乗り継ぎのバンコク行きの出発は19:45の予定ですが、NewTimeで10分ほど出発が早まっていました。搭乗券は成田でもらっているので、そのまま出発案内の画面を見てゲートに行けばOKですが、これが遠い・・・。通り道に1年前にもお世話になった無料フットマッサージマシンがあったのでまたお世話になりました。
SQ626便は19時搭乗開始。バンコクまでの飛行時間は1時間30分です。シンガポールは日本との時差1時間ですがバンコクは2時間あります。この飛行機はなんとシンガポール発バンコク経由関西空港行きでした。おかげで入り口に朝日・日経新聞がありGetしました。シンガポール乗継でバンコクに行くのは全然おかしくないと思うのですが、この便名は関空行きだったため成田で男性係員が「不思議な旅程」と言ったのでしょうか？この短い時間に機内食も出ます。

シャンハイインの場所は、ヤワラー通りのチャイナタウンホテルの向かいで、ソイテキサスまで行くと行き過ぎです。ホテルのホワイトオーキッド、グランドチャイナプリンセスはソイテキサスより奥なのでそこまで行くとかなり行き過ぎです。
シャンハイインはホアランポーン駅方面からヤワラーに入ると右手側にあります。建物の４・５階がホテルなので上の方を見ていると発見できます。入り口の1Fにはパン屋があります。1階から2階はエスカレーター、2階からはエレベータに乗って4階のフロントへ行きます。フロントでグリーンホリデーさんからの予約確認書を見せてすんなりチェックイン。朝食クーポンを用意し始めましたが「朝4時に出発する」と言ったら省略されました。部屋はフロントと同じ4Fでした。小さいホテルで荷物もキャリーだけなのにわざわざポーターがついてきてしまいました。いろいろ丁寧に説明してくれるのはありがたいのですが、手ぶらでは立ち去りそうもないのでB20のチップを渡すハメに・・・。
部屋のドアが観音開き、鍵はカンヌキと初めて体験する造りです。 天蓋付きベッドが2台のツインで、机、テレビ（NHKが映ります）、ポットと烏龍茶のティーバック、クローゼットの中にセイフティボックス（なぜかロックされていて使えず。一泊なのでそのままにしました）があります。バスルームはシャワーのみで、洗面台は部屋の方にあります。スリッパがありましたが、使い捨てではなく誰が履いたか分からないスリッパは履く気になれません。バスアメニティはタオルの他、ボトルのシャンプー・ボディソープがあり、あとはシャワーキャップのみでした。ビンに入ったミネラルウォータが2本サービスでおいてあります。窓はありますが開かないようです。
部屋全体が中国風のインテリアで統一されていて独特の雰囲気です。シャワールームに鳥かごがあって白い鳥の模型まで入っているのはちょっとビックリ。まだ新しいホテルだから良いけど、そのうちカビカビにならないかしら？と心配してしまいました。机の横の小さな花は電気も点きました。ベッドは狭いシングルですが、四方を囲まれているので落ちる心配はありません。洗面のボウルもおしゃれなのですが、浅いので顔を洗ったり手を洗ったりするだけで水が回りに飛び散ります。
中華街での立地は中心部で◎、ホテルも新しくてキレイでインテリアもおしゃれですが、部屋の使い勝手は今ひとつのホテル、との結論です。１・２泊なら話の種に良いかと思います。

バイヨンBayon

アンコールトムと言えばバイヨンです。バイヨンは12世紀末に建てられた仏教の遺跡です。「宇宙の中心」という遺跡タイトルがついているのは、古代インドの宇宙観で神々の住むメール山を象徴化してバイヨンを造ったからだそうです。バイヨンはアンコールトムの中心にあります。第一回廊、第二回廊の見事なレリーフを見ながら、中央祠堂へたどり着きます。ガイドさんが言うとおり大変な混雑で、遺跡の説明をする日本語もたくさん聞こえます。地球の歩き方D22アンコールワットとカンボジアには説明付きでレリーフが細かくのっていますがガイドさんが説明するのも大体これと一致しています。 私が発売してすぐの'07-08年の地球の歩き方を持っているのを見てガイドさんは、「それ一番新しいね」と言っていました。説明する度に、「これも地球の歩き方にのってますよ。」と付け加え、ページを開いて「これね」と言っていました。四方を向いた仏像の顔がいたる所にあります。にっこりと微笑む巨大な仏像の顔を見ていると気持ちが落ち着いてきます。ガイドさんはここぞという撮影ポイントでは「写真をとりましょう」と3人で写真を撮ってくれます。写真の仏像3体の顔が並ぶところでは手前に一人ひとり立って、「同じ顔をして〜」「はいサンペイです」などと言って写真を写してくれました。

バブーオンBaphuon

バブーオンは「隠し子」と言う意味で、11世紀中頃に建てられたヒンドゥー教の遺跡です。シャム（現タイ）の子供を預かったカンボジアの王がその子供を殺してしまった事から、これに怒ったシャムの王が攻めてきて戦争になった際、この寺院にカンボジア王の子供を殺されないように隠したためこの名前がついたそうです。 東塔門から続く、空中参道（円柱に支えられた参道）が200mもあります。

王宮PoyalPalace・ピミアナカスPhimeanakas

王宮は男池、女池、王宮跡、ピミアナカスが城壁の中にある。ピミアナカスは天上の宮殿と言う意味があり、11世紀初頭に立てられたヒンドゥー教の遺跡。ラテライトで作られている。説明はあまり覚えていない。

象のテラスElephant Terrace

王宮の門にあたる場所にあるのが象のテラスです。12世紀末に建てられたもので、王が閲兵した場所だそうです。350Mもあり、象のレリーフが彫られた場所の他に、鳥のくちばしを持つガルーダ（シヴァ神の乗り物。ガルーダインドネシア航空の名前にも使われている）が支えている場所もあります。 高さも3Mくらいあります。

ライ王のテラスLeperKing Terrace

象のテラスをずっと歩いていくと並んでいるライ王のテラスに着きます。12世紀末に建てられたものです。このライ王のテラスは三島由紀夫の戯曲で知られているそうですが、私はそれを知りません。黒いのはカビだそうです。修復済みのところは色が違います。テラスの上にはレプリカのライ王像があります。

プラサット・スゥル・プラット

象のテラス・ライ王のテラスを観光している時に後ろを振り向くと、プラサット・スゥル・プラットがあります。綱渡りの塔という意味で、テラスに集まった観客のために綱渡りを見せたという説があるようですが、他にも色々説があるようです。

ホテルへ行きチェックイン手続き。書類はツレが記入しましたが、ガイドさんがチェックイン手続きをしてくれます。日本語ガイドさんは過保護です。ウェルカムドリンクを飲んで待ちますが、手続きに結構時間がかかりました。呼ばれてガイドさんが帰り、部屋のキーを受け取ろうという時、急に「部屋の掃除が終わっていないので5分待って」と言われました。15分くらい辛抱しましたが、「まだ？」と聞きに行きました。フロントの人は「ベルがいなかったから・・・」というしぐさをしてベルボーイを呼び、ベルボーイにキーを渡しました。部屋に行くとなんとまだ掃除中でした。ベルボーイは掃除をしている人に文句口調で何か言い、「ベランダで待って」と言いました。もうロビーに引き返すのも面倒なので、ベランダへ出て待ちます。ベルボーイは慌てて帰ってしまいチップを渡しそびれました。掃除は5分ほどで終わりましたが、バスタオル等の備品や無料の水をセットし忘れていたりして、連絡して持ってきてもらうのが面倒でした。部屋の掃除が終わったのは13:30、結局チェックイン手続で1時間かかりましたが、チェックイン時間より前だったので文句は言えません。とりあえず午後の集合14:30まで1時間昼寝です。

アンコールナイトはまず18:30〜19:30にビュッフェの食事。人気はここでも麺（クイティウ）です。ドリンク（缶ビール・コーラ・スプライトなど）は1本ついています。
広いバイヨンの中で食事をした場所はどこかというと南大門の反対側、バブーオンへ行く側（北大門側）だと思います。 食事中に遺跡のライトアップ＆アプサラ衣装の踊り子さんがそこに登場し写真撮影タイムがあります（一緒に並んで撮るのではなく遠くから撮影）。撮影には参加しないで食事続行でもOKです。食事が終わると場所を移動して、並んだイスと舞台だけの場所へ。席の番号は申し込み時から決まっています。前に特別料金の席の人が座りますが、私達は1列目の1-3の席だったのでよく見えました。特別席との間があいているので、特別席の最後の列より見えやすかったでのはないかと思います。 ダンスの前に日本語の解説、英語の解説があります。
ダンスは以下の６種類でした。（説明はアンコールナイトのパンフレットから抜粋・踊りの目印になるものは私が追加）
１．ロイヤルダンス（祝福のダンス）：重要な儀式の際に全世界の平和と幸福を祈って踊られるダンス。歓迎のダンスです。花を撒くのが目印です。
２．ココナツ・シェルダンス：ココナッツの殻を打ち、男性から女性への求愛を表現した庶民のダンス。ココナツが目印。
３．孔雀のダンス：パイリン鉱山で宝石の発掘をしていた少数民族が旅立ちの儀式の最後に踊るダンス。孔雀の羽をあらわす緑のヒラヒラを手に持ち背中でヒラヒラさせるのが目印
４．ゴールデンマーメイドダンス：インドの抒情詩ラーマヤナのラーマ王がシータ姫を救うため、ハヌマーン率いる猿の軍団に海に石橋をかけさせた一説を表現したダンス。猿のお面が出てくるのが目印
５．フィッシングダンス：トンレサップ湖の漁民の生活を表現。どじょうすくいのザルのようなものを持っているのが目印。
６．アプサラダンス：アプサラ（天女）の踊り。ディナーショーで一番有名なダンス。豊かな雨と幸福を祈り神にささげるダンス。遺跡にもアプサラダンスの様子を表した彫刻がたくさんあります。
最後は写真撮影会で、踊り子さんの間に入って写真を撮ることが出来ます。 帰りはホテル名を言うと、「ここで待つように」と言われ、係りの人に先導されて送迎バスのところへ行きます。ホテル名をいくつか呼びますが 誰も手をあげないホテル名も・・・他のバスに乗っているのでしょうか？アンコールナイトは送迎付きなので心配ないと思いますが・・・。ちなみにホテル送迎のホテル発のピックアップ時間は17:30でした。私達はちゃんと二重線で消してあり現地集合になっていました。

21:30ホテル着。入浴してお茶を飲んで22:30就寝。

バンテアイスレイは967年に建てられたヒンドゥー教の遺跡で東洋のモナリザと呼ばれるデバターで有名です。アンコール遺跡群中で赤い石（赤色砂岩）を使っている唯一の遺跡で、見た目にも赤っぽいのがはっきり分かります。雨が降ると赤がいっそう濃くなるそうです。朝日があたる午前中がベストタイムだそうです。現在は、立ち入り禁止エリアがあるため、死角になって東洋のモナリザと呼ばれた一番綺麗なデバターは見られません。他のデバターも遠めから見ることになります。

この遺跡を見学している時に白人と東洋人が大声でケンカをしていました。何事かと見ているとガイドさんが「あの韓国人のガイドはいつも失礼です」と言い出しました。「前に来ている人の説明中でも、どけと言って説明を始めます。嫌われ者です。韓国人の旅行者は失礼じゃないけど、あのガイドはいつも失礼です。」とのこと。ツレが「昨日もいましたよね？」と言っています。そういえば昨日ガイドさんがアンコールワットの回廊で説明しているときに「失礼だ！」と怒っていたのを思い出しました。私は全然気づかなかったですが、きっと何か言われたのでしょう。
出発前にトイレに行く事にしました。トイレは遺跡の外で、入り口に向かって右に100Mくらい奥にあります。トイレは2000リエル（$0.5）ですが入場券を持っていれば無料です。
11:40にバンテアイスレイ発。

昼食はサリナホテルに近いTANCHORONG Angkor Village のMini Pubというレストランでした。予定表ではアジアンビュッフェとなっていましたが、決まったメニューで料理が運ばれてきました。飲み物は別なので、コーラ、スイカジュース、ビールを頼みました。$5でした。カンボジアではなぜかビールとコーラが同じ値段です。
メニューのクイティウ（米の麺）は、アンコールナイト、朝ごはん、今日の昼と3回目、デザートのかぼちゃプリンも昨日の昼、アンコールナイトのビュッフェ、今日の昼食と3回目で、美味しくても続けざまに何度も食べるとゲンナリしてきます。Yはとりの唐揚げ風の物をパクパク食べています。食事をさっさと終わらせて、13時にはホテルへ戻りました。 Yはプールに行きたいと騒いでましたが、「明日もあるから」と説得しシャワーを浴び（暑いので汗だくです）て昼寝です。カーテンを閉めると暗くなるので昼寝に最適です。

プラサットクラヴァンPrasat Kravan
921年に建てられたヒンドゥー教の建物です。全てレンガ造りなのが特徴で、ヴィシュヌ神のレリーフが残っている。食事用テーブルの用意がされていて、ガイドさんは「あれはラッフルズね」と言っていたのでラッフルズの超高価なガラディナーは遺跡でのライトアップ＆食事のようです。（決して近いといえない遺跡でのディナーなんて気楽に部屋に戻れないよ・・・と思いました。）

スラスランSras Srang

12世紀末の物で、王の沐浴場でした。今は地元の子供が泳ぎに来るといっていました。雨季に来ると蓮の花が一面綺麗です。と言っていましたが乾季の今は全くお花はありません。 この遺跡で車を降りたときに寄ってきた物売りの女の子（6歳くらいでしょうか？）がいました。アンコール遺跡では子供の物売りはたくさんいます。 いつものように、手で「いらないよ」というジェスチャーをして通り過ぎると、いきなり「あんたもこわいね」と日本語で言ったのです。 会って1秒、視線も合わせなかった相手にいきなりこんな事を言われて、お土産を買う日本人がいるとは思えません。 遺跡を見物している間、ガイドさんに「あんたもこわいねって日本語で言ったら余計お土産は買ってもらえないから言わない方が良いと教えてあげて」と言うべきか悩んでしまいました。こんな日本語を教えたのは一体どんな日本人なんでしょう？みやげ物が売れるような日本語を教えてあげればよいのに・・・。 結局悶々と悩んだまま、みやげ物売りの子もどこかに行ってしまいそのままになりました。後味の悪さだけが残りました。

バンテアイクディBanteay Kdei

スラスランの前にあるのがバンテアイクディです。12世紀末の仏教の建物です。崩れかかった回廊の壁を木のつっかえで支えていたりします。 ここではなんと２歳くらいの赤ちゃんの物売りがいました。裸でした。旅行中見た中で最年少でした。小回りコースの遺跡はどこも子供の物売りばかりです。歩いて遺跡の間を移動しますが、ずっと横をついてくるので参ってしまいます。

タプロムTa Prohm
1186年に建てられた仏教の遺跡です。ここは、スポアン（溶樹）に押しつぶされそうになっている寺院を見物する場所です。ガイドさんは「ワビサビの寺院と言われています」「樹木を撤去すると遺跡も崩れてしまうので撤去できません」といっていました。ただ、スポアンの成長はもう止まっているとのことでした。スポアンに飲み込まれて顔だけ見えている仏像、パラサイトと言って別の木と絡まっているものもあります。自然の力に圧倒される遺跡です。

タケウTa Kev
11世紀初頭に作られたヒンドゥー教の寺院です。ガイドさんに「登りますか？」と言われましたが、たくさん歩いてもう元気が無いので写真のみ撮って、外から見物して終了しました。

トムマノンThommanon
12世紀初頭に作られたヒンドゥー教の建築物です。予定表にはここも入っていましたがなぜか端折られてしまいました。でももう十分だと思い言いませんでした。

アンコールバルーン
ガイドさんに「アンコールバルーン」へ行ってもらえますか？と聞くと「いいですよ」と気持ちよい返事。でもその直後「予約してないと乗れないかもしれません」と言われました。ちょうど時刻は夕刻。サンセットは要予約だったと思うので難しいかも・・・・と思いました。
案の定行ってみると次の回を待っている人多数。ガイドさんが粘り強く交渉してくれましたがダメでした。 「明日乗るなら今予約しますよ」とガイドさんに言われましたが、絶対乗りたいという気持ちでもなかったので予約せずあきらめてしまいました。

17:50、ホテルに到着し、2日間の日本語観光の日程全部終了です。
ガイドさんに$10、１日半のお付き合いのドライバーに$5のチップを渡し、記念撮影をしてお別れしました。

フロントで明日の朝サンライズに行きたいと言うと、車だと一日チャーターで$20、5:30にここを出る、トゥクトゥクなら$5で4:30にここに来ればいいと言われました。車とトゥクトゥクでそんなに集合時間が違うのは何だろう？と思います。とりあえず我が家は乗ったことがないトゥクトゥクで行く事にしました。

ディナーのメニューはお決まりの麺クイティウ、バーベキュー（鳥・豚・牛）などありました。おかずもたくさんありましたが「おいしい〜」と感動するようなものはなし。パンはなくなったまま補充されないし・・・、3300円も払ったとは思えない内容でした。何度かに分けてラッキードローがありますが、もらえるのはワイン1本らしいので1度目のドローを見て21時に引き上げる事にしました。 部屋の窓からもステージが見えます。孔雀のダンスをやっていました。ベランダで見ていたら蚊にいっぺんに刺されたので退散。入浴して22時就寝。日本は0時でNHKをつけると行く年来る年をやっていました。

ホテルに戻る途中、ホテルの横入り口の前の床屋でツレが「髪を切ろうかな」と言い出し、立ち止まって中をのぞくとすぐ人が数人出てきました。「カット$2」と言っています。「どうしようかな」と迷っていましたが、「安いから話の種に切ってみれば？カミソリは消毒なんかしてないだろうから断りなよ」と言って$2渡しました。ツレを残し、私とYは先にホテルに戻りましたが、ものの15分ほどで帰ってきました。暑い国では短めに刈るのが当然のようで、短くなった頭のてっぺんの毛がパイナップル状にフサフサになっています。後ろはまるでフルフェイスヘルメットをかぶったように直線の切り方。本人は見えないようなのでデジカメにとって見せると本人もちょっとあせっていました。3ヶ月は床屋に行かなくて良さそうな感じです。帰国後「職場では評判がいい」とツレは言っていますが職場の人が気を使っているだけでは？？？と思います。

帰り際スーパーに寄ってビール$0.5、アイスクリーム$0.5、スプライト$0.6を買いました。ビールとコーラ類の値段はスーパーでも同額くらいです。$10出すと$1以上のおつりはドル、$1以下のおつりはリエルで来ました。おつりは全部リエルになると勘違いしていました。
明日の空港までの足を確保するため、フロントでたずねると飛行機の時間（9:30）を聞かれて、7:30に車を予約しました。値段は$8とのこと。

スーパーでの体験から、ドルも通貨として使われているのが分かったのでホテルのフロントで10ドル札→1ドル札の両替をお願いしました。いくら両替するか聞かれ、$10と言うとすんなり応じてくれました。フロントは手馴れた感じです。$100ドルでは断られるかもしれませんが$20くらいなら大丈夫そうです。
入浴し、荷造りをして、21:00就寝。

KLMオランダ航空KL877はバンコク14:20発台北18:45着の予定です。歩き回るのも疲れるのでE10ゲートへ向かうと、手荷物検査後のエリアはトイレ以外何もありません。 まだゲートの中にも入れず、ゲート入り口のイスで待っていると、私達の乗るKLMの飛行機が到着しました。アムステルダムから来るだけあってジャンボジェットです。
13:40搭乗開始、14:08には動き出し、14:25には離陸しました。離陸時は成田と同様５機が離陸待ちの行列を作っていました。飛行時間は３時間です。食事はヌードルとシーフードサラダ（もうひとつのメニューはチキン）で美味しかったです。 18:18着陸。入国手続きをして、両替（\10,000→NT$2619）をして、18:45頃にはリムジンバスのチケットカウンターに着きました。一番早く出発する国光バスにしました。チケットはNT$125×3枚でした。18:55発の国光バスに乗り市内へ移動です。

ドトールを出てすぐ近くの峰圃茶荘へ。「阿里山茶はありますか？」と聞くと値段表を出して、「これ（1番高いNT$800/100グラム）とこれ（2番めに高いNT$600/100グラム）とこれ（3番高いNT$400/100グラム）が阿里山茶です。」とのこと。シンガポールで100グラム5千円近く払ったのでNT$800（約3200円）でも安いかも？と思ってしまいました。
「試飲もできるよ」と言われて試飲することに。テーブルに座って目の前でお茶を入れてくれます。まず凍頂烏龍茶。香りが良くて美味しい。次に$600のお茶、香りが全然違います。 次に$800のお茶。$600の香りがかすんでしまいます。そこへ店主登場。「若い人は高いお茶飲んじゃダメだよ。安いお茶が飲めなくなるよ」と言うので「Y、あなたは高いお茶飲んじゃダメだって」と言うと「あんたたちもだよ」と私とツレも言われてしまいました。商売っ気のないおじいさんです。顔写真つきの名刺をくれ、るるぶの切り抜きを見せてくれます。次から次と日本人のお客さんが来てお茶を物色しています。 店主のおじいさんは棚からパイナップルケーキ1箱を出し、Yに渡して「あけて食べていいよ」と言います。結局NT$600の阿里山茶を100g買って、パイナップルケーキ1箱のお土産をもらってしまいました。店員のおねえさんも店主のおじいさんも感じが良かったです。

タクシーでディンタイフォンへ。実は三越の中にもOpenしていたらしのですが、それを知らず本店へ行ってしまいました。タクシー代はNT$105でした。
9:25分頃にはついてしまい、10時開店だと思っていたので待つ事に。私達の前にも待っている日本人がいました。トラックが着いて大量の食材をみんなで運び込んでいます。 さすが混雑するお店。食材も大量です。 9:30になると中へ案内されました。ショウロンポウのみ４つ注文。お姉さんが「多いよ」といいましたが、今回は「大丈夫。いっぱい食べる」と言って注文。するとまず2つ運んできました。「2つはあと」とのこと。なんでかな？と思いましたがこれは４つもいっぺんにもってくると後の方で食べるのが冷めてしまうからだと分かりました。やはり出来たてアツアツが美味しいです。 会計はNT$720でカード払いはNGでした。10:15ディンタイフォンを出てホテルへ戻ります。タクシーはNT$110でした。

ディンタイフォンで予定外のキャッシュを使ってしまったのでバス代が足りなくなりました。三越の横の銀行で\1000を両替するとNT$264になりました。空港よりレートは良いようです。

帰国してみると、航空券を発券した旅行会社から「明日のEG206は16:20発20:15着に変更になります」というメールが来ていました。前日から分かっていた遅れのようです。 知らなくて予定通りに空港に行って今回はラッキーでした。

個人旅行ならガイドブックは「地球の歩き方」
最近ガイドブックを買う前に、図書館を利用して主なガイドブックの内容を確かめてから「これ！」という一冊を買うようにしています。
アンコールワットに関しては「地球の歩き方 アンコールワットとカンボジア」が断然お勧めです。
読むだけで行った気になれるくらい遺跡の説明が詳しく、シヴォタ通り周辺も詳しい地図が出ています。

日本語ガイドは必要か？
「地球の歩き方」には、アンコールワットとバイヨンは遺跡の見取り図とどこにどのレリーフがあるかという事まで細かく出ています。 これを見ながら、じっくり時間をかけて観光できる人なら日本語ガイドは要らないかもしれません。 午前中のバイヨン、午後のアンコールワットなら、パックツアーの団体がたくさんいて見所の場所では立ち止まって説明しているので、見所を探す手間が省けると思います。（バンテアイスレイとタプロムも混んでいましたが他はそれ程混雑していませんでした）
ただ日本語ガイドさんがいると疑問に思った事をすぐ聞く事ができたりします。
・カンボジアの言葉で××は何て言うの？
・あそこに売っているあれは何？
・ガイドブックに出ていないような説明が聞けます
　「シェムリアップには今信号は３つしかありません。」
　「（挨拶の仕方）手を合わせる位置によって胸は一般向け、顔は偉い人向け、額は神様向けです」

便利な持ち物
・懐中電灯：サンライズ・サンセット・その他で。街灯などが遺跡周辺はほとんどないです。
・日焼け止め：日差しは強烈、、普段使っているならサングラスもあると良いかも。
・携帯用蚊とり器：火を使わないもの。遺跡を歩く時にカバンにぶら下げておいたり、夜の食事時に足元に置いたり便利。
　虫除けスプレーと虫刺されの薬も持参のこと。
・除菌ウェットティッシュ・ティッシュ：食事前のお手拭とトイレ用（遺跡のトイレは紙は期待できません）