホテルは新規開業時は安く出して、そのうち値段があがってくることが多いので、この値段で泊まれるのは今のうちと思いました。
支払は銀行振り込みで12月下旬まででOKです。
振り込むと当日中に予約確認書がメールで送られてきます。これをチェックインのときに持参します。

●現地発アユタヤツアー
アユタヤに今まで行ったことがなかったので、今回アユタヤツアーを申し込む事にしました。昼とライトアップの両方が見たいと思っていたので、パンダツアーの「屋形船のご夕食＆象さんとお散歩　ライトアップアユタヤ」という14:00集合のツアーにしました。大人B2000、子供B1200ですが、JCBのサイトで申し込むと大人B1800、子供B1080になります。515円の手配手数料を取られますが、それでも1000円くらいはお得なのと、現地でJCBに電話予約をしたり出向いて予約をしたりしなくて良いので時間を無駄にせずに済むと思いました。料金はもちろんJCBカードで決済されます。 万一体調を崩したとしても、キャンセルは前日の12:00までは無料です。
サイトから予約依頼して、2日後くらいにはOKの返事がきました。
参加できる日は12/31か1/1だけでしたが、帰りが遅いツアーなので12/31の大晦日は渋滞にはまりそうな気がしたので1/1にしました。初詣がわりにアユタヤのお寺・・・ですね。
もっと安く上げようと思えば、アユタヤなら鉄道やバスで自力で行くことも可能です。あるいはバンコクからタクシーをチャーターしてというのもアリだと思います。 私たちは説明が聞きたかったのと、夜のアユタヤを子供連れでウロウロするのは危ないかもしれない、また深夜に公共交通機関で帰ってくるのも子供がいるとつらいということでツアーにしました。3人で14,000円くらいかかるわけですが、高いか安いかはツアーの内容によると思います。

●JALでシンガポールへ
11時発のJAL719でシンガポールへ出発ですが、年末（この日は12/29）の混雑を考え、駐車場に8時ごろ到着しようと計画していました。家の出発予定は5:30です。
しかしトラブルがあったため、急遽電車で行くことになりました。日暮里発7:07の京成特急に乗って成田空港第二ターミナル着が8:20でした。（スカイライナーの7:13発だと到着は8:14でしたが、6分のために\1,000→\1920を払う価値がないと判断しました）
JALの搭乗手続きは結構な行列でしたが、「チェックイン荷物のないお客様〜」と呼びかけながら歩いている係りの人に「ハイ！」と手をあげてついて行くと、チェックイン荷物のない人の手続き専用窓口（3窓口程度）がありました（セキュリティチェックなしの場所に手荷物だけの人のチェックインカウンターがあるなんて初めて知りました）。並んでいる人も２・３組です。すぐに手続き完了。朝、京成日暮里駅で買ったおにぎり１つしか食べていないので、エスカレーターを上がってマクドナルド（Yの希望により）で朝食をとりました。
予約してあったセントラルパーキングには行列に並んでいるときに電話でキャンセルを伝えました。特にペナルティもなくすんなりキャンセルできましたが、悪かったのでまた利用して今回の迷惑をかけた分をお返ししなくては・・・と思いました。
早めに出国してしまおうとセキュリティのところに並ぶと、船越栄一郎さん・松居一代さん一家が並んでいました。船越さんは背が高く、顔ひとつみんなの頭の上に出ています。Yはナイナイのゴチバトルをたまに見ているので「ゴチの人だ〜！」と喜んでいました。
出国手続きのところはそれほどの行列はありませんでした。今回はシャトルに乗った先の搭乗ゲートだったので、キッズスペースに行っても良かったのですが、Yも大きくなり、赤ちゃん用の滑り台に興奮する年でもなくなったので、無料のYahoo!Cafeでインターネットをすることにしました。Yの分も一台借りてあげると、人生ゲームキャンディのサイトをチェックしたり、ケロロ軍曹のサイトでゲームをやったりしています。私も旅先の天気予報やおすすめのレストランの情報なんかを見て時間をつぶしました。
30分前ゲートに行きました。11時の定刻の5分前くらいには動き出しましたが、第2ターミナルからのJALは滑走路が遠いので（いつものことですが）地上を移動する時間が長いです。
飛行機の中での映画を楽しみにしていましたが、あまり見たいものがなく「まだまだあぶない刑事」と「ウェディングクラッシャーズ」を見ました。今回の飛行機では、始まるまでに何分という一覧が出て、前の映画が終わるとその情報を参考に次に見る映画を選びました。好きなときに開始したり早送りできる機材だとトイレに行ったり食事をしたりするのにも止めておけて便利なんですが、今回のはできませんでした。Yはゲーム（リバーシ）をずっとやっていました。食事は13時ごろサービスされ、ホキの西京焼＆高菜ご飯かビーフシチューでした。私はホキの西京焼き・ツレはビーフシチューを食べました。高菜ご飯はご飯粒がないくらいのヤワヤワなものでしたが、味はまあまあ美味で珍しく完食でした。
到着1時間半くらい前にモナカアイスが配られましたが歯が折れるかと思うくらいカチコチのものでした。これくらい凍らせないと配るのに時間がかかるので最後の方で溶けてしまうからでしょうか？
到着前にYにオモチャを持ってきました。飛行機の模型と迷った末、トランプをもらっていました。

●オールソンホテル

17時半頃、時間どおりシンガポールに到着しました。入国審査を受ける場所ではキャンディが置いてあり、Yは係の人に「どうぞ」と言われて早速もらっていました。この係りの人は仕事が遅いので、この行列に並んだ事を後悔していましたが、近くで見るとなんとも優雅にお仕事をしています。キャンディを「どうぞ」という動作もゆったりと品があって、子供だけでなく全員に声をかけていました。それを見ているとイライラしていた気持ちもなくなり「こういう仕事の仕方もありかしら・・・」と思いました。
さすがに朝早起きして疲れていたのと、到着したターミナルがMRT駅のあるターミナル2ではなかったのとで、MRT（電車）でホテルへ行くのはやめてタクシーを利用することにしました。シティーホール駅とブギス駅の中間くらいにあるオールソンホテルへは、道が結構混んでいましたが18:30には到着しました。空港利用料を含めタクシーでS$21でした。 チェックイン手続きは2Fにあるフロントでします。ベッドを1つか2つか聞かれましたが、ダブルの部屋のベッドのサイズを聞くとクイーンサイズとのことで、ツインの部屋にしてもらいました。
部屋は1414号室で、ホテルの正面玄関側の部屋です。窓からカールトンホテルが見えます。その向こうには（見えませんが）ラッフルズホテルがあります。
部屋に入った時、なんとも不思議な匂いがしました。カビ臭さではなくなにか中国系の香料のような感じです。臭いに敏感な人には嫌かも知れません。部屋のインテリアも中国風です。ここはチャイナタウンではありませんが、中華系のホテルのようです。
ベッドは少し大きめのシングルベッドが２つです。設備は、暗証番号式のセイフティボックス、冷蔵庫、NHKが映るTV、ドライヤー、クーラー（確かスイッチOFFに出来たと思います）、湯沸しポット（コーヒーと紅茶のティーバック付き）。アメニティは、シャンプー・石鹸・シャワーキャップ・バスフォーム・歯ブラシがありました。ちゃんとクローゼットもあります。 お風呂は、シャワーは可動式でしたが、バスタブが浅く大人だと半身浴がせいぜいの深さです。
ホテルを出るとすぐ右手にセブンイレブンがありますので水や飲み物はこちらですぐ買うことができます。

●ラッフルズプレイスで夕食
食事をしてさっさと寝ようということになり、外出。隣に屋台街があり、チラリとのぞきました。S$2〜4くらいで麺類や丼物などいろいろあります。ピンと来るものがなかったのでそのまま道を渡りショッピングセンターのようになったところを突っ切ってラッフルズの方へでました。ショッピングセンターはみんな閉まっているか店じまい中で、閉店の早いビルのようです。ラッフルズのショッピングアーケードの中に入り、ラッフルズホテルのギフトショップで、以前に買って欠けてしまった自分用のカップと同じもの（S$29.90）を購入しました。
さらに道を渡ってラッフルズプレイスへ。ここの3Fにあるフードコートへ行きました。ツレは豚肉の鉄板焼き(S$4.3)、私はクレイポットライス（釜飯）(S$5)、Yは魚団子入りの麺(S$3.5)にしました。スイカジュース(S$2)も買いましたが、これは甘みがなく水っぽい味でした。
ホテル隣のセブンイレブンで水を購入して、部屋へ戻り、入浴して、21時には就寝しました。

●MRTで空港へ
6:30起床。このホテルは朝食なしで予約したので、仕度をしてすぐチェックアウトし、空港へ行ってから朝ごはんを食べる予定です。 MRTの駅はシティホールでもブギスでも同じくらいの距離かな？と思いましたが、大きな交差点を渡る必要がなく、乗換駅でない（＝小さな駅で楽）ということでブギス駅に向かいます。のんびり歩いて10分かからず到着しました。MRTの運賃はS$1.5（子供料金なし）、デポジットがいるので1人S$2.5必要です。ホームに行くと電車が来るまでの時間が表示されています。10分くらい待ちました。朝早いため電車は空いています。ブギスBugis（EW12）からタナメラTanah Merah（EW4）まで17分、タナメラから空港Changi Airport(CG2)まで8分です。タナメラでの乗り換えはホームの反対側なので階段を上り下りする必要はありません。タナメラでも8分ほど乗り換え時間がありましたが、私達の次のMRTだと待ち時間なしで接続だったのでこれはタイミングの問題で変わってきます。空港では、MRT駅はターミナル2にあるので、ターミナル1の場合は、スカイトレイン（無料）に乗って移動する必要があります。
ターミナル間移動のためスカイトレイン乗り場で待っていると向かい側から先発のスカイトレインが出て行きました。奥にももう一つ乗り場があったみたいです。
MRTはスーツケースを持って乗ってはいけないという情報がありましたが、私の乗った車両だけでも5･6組がスーツケースやキャリーバックを持っていました。複数の巨大スーツケースを持ち込んでいる人はさすがにいませんでしたが、75cmくらいのスーツケース1つを持っている人はいました。スーツケース１つくらいなら大目に見てくれるという事でしょうか。
タクシーS$15〜S$20に対しMRTだと1人$1.5、所要時間は渋滞がなければタクシーの方が早いけれども、早いのはせいぜい10〜20分というのを考えると、シンガポールの市内と空港間の移動は、ホテルがMRT駅から近く荷物が少ないならMRT、ホテルが駅から遠かったり荷物が多いならタクシーという選択肢で良いと思います。MRTなら所要時間はシティホールから最短で30分、利用ターミナルが1だったり、乗り継ぎが悪くても1時間みておけば十分だと思います。

●ジェットスターアジア航空
さて、空港に着いて、ジェットスターアジア航空の手続きカウンターを探しますが見つかりません。カンタスの子会社なのでカンタスで聞くと「行き先は？」と聞かれ「バンコク」と言うと「バンコクなら１」と教えてくれました。行くとジェットスターのロゴが出ているカウンターが3つほどありました。あとでよく見ると出発便を一覧で出している大きな黒い案内板には手続きカウンターの番号も出ていました。最初からこれを確認すれば探すこともなかったと思います。
9:20発ですが、1時間半前に手続きをすると座席番号は5D,5E,5Fでした。搭乗券はコンビニのレシートが大きくなったような紙でした。 出国手続きをして制限エリアに入り、マクドナルドで朝食を食べました。
座席指定されているので他の格安航空会社（エアアジアなど）のようにゲートで我先に並んで、続き席を確保しなくてもいいのはありがたいですが、早めにゲートに行って搭乗しました。確か事前の情報では飲み物や食べ物は出ると聞いていましたが、有料のメニューが座席ポケットに挟まっていて、軽食やソフトドリンクを含む飲み物が出ています。我が家は、朝食も食べていたし、水のペットボトルを持っていたので飲み物がなくても不自由しませんでした。後ろの席の人はなにやら朝食を持ち込んだようでハンバーガーの臭いをさせながら食事をしていました。格安航空会社の中には食べ物持込禁止（食べるなら有料メニューを頼めということ？）のところもあるらしいですが、ジェットスターは違うようです。予定では10:40到着でしたが10:25には着陸しました。今回も荷物は預けず、手荷物で持ち込みました。バンコクでは、入国審査のところで手前のブースだけ混んでいることがあるので、奥へ奥へと行って手続きしました。不思議な事に手前は日本の出国と同じブース毎に列を作って並ぶ方式ですが、奥のほうはフォーク型（待つ行列は１つでトグロを巻き、手続きの終わったカウンターから順に案内される方式）でした。フォーク型のほうが、「遅い係のところに並んじゃったよ〜」とか「書類の不備の多い列に並んじゃったよ〜」というイライラがなくていいです。
バンコクは入国出国両方とも写真撮影があります。足元に靴マークがあってそこに立つように言われますが、Yは背が低いので後ろに下がってと言われました。アメリカと違い、12歳以下でも対象です。写真を撮るなんて大混雑かと思いましたが、思ったより時間はかからず、11時過ぎにはタクシーに乗れました。
バーツの現金がなかったので、空港で両替しました。\10,000->3,409B（手数料なし）で、レートは1B=\2.933でした。

●マジェスティックグランデホテル
今回宿泊予定のマジェスティックグランデはまだ新しいホテルなのでWebSiteから地図とタイ語の住所を印刷しておきました。
タクシーの運転手に見せると、じっくり見て返してくれました。「トールウェイ、オーケー」と高速道路を使ってくれるように言いました。25分くらいで到着し、空港乗り入れ料B50を足してB250でした（数バーツのおつりはそのままあげてしまいました）。
11:30チェックイン手続き。フロントでグリーンホリデーさんの予約確認書を出すと、すぐ後ろのコンシェルジュデスクのようなところへ座るように言われました。ウェルカムドリンクが出てきて、飲みながら書類に記入して手続きしました。
部屋は1920でした。部屋の向きはBTSの反対側（ルンピニー公園側）で高速道路がすぐ横に見えその向こうに、コンラッドホテルが見えます。遠くにはバニヤンツリーホテルの特徴あるビルも見えます。
部屋の間取りは入るとすぐに右手にクローゼット、左手がトイレとバスルーム、クローゼットの中に暗証式金庫、バスローブ、スリッパ（ふかふかで気持ちよい）がありました。クローゼットに続き荷物置き台、テレビ（NHK写る）、冷蔵庫、デスクと続いています。ベッドはシングルが2つのツイン。ベッドの奥に1人用の足置きもついたソファがあります。床は石です。私は石やフローリングの方がカーペットより好きです。 部屋は全体に狭めですがスーツケースが開けられないほどではありません。カーテンなどのインテリアも高級感があります。 アメニティは石鹸・シャンプー・コンディショナー・シューミット（靴磨き用の布）・綿棒・ソーイングキット・シャワーキャップ・モイスチャーがあり、剃刀や歯ブラシはリクエストがあれば届けますというメッセージがありました。 ドライヤーもついています。
この部屋の唯一の不満はクローゼットに引き出しがないこと。台所にあるようなワイヤーの引き出しが引き出しの代わりのようですがクローゼットを開けただけで下着が見える状態になるのには抵抗がありました（見えないように隠しておかなくてはならない）。またこのワイヤーの引き出しが外れやすいのも難点です。バスルームのシャワーは可動式でした。バスタブは外国での標準的な深さ（座っているとお湯の深さは胸の下くらい）ですが両方に取っ手がついていてここにつかまって寝湯のように転がると極楽です。寝湯が可能な縦長サイズです。

●スカラシャークフィン
さてお昼を食べに早速外出。歩いてBTSプルンチットを目指します。ホテルを出るとすぐJWマリオットがあります。スクンビット通りまで数分。角にはプルンチットセンターがあり、食べ物屋もいろいろ入っています。BTSで2駅先のサイアムまで15B、3人だと45Bなのでタクシーの初乗りB35を考えると3人以上ならタクシーでも変わらないのでは？と思いますが、やはりスクンビットからマーブンクロンまで一直線のこの道路は渋滞で時間を取られる可能性があるため、BTSを利用しました。
目指すはサイアムスクエアのソイ2にある、中華料理のスカラです。入ると2階に案内され、フカひれスープ、カニチャーハン、鮑のあんかけヌードルを食べました。有名なフカひれスープ（800B〜値段の差はフカひれの大きさらしい）も美味しかったですが、それよりカニチャーハン（B100）がすごく美味しかったので、もうひとつ追加注文しました。大きなカニの身がたっぷり入っていて、脂っこくなく味付けも良いのです。今まで食べた中でNo1のカニチャーハンだと思います。飲み物も頼み、B1460でした。

●マーブンクロン
食後、すぐそばのマーブンクロンへ行って買い物です。ツレはすぐ必要な靴下3足をB100で購入。Yが夏にはくサンダルが欲しいとのことで探しましたがあまり後ろバックルのついているサンダルはないようです。私はアロマグッズを少し購入しました。空港でもそうでしたが、自然石鹸屋さんがドッと増えています。今流行りなんでしょうか。
カタログを真剣にめくっている人がいたので見てみるとDVD屋さんのようです。DVD1つB120とのことでした。複数の作品（ナウシカとトトロとか）が一つに収録されたどこから見ても不正コピーというものがあったりします。観察していたら、選んでお金を払うと何分後か何時間後かに受け取りに来るように言われるようです。この待ち時間中に作成しているのでしょう。分厚い袋を受け取っている日本人もいました。
疲れたので、6Fのクーポン食堂に行って休憩。マンゴジュース(B40)、日式クレープ(チョコバナナアーモンド生クリーム)(B35)を買いました。ジュースもクレープも美味しかったです。ここは食事時でなくても人が多く活気があります。
トイレはB1必要でした。
帰りはタクシーで帰ることにして16時頃タクシー乗り場へ。20分ほど待ちました。というのも、タクシー乗り場では、列の最初の人が行き先を言ってタクシーに乗車拒否されると、なぜか後ろの人に権利がまわってこず、タクシーが行ってしまうのでした。何台も断られている人は一体どこに行くといって断られているんでしょう？ちょっと興味がわきました。 タイ語で書いた住所を見せると「ソイ、ソン？」と聞かれました。ソンはタイ語で２の事なので「ソイ２？」という意味です。 この後タクシーに乗る時は、ホテル名を言った後ピンときていないようなら「スクンビット、ソイ、ソン」と言う事にしました。大抵それでOKでした。タクシー代はB65でした。

●チョクチャイステーキハウス
部屋に戻ってお茶など入れて休憩していると、ウェルカムフルーツが届きました。リンゴ、青リンゴ（グアバかな？）、バナナ、ブドウ、ミカンでした。
空港でもらった日本語情報誌のバンコクGuideやガイドブックを見て夕食を検討していたツレがここに行こうと決めたのが、チョクチャイステーキハウス(CHOCKCHAI STAKE HOUSE)でした。直営農場を持っていて質の高いステーキを食べさせてくれるとのことです。場所はスクンビットソイ23のプラサンミットプラザにあり、タイ料理で有名なバーンカニターBaan Khanithaが近くにあります。BTS最寄り駅はアソークASOK（地下鉄はスクンビットSukhumvit）で、スクンビット通りから歩いて10分くらいだったと思います。有名なソイカウボーイSoi Cowboyのネオンを横目にみつつ進みますが、ソイ23は夜は明かりのさびしい場所もあります。危険は感じませんでしたが・・。「本当にあるの？」と思った頃、急に目の前に明るいビルが現れました。見落とす心配はありません。
私達はBTSだとナナNaNa駅から1駅だったため、ホテルから歩いて行ってしまいました。屋台がたくさん出ていて見ているだけで面白いのですが、Yは疲れてきて「あとどれくらい？」と言い始めました。そんな時、街角にゾウが現れました。「餌をあげる！」と言うのでB20払ってゾウの餌を買いました。餌は細く切ったニンジンでした。ツレとYで餌をあげた後、「パパねえ、ゾウの鼻の穴にニンジン突っ込んだんだよ！でも平気で食べてた！！」と目をキラキラさせて言っていました。疲れから気がそれたようでホッとしました。
レストランの中はしゃれた作りで、塩コショウ入れまで陶器の牛、ナイフフォークにまで牛が刻まれています。Yがニューヨークステーキ、私とツレばヒレステーキを注文しました。ヒレステーキはボールのような形のが出てきてビックリ。私は焼き方をウェルダンと言ったら、完全に焼きすぎて焦げた上、パサパサになっていたのでここではミディアムくらいに言っておいた方が良さそうです。 サービス料も込みでB1,232でした。

●ホテルの朝食
ホテルの朝食は7Fで6:30〜でした。受付で部屋番号を言って席に案内されます。室内とプールサイドの屋外があります。飲み物（コーヒーか紅茶）を頼んでビュッフェの食べ物を取りに行きます。ジュースは3種類、牛乳、飲むヨーグルトがあります。シリアルも数種類、タイ粥（具は日替わり）、オートミール（または味噌汁）、パスタ2種類（中身は日替わり）、ハム・ソーセージ、魚のおかず、肉のおかず、パンケーキ（日替わりでワッフル・フレンチトースト）、生野菜のサラダバー、チーズバー（自分で大きさを切り分けられるのでGood）、外にはオムレツスタンド（目玉焼きも焼いてくれます）、パン・デニッシュも種類が多く、フランスパンは自分で切り分けられるようになっています。フルーツ数種類もありました。
私はタイ粥に香ばしく炒めたニンニク、唐辛子を浮かべた酢を数滴、香草を少しかけて食べるのが大好きです。カマンベールチーズを食べたい大きさに切って食べたり、フレンチトーストやロールパンも1つ食べました。ツレは、トーストを焼き、オムレツをサンドして食べています。Yはシリアルをチョコと普通のを混ぜるという食べ方をしますが、おかわりに行ったらちょっとがっくりしながら帰ってきました。
私「どうしたの？」
Ｙ「Yがチョコのを入れようとしてたら、おじさんがやっちゃった。いいって言ったのに・・・」
私「やってくれたならいいじゃない」
Ｙ「だってチョコのだけ山盛り入れたんだよ！！」
なるほど、普通のを入れる余地が無くなった状態で持って帰ってきました。
白人のおじさんだったみたいですが、親切がアダになったようです。
Yは劇甘になってしまったシリアルを残し、パスタへ鞍替えし、ナポリタン風のパスタを「これ美味しい〜」とお代わりしています。 フルーツまでたぷっぷり頂いて、みんな満腹になりました。大満足な朝食です。

●フォーチューンタウン
9時過ぎにホテルを出て、地下鉄も通って便利になったフォーチューンタウンへ行ってみる事にしました。タクシーに「フォーチューンタウン」と言うと通じました。B55で到着。まず朝から開いているTesco-Lotusというスーパーへ。バレエのおだんごヘアを留めるのにちょうどいいかわいい髪ゴムがたくさんあったのでお土産に買いました。ここにもサイズとデザインは限られますがワコール・トリンプの下着があり、デパートより安かったです。食品売り場で、Yがクッキーの量り売りを試食したら買いたいと言い出し購入。それほど甘くなくて美味しいクッキーです。キャンベルの変わったスープやテスコロータスブランドの蜂蜜レモン味キャンディなどを購入。生姜茶がたくさんありましたが、タイでは人気のある飲み物なんでしょうか？
フォーチューンタウンの2Fと3Fを歩いてみましたがほとんどの店が年末年始休みに突入しているようで営業している店はまばらです。 1Fのケンタッキーでソフトクリームを食べて休憩し、Yの買い物でナラヤに行きたいということで、エンポリウムへ行く事にしました。

●ナラヤとエンポリウム
タクシーのメーターはB57でしたが、B60を渡しても一向におつりをよこす気配がありません。もともとB3の端数はあげるつもりでしたがあまりに当然の態度をされると気分の良いものではありません。B5以下のおつりは最初から渡す気がない運転手はこの後もよくいました。それが嫌な場合、小銭を用意してお釣りなしで渡すのが一番のようです。（でも財布が1B、5B、10Bであふれるのは嫌ですよね）
エンポリウムの隣にあるナラヤに行きました。商品の入れ替えのタイミングなのかフロアの一部が閑散としています。セントラルワールドプラザの方が店が大きいですね。Yが買おうとしていた友達へのお土産を買いました。JCBカードで支払うと5%オフになるので、1,000円程度の支払いですが、JCBで払いました。
次は隣のエンポリウムへ。下着売り場に探していたサイズがあったので早速購入。ワコール・トリンプでA70〜B85くらいの間のサイズで無い人は、安く買えるスーパーで買うのはあきらめ、伊勢丹かエンポリウムで探すのが時間の節約になるかもしれません。 今回私は、ロビンソン、Tesco-Lotus、Big-Cでも探しましたが、サイズの幅があったのはエンポリウムと伊勢丹だけでした。 上のサイズに当てはまる人は、スーパーに行くと安く買うことができます。ワゴンセールでB300くらいから売っていました。エンポリウムや伊勢丹だと安くてもB500くらいはします。
Yはサンダルを探していましたがここでもなし。
お昼時なので、6Fのクーポン食堂へ。クーポン食堂は店の種類が少なめです。昼時で混んでいたのでパス。Fumiという和食のレストランに入り、ツレは刺身定食、私はちらし寿司、Yはカレーうどんを頼みました。どれも日本で食べるのと変わらず美味しい味でした。緑茶（アイスとホットがある）を頼むと、お代わりをちょくちょく注いでくれます。飲み物込みでB550でした。
クーポン食堂の入り口前にあるトースト屋さんのパンがふわふわで美味しそうでした。買えばよかった・・・と後で小腹が空いた時に後悔しました。
エンポリウムの中には白いツリーが飾られてキレイでした。写真を撮っているとドアマンが外からコツコツたたきます。どうやら写真撮影NGだったようです。翌日行ったBig-cでもカメラマークに×が書いてありました。バンコクはスーパーやデパートでの写真撮影はNGが多いのでしょうか？何度か行っているのに、今まで知らず、ビックリしました。
タクシーでホテルへ戻ります。B41でした。

●マジェスティックグランデのプール
Yの希望で7Fにあるホテルのプールへ行きました。タオルはスパの受付で貸してくれます。街歩きをしている時は暑かったのでプールはいいぞと思ったのですが、 水に入るとものすごい冷水で足だけでそそくさと退散。Yは入りましたが珍しくすぐでてきました。プールサイドの椅子は人がたくさんいますが誰も入っていません。 椅子に寝転がっていると日陰だし気温もちょうどよく昼寝に最適。気持ちよく昼寝に突入しました。
アラブ人風の親子が来て、ドボンドボンと何度も飛び込みます。プールサイドには飛び込み禁止と書いてあるのに・・・。ホテルの人も注意しないんですねえ。ライフガードもいませんし、頭を打って死んでもタイでは自己責任で済むのでしょうか？飛び込みに飽きるとさっさと帰ってくれたのでホッとしました。2時間ほどプールで過ごしました。大人は気持ちよく昼寝していたので満足でしたが、Yはプールに入れず椅子で「退屈〜！」と怒っていました。

●シーロムビレッジ
部屋へ戻り着替えて、晩御飯の場所を探します。今日はシーフードと思いました。 スクンビットにあるシーフードマーケットは高くつきそうなのでパス。有名なソンブーンに行ってブーパッポンカリー（蟹と卵のカレー炒め）を食べてみたかったのですが、ツレはカレーがそんなに好きでないので却下されてしまいました。 そこでシーロムビレッジに行く事にしました。シーロムとスクンビットに2ヶ所ありますが、スクンビットは場所の説明が出来なそうなのでシーロムへ行く事にしました。シーロムビレッジは初めてタイに来たときに、ルエンテープというタイダンスを見せるディナーショーが安いので行った事があります。
さて、16時半過ぎ、タクシーに乗って「シーロムビレッジ」と言うとタクシー運転手が、「19時まで開かない。ショッピングに行くか？」と。押し問答になりタクシーを降りました。すぐ後ろから来たタクシーに乗ると今度は「大晦日だから17時で閉まる」と言います。ツレが「それでいいから行って」と言ってもダメ。また押し問答です。「もういい。BTSで行って歩こう」ということになりました。 BTSでチョンノンシーまで行き、シーロムビレッジを目指します。夕方なので耐えられますが、結構距離があります。着いてみると案の定、営業しています。17時で閉まってもいないし、19時まで開かないというのでもありません。氷の下に埋まっている魚を見せられ、海老焼き、イカ焼き、チャーハン、トムヤムクムを頼みました。ロブスターなんかもいましたが、なぜかその時は食指が動かず・・・。 調理代は入っているようで計った魚の値段だけ請求されました。高級食材を頼まなかったのでB1,219でした。
食後、入り口にあるSIAM COMMERCIAL BANKとある窓口で両替しました。レートは、1万円->B3,438で、1B=\2.908でした。

●スアンルムナイトバザール
食後、まだ時間も早いのでマッサージに行こうということになりました。前回気に入ったスアンルムナイトバザール内のお店へタクシーで向かいます。ところが行ってみると年末年始のお休みに突入していました。もう一件足裏マッサージを前面に出した裏側のお店は開いていましたが、バザール内をウロウロして帰ることにしました。
ナイトバザールの奥からタクシーに乗りました。裏からまっすぐソイ１に入って、途中のソイ２へのUターン路を通ってすぐ着くと思っていたら、わざわざスクンビット通りの次の大きな通りまで行きます。スクンビット通りを横切るあたりで「ソイ、ソン！」と再度言って運転手を見ると「一方通行」というような事を言います。結局地下鉄の通っている上を通り、アソークでスクンビット通りに入り戻ってきてソイ２に入るルートでB50でした。ツレは「ソイ１からソイ２に抜けるビルの敷地を通る道を知らない運転手がいるんじゃない？」と言っています。確かにその道を知らなければ、あの大回りルートになってしまうかもしれませんが、私としては、「遠回りは許さん」という態度を運転手に示すこともムダではないと思います。

●大晦日の花火
エレベータのところに「23:45からロビーでカウントダウンをするから参加してください」というメッセージが出ていました。部屋から見る花火とどっちがいいかな・・・と迷いましたが、Yがロビーに行ってみると言います。どうやらみんなでやるカウントダウンといえば、クラッカーを鳴らしたり楽しい事がありそう、と思ったようです。
タイのテレビ番組では、国立競技場（？？？どこかはっきり分かりませんがスタジアムでした）でやっているカウントダウンイベントがずっと中継されています。
23:45に行ってみると、ロビーにシャンパンが出ていてグラスが並んでいるだけでした。外出から帰ってくる人もそのまま部屋へ行ってしまうし、ロビーでカウントダウンしようという人が見当たりません。キレイにドレスアップしたお客様が外から来て、ホテルの人にエスコートされてロビー脇のバーに入っていくのは見ましたが・・・、5分前までいましたが何も変わりません。Yと「部屋に戻って花火にしよう」と相談して、そそくさと退散しました。部屋に戻るとすぐ花火が上がりはじめました。一番近いのはたぶんエンポリウムのそばのQueen Sirikit公園のもので、かなり大きな花火ですがビルに半分隠れてしまい全部は見えません。窓からは蛇行しているチャオプラヤ川沿いで上がっているたくさんの花火が遠めに見えます。数えたら10箇所くらいありました。廊下に出るとセントラルワールドプラザの花火、もっと近く、コンラッドのあたりで上がっている花火も見えました。バンコク中で花火が上がるというのは本当でした。

●エラワンプーム
7:30起床。今日は午後発のアユタヤツアーの日です。朝食を食べて、部屋でのんびりして、9時過ぎに外出しました。
タクシーでエラワンプームまで行きました（B35）。元旦ということもあるのか中に入るのも大変なくらいの混雑でした。いつもお供えを買う入り口から一番奥にあったお供え屋さんが無い！一周回るとフォーシーズンホテル側にお供え屋さんがありました。タイの人はいろいろ言ってのぞみのお供えを買っています。渡しているお金がB20という人がいなくて不安になりますが、みんなちょっと豪華なセットを買っていました。悩んでいても仕方ないので、いつものようにB20を出してみました。元旦値段で足りなければ向こうから何か言うだろうと思いましたが、何も言われず、いつものお供えセット（線香の束、花４、蝋燭４）が来ました。Yと二人で4面にお参りして線香の匂いを全身につけてお参り完了です。宝くじ運がついていますように。

●Big-C、伊勢丹
エラワンプームから横断歩道を渡って、Big-Cへ行きました。ショッピングセンターの開店は10時からが多いバンコクですが、スーパーは7時、8時の早い時間から営業しています。Big-CでもYのサンダルを探しましたがありませんでした。 10時を過ぎたので、道を渡って伊勢丹へ行きました。化粧品売り場に人だかりがあり、餅つきをやっていました。木ではなく石の臼を使っていました。準備がしてあって、餅が搗き上がるとあんこ餅などがふるまわれそうでしたが、バンコクで餅に固執しなくてもいいかとちょっと見て離れました。
ジムトンプソン、ナラヤ、伊勢丹の下着売り場といつものお店を見て回りました。ナラヤは、スクンビットよりこちらの方が商品が豊富でした。
さてツアー前にお昼を食べないといけないのですが、朝ごはんをたっぷり食べていたのでお腹が空きません。伊勢丹の食品売り場を見ていたら焼きたてパンのお店があったので、パンを食べようという事になりました。幸い、上の映画館のフロアに行けばベンチがたくさんあります。コーンパン、アンパン、ツイストドーナツなど日本のパン屋さんと変わらない品揃えです。値段はバンコクの物価にしては高く、パン1つが20B前後します。飲み物を買って、映画館の前のベンチで座って食べました。ツイストドーナツはフワフワで、追加で買いに行きたいくらい美味しかったです。今日は元旦でお休みの日ですが、映画館のお客はあまり多くないようです。
集合時間の13:50までまだ1時間くらいあります。伊勢丹の中にある紀伊国屋書店に行って本の立ち読みをしていました。タイに関する日本語の書籍がたくさんあります。Yは、「あらしのよるに」の絵本をじっくり読んでいます。10分前、トイレに行って集合場所の1Fの花屋へ向かいます。

●パンダバス（屋形船のご夕食と象さんとお散歩　ライトアップアユタヤ）
13:50、集合場所に行くと、パンダバスの札を持ったタイ人女性ガイドさんがいました。名前を言うと、大人2人になっていました。JCBからの予約確認書を持っていたので、大人2名、子供1名で予約した事を説明しました。
14:00過ぎ、点呼をしましたが、「アツミ様2名様」と呼ばれて「あれ？」と思います。こういうツアーにありがちな集合時間に来ない人がいるようで待ちます。全員そろったかな、という時点で「バスが遅れてます」とのこと。しばらく伊勢丹の外で待ち、バスが来る方へと言って伊勢丹前の道に出ましたが、排気ガスを浴びるだけで全然来ません。さらに携帯電話で話して、エラワンプームのある交差点へ向かいましたが、全然バスが来ません。やっとバスが来たのは14:40で、バスはパンダの絵も何も描いていない、大型バスでした。
バスはまあまあきれいなものでした。3人なので一番後ろの5人の席に座ろうかと思ったら、Yが「5人の人がいたからあけておいてあげよう」と言います。「そんな事を考えるようになったのかあ〜」と感心して、2人席に2-1で前後に分かれて座りました。しかし、若い女性の3人連れが来て、1席ずつあけて間に荷物（と言っても小さなバック）を置き、5人席を占領してしまいました。最後に乗ってきた中年女性の2人連れは、一番後ろまで席を探しに来ましたが、2人で座る席はなく、ツレの横に1人、前の方へ1人と別れて座る事になりました。2人連れが乗って来て席を探していれば、5人席を3人で占領するのをあきらめて詰めて座らないか？と思いましたが、自分達の事しか考えられない人はどこにでもいるようです。ツアーのスタートから嫌な気分になってしまいました。
ツアーは、40分も遅れてスタートしましたが、誰も文句を言うでもなく穏やかなすべり出しでした。 ガイドさんは、説明は控えるので休んでくださいと言います。Yも私も眠ってしまいました。55分後（15:35）日本人町へ到着しました。車窓から観光しておしまいです。
次は、ワットパナンチューンへ行きました。元旦で混んでいるとのことでバスを停める場所もないほどです。バスを道端に停めて歩きます。ガイドさんが説明をしてくれますが大型バス1台分の人数に届くような声を出せる人ではなく、説明がほとんど聞こえません。 説明の後、15:50〜16:20まで各自お参りという事で中に入りました。お供えの線香と蝋燭に火をつけてから中に入るまで大混雑なので人の火にさわらないよう、自分の火が人につかないようハラハラします。線香の灰が落ちてきて手に焼けどを負いました。ヒリヒリ痛みます。本尊は黄金の大きな仏様ですが、こんな思いをして中に入るほどのものではないと思います。一部は山手線のラッシュ並みで、お参りの線香まで持っていますから、子供連れだと危険でもあります。何かの行事で混んでいる日なら中に入るのは止めた方が無難です。 空き時間にトイレに行きましたが、有料で、純タイ式トイレでした。
個人的には、ここに寄らず昔から寝釈迦で有名なワットロカヤスタに行って欲しいです。
その後、エレファントキャンプ（ゾウ乗り場）へ行きました。行列が出来ていますが、並んでいる間にガイドさんがゾウ乗りチケットを調達して配ってくれます。これがいくらかが窓口にもチケットにも書いていないのでゾウ乗り代がいくらか分かりません。高い台から乗リ降りするようになっていて、椅子がゾウの上についているので乗るのが楽です。乗り場には日本語を話せる人がいました。3人で乗れるか聞いたら「元気のいいゾウが来るまでちょっと待って」と言われました。良く見るとゾウの大きさも、歩く力強さも結構違います。大きい象が帰ってきて真ん中をYにして3人で乗りました。象は、ワットプラシーサンペットまで往復して20分くらい乗れます。折り返し地点では象使い同士でお客のカメラを交換して写真を撮ってくれました（我が家のはピンボケでしたが）。象に乗って見る夕方の遺跡はまた格別です。楽しい体験でした。
乗っている間に写真を撮りますが、絵葉書サイズでB180でした。注文するとすぐプリントアウトしてくれます。 このエレファントキャンプはV6の森田剛が「学校へ行こう」の企画で象使いの修行をした場所でした。その時の写真が貼ってあり「あ、これ前に見たTVだね！ここだったんだね〜！」と一緒に見ていたYと盛り上がります。 17:40エレファントキャンプを出発。
次は外せないワットプラマハタートです。木の根に取り込まれた仏頭があります。美しい仏塔も残っていますが、ビルマ軍が仏像の頭を切り落としているので頭のない仏像がズラリと並んでいます。説明が少しあって、40分ほどのフリータイムがあります。奥のほうにも歩きましたが、薄暗くなってきていたので、塔に登ったりするのは止めました。出発の遅れ40分が悔やまれます。18:30に集合し夕食のレストランに向かいます。時間が押しているせいか、バスの中で飲み物の注文をしました。ビールとスイカジュース２つを頼みました（B190）。
夕食は屋形船です。店に入ってすぐトイレに行きますが、ここも純タイ式トイレで、水は桶で汲んで流す方式です。 船に乗ると、席は自由で、相席で5人家族と一緒になりました。バスの5人席占領3人組がここで、バラバラの席になって困ったような顔をしていましたが、席がキチキチなので、どうしようもありません。船の中は電気に虫がたかっていたり、トカゲが天井にいたりしますが、船が動き出すと嘘のようにいなくなるのでそれまでの我慢です。水の上だし電気がついているので我が家は虫除けスプレーをして蚊にさされないように予防しました。 お料理は、薄味の鍋と、空芯菜の炒め物（結構辛い）、焼き海老、チャーハンです。味はまあまあです。鍋のスープが美味しかったです。 スイカジュースも美味しいです。 飲み物はお代わりできないので、ビールをたくさん飲みたい人は前もって頼んでおかないといけません。船は、セントジョセフ協会、王妃の別荘、ワットタマラムのライトアップまで見て、Uターンします。船に乗っている時間は1時間くらいです。
船を降りてトイレに行き、バスへ。ライトアップしたワットマハタート、ワットラーチャブラナ、 ワットプラシーサンペットを見ました。ここでも説明はほとんど聞けません。集めて説明するとか、聞こえるように説明するとかいう事を考えないガイドさんです。遺跡を夜景モードで撮りましたがなかなかキレイに写せません。綺麗な夜景の写真を撮るには三脚が必要です。全てが終わってアユタヤを出発したのは20:40でした。パンダバスの日程表では21時ごろアユタヤ出発予定です。40分遅れてスタートして、20分早く帰るというのは、1時間どこを削ったの？という気がしてしまいます。半日観光の1時間は大きいです。
帰りは寝なかったのでのんびり車窓を見ていました。バンコクのインペリアルクイーンズパークに21:40ごろ到着しました。帰りはインペリアルクイーンズパーク（エンポリウムの近くにあるホテル）で小さい車に乗り換え、泊まっているホテルや観光スポット等希望する場所で降ろしてくれるとのことでした。私達はマジェスティックグランデに帰ることにしましたが、高速の出口がプルンチットの所だったので、「失敗した。プルンチットと言ってここで降ろしてもらえばよかった」と思いましたが、後の祭り。ミニバンに乗り換える際にも人数が多いので大変でした。私達が乗ったバンは、21:55頃やっと出発。ソイ31のユーロイン、ソイ24のアリストン、ソイ2のマジェスティックグランデ、最後がホアランポーン駅そばのバンコクセンターと回るようでした。22:15ホテル着。明るいアユタヤと夜のアユタヤが見たかったので、その点では満足なツアーでしたが、説明がほとんど聞こえなかったのが本当に残念でした。こういうツアーにありがちなみやげ物を買う場所に寄るのはなく、めいっぱい観光のツアーでした。参加人数がもっと少ない日だったら、説明も聞けて満足度がもっと高かったかもしれません。（それともいつも大型バスいっぱいの人気ツアーなのかな？）

●マーブルハウス
8:30起床。ホテルの朝食へ。行った時間が遅かったせいか、レストランが混んでいて、入り口の席になりました。プールサイドの席の方が気持ちよいのですが、混んでいては仕方ありません。今日もたくさん美味しく食べました。
念のため、もう一度フロントでレイトチェックアウトをお願いすると、「14時までならOK」と1時間伸びました。希望は15時でしたが無料でいいと言うし、これで納得する事にしました。
今日はマッサージに行きます。最近Yがマッサージの間待ちたくないとゴネるので、Yもマッサージしてもらおうとなだめすかして連れて行きます。近場ということでナナとアソークの間のソイ13と15の間のルアムチットプラザビル3Fにあるマーブルハウスへ徒歩で行く事にしました。 入り口を見ただけでは営業していないのか？と思いましたが、入るとやっていました。1Hのメニューが300B、2H のメニューが400Bで足裏、タイ古式、頭肩などのメニューがあります。値段的にもお得なので本当は2時間お願いしたいところですが・・・、1時間の足裏マッサージをお願いしました。足裏マッサージ用の部屋に案内されて3人並んでマッサージ開始。Yとツレの担当はニベアを使っていますが、私の担当はオイルを使っていました。初足裏マッサージ体験（前にもどきをやってもらったことはありましたが）のYは、くすぐったいと笑ったりして喜んでいます。マッサージ師さんたちがその反応をみて日本語で「クスグッタイ」と応じています。3人のマッサージ師はペラペラとおしゃべりしていますが、しっかり手は動かしています。痛くない足裏マッサージで、気持ちよくて眠くなってしまう程でした。最後に肩もみや頭のマッサージもしてくれますが、これも「カタイネ」といいながら丁寧にやってくれて、とても気持ち良かったです。終わってから、靴下を履く間、「頭肩もやりたいね〜」とツレと話すが、Yが許しません。仕方ないので次回の楽しみということで、今回はこれであきらめることにしました。こういう店では大体そうですが、お金を払うレジにマッサージ師が待機しています。チップをいくらにしようかと悩みましたが、50B札が3枚もないのと、丁寧にやってくれたし、新年早々だし、ということで、100Bずつ渡して、新年のお祝い含めてという気持ちで「ハッピーニューイヤー」と言いました。するとマッサージ師達が「ハッピニューイヤー」とワイとそれまでにない笑顔を返してくれました。マッサージのチップの額はいつも悩んでしまいますが、100円程度の額を多めに払っただけでこれだけ喜んでもらえるならそれもいいか、という気がしました。

●チャイナタウン スカラ・シャークフィン
マッサージが終わると11時を回っていました。フカひれスープに目覚めたYが「フカひれスープ」とうるさいのでチャイナタウンに行く事にしました。タクシーで「ホワイトオーキッド」とチャイナタウンのホテル名を言いました。その辺りがチャイナタウンの中心かなと思ったのです。タクシーはラマ4世通りを通ってホアランポーン駅を過ぎました。この辺かなと思うところで停めてもらいました。料金はB70でした。
ラマ4世通りと平行に走るPadung Dao Rd.を歩いて何件かの中華料理屋の店先のメニューを見比べて、チャイナタウンスカラシャークフィンに入りました。フカひれスープはB300と安いので、一人一つずつ頼みました。他にはゆで海老、チャーハンといつものメニューを頼みました。入っているフカひれは、2日前のサイアムスクエアの老舗のスカラに比べると少なめあるいは小さめと思いましたが、値段があちらはB800なのでコストパフォーマンスはこちらが上かと思います。スープの量は同じくらいです。ゆで海老に辛いソースをつけて食べると「タイだわ〜」という実感がわきます。ここで頼んだスイカジュースはココナツの味が少ししました。お会計はB1,630でしたが、サービス料が入っていなかったので170BプラスしてB1,800になりました。

●帰路
タクシーがなかなか拾えずホアランポーン駅前まで行ってしまいました。タクシーを拾ってホテルへ（タクシー代はB65）。ホテルへ戻ったのが13時だったので、朝チェックアウト時間が14時になったのは大きかったです。13時チェックアウトだったら、のんびりチャイナタウンへ行って食事をすることは出来なかったでしょう。
部屋でコーヒーなど飲んで休憩して、14時チェックアウト。
ホテル代は大人2名分の朝食のみでしたが、Yの朝食代は請求されませんでした。バンコクでは子供の朝食代は含まれていなくても請求されたりされなかったり半々くらいの印象です。
ホテルのエントランスで「エアポート、メータータクシー」と言うと、それなりのホテルなら、ホテル従業員がタクシー運転手に対して、行き先とメーターを使う旨を言ってくれますが、ここはしっかり言ってくれました。
タクシーは14:08に出発。高速道路に入る時、運転手が手を出すので高速代をその都度私たちが出しました。このほうが明朗会計でよいですね。高速代は最初が40Bと20Bですが、100B渡してもおつりをもらえます。14:32に空港に到着。30分もかかりませんでした。メーターが161Bでしたが、200B渡すと、このタクシー運転手は40Bをおつりで返してきました。ビックリです。よい運転手さんに損をさせるのは気が引けるので、20B札をおつりから渡しました。旅の最後にこういう運転手さんにあたるといい印象で帰れます。ありがとう、人のいい運転手さん。
チェックイン手続きをして、第一ターミナルから第二ターミナルの間にあるレストラン街を探索。飛行機に乗るのが中途半端な時間なので、おいしそうなパウンドケーキを購入。Yは手前のハンバーガー屋でソフトクリームを購入。
一人B500の空港使用料のチケットを購入し、セキュリティチェックと出国手続き。
制限エリア内もフラフラと探索。マッサージや酸素吸入なんかがありましたが、今朝マーブルハウスでマッサージをしてしまった私たちにはすごく高く感じてしまいます。
バンコク−シンガポールのSQ973（18:30発21:55着 時差1時間有）機内ではたった2時間しか乗りませんが食事のサービスがあります。機内の映画の案内はシンガポール−成田間と同じものでしたが、映画が見終わるほど長く乗らないせいか、映画が見られずゲーム（ドクターマリオ）をしていました。後でツレに聞くと90分のは見られたとのことで短い映画は見られるのかもしれません。
シンガポールの空港での乗り継ぎ。同じシンガポール航空同士ですが、かなり歩きました。途中でお茶屋さんで阿里山茶を見つけて購入（S$46）。 無料の足のマッサージ機があったので3人で試してみました。空気でマッサージするタイプでなかなか気持ちよいです。常設ではないかもしれませんがお勧めです。設置場所は、F-30-42へ行く通路に入る近くのマダムバタフライの店の近くで、飛行機が見える窓の方の一角にあります。
シンガポールからのお客は不要ですが、タイからのお客は健康調査カード（黄色いやつ）に記入しないといけません。待つ間に記入しました。成田行きSQ998は23:45出発予定でしたが、23:37には動き出しました。到着予定は07:05です。寝ないとつらいのは分かっていましたがつい映画を見てしまいました。やはり日系航空会社と違い、日本語訳のないものがあるのは難点です。予定通り到着し、荷物の受取もないので、7:50のモーニングライナーに乗りました。（7:30ごろには切符売り場にいましたがちょうど良い時間がなくて待ちました）
この日は1月3日でしたが年末年始でも早朝はまだ混んでいません。成田の気温はマイナスで地元には年末に降ったという雪がまだ残っていました。