ATSUMI旅行記2011年 ペルー

会社の勤続X年のリフレッシュ休暇を利用し、1週間では行きづらい南米(ペルー)への旅を計画しました。
中3で部活動を引退しているYも連れて行こうとしましたが、本人の希望でパス。留守中は祖父母宅へ預けることになりました。

何日目したこと
 予約
AA170で成田発ロサンゼルス
AA7734(LA601)でロサンゼルス発リマ
COSTA DEL SOL RAMADA コスタ・デル・ソル・ラマダ ホテル
コスタ・デル・ソル・ラマダ朝食
CRUZ SEL SULクルスデルスールバスでリマからナスカへ
NAZCA LINES HOTELナスカラインズホテル
ミラドール&セロ・ブランコ観光
夕食&地上絵ツアー探し
ナスカラインズ朝食
ナスカの地上絵観光
バスでイカIcaへ
ワカチナHuacachina観光
イカからリマへ
エステラールESTELAR ホテル
ドミノピザで夕食
エステラール朝食
ミラバスMirabusで半日観光
ラルコマルLarco Mar・インディアンマーケット・スーパーMetro
カフェで夕食&カジノ
スターペルーでクスコへ
クスコのホテルで荷物を預け、チケットを受け取り、オリャンタイタンボへ
EL ALBELGエルアルベルグ
マラスの塩田
エルアルベルグの朝食
ペルーレイル・ビスタドームでマチュピチュへ
マチュピチュ観光1
マチュピチュサンクチュアリロッジ
マチュピチュ観光2
マチュピチュサンクチュアリロッジの夕食
ワイナピチュ登山と月の神殿
マチュピチュ観光3
マチュピチュサンクチュアリロッジの昼食
ペルーレイルExpedition でポロイ駅へ
カサアンディーナプライベートコレクション クスコCASA ANDINA PRIVATE COLLECTION CUZCO
カサアンディーナプライベートコレクション クスコの朝食
クリーニング&クスコ観光&サクサイワマン
昼食
トランビア・デ・クスコバスの半日観光
マッサージ
夕食
メールバスMER BUS
リベルタドール ラゴ チチカカ ホテル
夕食
10リベルタドール・ラゴ・チチカカの朝食
ウロス島観光
フリアカ空港へ
フリアカ発*リマ行 ラン航空欠航
アレキパへ
クリスマールCRISMARホテル
11クリスマールCRISMARの朝食
ラン航空 アレキパオフィス
半日観光バス
アレキパ発*リマ行 ラン航空 遅延との戦い
AA7725(LA530)便でリマからニューヨークへ。
12-13NYで荷物だけチェックイン
NY観光
AA135でニューヨーク発羽田行き。また遅延
リンク
費用

 

予約

●日程表

今回の旅行の目的:マチュビチュとナスカの地上絵を見る
特別な希望:マチュピチュサンクチュアリロッジに泊まりたい

ツアーも選択肢にありましたが、マチュピチュサンクチュアリロッジに泊まるツアーは高額で手が出ません。
ツアーパンフ・ガイドブックなどを読んで、個人手配のため日程に余裕をもたせて以下のような点を考慮してスケジュールを決めました。

現地は冬&高度4,000M級の場所があるので、ホテルは高級どころ(暖房が入りお湯シャワーが出る所)にする
標高の高い場所(クスコ・プーノ)は後半に持っていく(高度順応できるように)
絶対に必要なものは割高でも前もって手配する。(ペルー国内線航空券・バスのチケット・マチュピチュの入場券他)
日付予定ホテル(宿泊地)食事
○:食事付
その他
018/12(金)AA170にてNRT15:25発LAX09:40着
AA7734(LAN航空運航便)にてLAX13:20発LIM23:55着
HOTEL COSTA DEL SOL RAMADA(リマ空港)機内 
028/13(土)リマ->ナスカ(バス)Nazca Lines(ナスカ)○××空港-バスターミナル送迎依頼
038/14(日)ナスカの地上絵観光
ナスカ->リマ(バス)
Thunderbird Hotels Principal(リマ)○××
048/15(月)リマ観光Thunderbird Hotels Principal(リマ)○×× 
058/16(火)リマ->クスコ(飛行機)
聖なる谷観光
El Albergue(オリャンタイタンボ)○×× 
068/17(水)07:05オリャンタイタンボ->08:27マチュピチュ(鉄道)
マチュピチュ観光
Machu Picchu Sanctuary Lodge(マチュピチュ)○○○
078/18(木)マチュピチュ観光(ワイナピチュ登山)
16:43マチュピチュ->20:13クスコ(鉄道)
CASA ANDINA PRIVATE COLLECTION(クスコ)○○×
088/19(金)クスコ観光CASA ANDINA PRIVATE COLLECTION(クスコ)○××
098/20(土)07:00クスコ->17:00プーノ(バス)Libertador Lago Titicaca(プーノ)○○×
108/21(日)チチカカ湖観光
18:25フリアカ->20:00リマ(飛行機)
WESTIN LIMA (リマ)○××StarWoodのCash($60)&Point(4000)で予約
118/22(月)リマ観光 AA7725(LAN航空運航便)23:55リマ発(飛行機)機内×××
128/23(火)08:35JFK着 ニューヨーク観光 AA135 19:10JFK発(飛行機)機内機内
138/24(水)22:15羽田着自宅機内

●航空券予約(国際線・国内線)

アフリカや中東で始まった民主化の影響を受け原油がじりじりと値上がり。燃油サーチャージの値上げが確実になってきていましたので、ペルー行の航空券は早めに予約・発券しました。
最初はトルノスというJTBのネット予約サイトで検索していましたが、ツレが会社から勤続祝いでもらうJTB旅行券10万円で支払うため店舗で依頼することになりました。
店舗で聞くとトルノスと全く同じ旅程でも値段が違います(高いことも安いこともあり)。
結果的にはトルノス検索には出て来なかったNYで1日観光できる乗り継ぎ日程になってツレは喜んでいましたが、 発券手数料が1人4,200円もかかりますから、JTBの旅行券で払いたいという希望がなければトルノスから予約する方がお勧めです。
しかも、この航空券、高い割に(?)Hクラスという、発券したらキャンセルも予約の変更も一切できないというガチガチの航空券です。 1吊分の値段が高いだけに、迷いつつの予約でした。
アメリカン航空リマ往復(往路:成田発ロサンゼルス経由リマ着 復路:リマ発ニューヨーク経由羽田着)
日付便吊出発到着所要時間
2011/08/12AA170NRT15:25LAX09:4010時間15分
2011/08/12AA7734LAX13:20LIM23:5508時間34分
2011/08/22AA7725LIM23:55JFK08:3507時間40分
2011/08/23AA135JFK19:10HND22:1514時間05分

ガイドブックを見ると、南米の飛行機移動はパスの購入をすすめています。リマとクスコをバスで移動すると24時間かかりますので、時間が限られた人は国内線の飛行機に乗ることになります。
ペルー国内線はLANパスがありますが、日本のLAN航空ではランパスの予約も発券してくれず「近くの旅行会社へ行け《と言われます。
国際線のアメリカン航空と一緒に国内線のLANパスも予約して切り込みで一緒に発券したかったのですが、値段が決まっていないと言われ一緒に発券できませんでした。 LANパスの値段が決まったら、またこのバカ高い発券手数料(1人4,200円)を払うのか…と暗い気持ちになりました。
LANパスの値段が決まると言われた6月頃、まずアメリカン航空へ電話してペルー国内線を切り込みできないかと聞くと、3区間以上ならOKとの事でした。 しかし私たちはリマ*クスコとフリアカ*リマの2区間なのでNGです。
仕方なくLANパスのお値段をJTBに問い合わせました。 ペルー国内のパスは、2枚から購入可能で南米へLAN航空で入る場合はSA1の1枚83-105USドル、ワンワールド各社・UA・CAなどで入る場合はSA2の1枚121-149USドルで買えます。 私たちはペルーまでの往復をアメリカン航空で行くため、SA2の1区間料金で買えるはずですが、見積もりは
航空券 24,000円 × 2 (燃油込み)+空港税等 7,780円 × 2 +手数料 4,200円 × 2 =71,960円 これは高すぎると思い(ちなみに燃油は$36・SALES TAX 18%)、現地旅行会社のいくつかへ問い合わせメールを送ったり、LAN航空やスターペルー航空のWebサイトを検索したりして、結局カントウータ(Cantuta)トラベルさんへお願いすることにしました。結局ランパスより現地旅行会社に1区間ずつ予約した方が安くなりました。 国内線料金 (スターペルーLIM→CUZ$151.30・ランペルーJUL→LIM$197.06)368.36 USドル× 2 =61,578円

●ペルーレイル(マチュピチュまで)

ペルーは鉄道が2つしかなく、クスコからマチュピチュへ行く路線とクスコからプーノ(チチカカ湖)へ行く路線だけです。
プーノへはバスでも行けます(というよりバスが一般的)が、マチュピチュへは鉄道か徒歩(インカ道トレッキング)しかなく、都合の良い時間帯は売り切れてしまうので、国際線を発券をしたらすぐ予約しました。 ペルーレイルのウェブサイトで鉄道の往復+マチュピチュサンクチュアリロッジでの昼食のパッケージ(VISTADOME *Lunch付きプロモーション)が出ていたのでこれを購入しました(単体で買うより少し安い)。 マチュピチュサンクチュアリロッジの予約も同時期にホテルのウェブサイトから行いました。 マチュピチュサンクチュアリロッジに泊まると朝昼夜一食ずつついていま。鉄道の昼食付パッケージを買ったので2日続けてマチュピチュサンクチュアリロッジの昼ごはんを食べることになりました。

2011年に2月からマチュピチュの入場券はインターネットによる事前購入のみに変わるという発表がありました。一日の入場数も2000人に制限するとか(?)。
支払方法はペルーの銀行へ支払に行くかクレジットカードらしいのですが、2011年6月現在、まともにそのサイトにアクセスできず、たまにアクセスできると3日以内にクスコに払いに来いという画面まででカード決済の画面へは行けなかったりします。私たちは、ウェブサイトからの購入は6月時点であきらめました。ウェブサイトがまともに動いていないのでクスコの文化庁での入場券の販売は行っているようです。
8月はシーズン中ですし、クスコに行ってから買おうとして入場券が手に入らなかったら目も当てられません。現地旅行会社に問い合わせても入場券だけはダメ(鉄道手配と一緒)と言う会社がほとんどでしたが、カントウータトラベルさんは手数料1人US5ドルで手配してくれるとの回答でした。その他では日本のエス・ティー・ワールドが往復のバス+入場券のセットで7,000円で手配をしてくれます。

7月6日頃、こまめにペルー文化庁やマチュピチュの情報収集をしていたツレがhttp://www.machupicchu.gob.pe/ のサイトで「ワイナピチュ登山が予約制&有料?になりそうだと気付きました。早速、マチュピチュ入場券を手配してもらっているカントウータさんにメールで問い合わせると現地旅行会社にも通達があったばかりで「ワイナピチュに入山される場合には、入場券が値上げされる。一日限定400人(これは今も同じ人数)で、文化庁にてワイナピチュのチケットセットを購入しなければならない《というお返事でした。とりあえずマチュピチュに宿泊した翌日の午前ワイナピチュに上る予定だったので、このチケットセットなるものを手配してもらうことにしました。手数料は最初に入場券をお願いした5USドルでやっていただけるようです。マチュピチュの入場券はクスコで代理店(新ペルーツール)まで取りに行く必要があります。
すっかり手配が終わった気でいましたが、ペルー(特にマチュピチュ関係)は、コロコロ入場券の発売方法や値段が変わるので、時々情報収集をした方が良いようです。

ちなみにクスコ空港ー>マラス塩田ー>オリャンタイタンボの移動についても値段を聞きましたが、ドライバーのみで1人70USドル(二人で140USドル)とのことで、こちらは頼みませんでした。 空港で交渉してもこんな値段にはならないと思います。

●ホテル予約

私たちはもう40台後半と若くないので、8月で現地は冬&標高が高い場所が多いということを考慮して、ホテルはいいところに泊まることにしました。とはいっても物価の安いペルーなので1泊1部屋15,000円位を予算にしました。
例外はマチュピチュサンクチュアリロッジ(907.50USD)だけです。
到着日は深夜リマ着。翌日クルスデルスールのバスターミナル早朝発のバスでナスカへ向かうのでバスターミナル近くのホテルを探しましたが、現地旅行会社に聞いても徒歩圏のようなホテルはありません。それなら空港近くでさっさと休もうということで空港隣接のHotel Costa Del Sol Ramadaコスタデルソルラマダを選びました。カントウータトラベルさんに依頼し156USD(\13,061)でした。日本の銀行へ振込みです。

ナスカの宿もバスタブや暖房・バス停からの近さでHotel Nazca Linesナスカラインズにしました。こちらはネット予約を扱っている場所が少なく、TCAという旅行会社を通じて予約しました。91USD+3%(\8,041)でした。

リマに戻って2泊するホテルは、ミラフローレス地区のThunderbird Hotels Principalサンダーバードホテルズプリンシパルです。Expediaで予約し、2泊で\30,532です。クレジットカード払いです。旅行時はホテル吊がESTELARエステラールに変わっていました。

次に、クスコへ移動しますが、多くのツアーがそうするように高度順応のため標高の高いクスコに泊まらず少し標高の低い聖なる谷へ泊まることにしました。ウルバンバはリゾートホテルがたくさん出来ていてツアーはここに泊まるパターンが多いですが、早朝の移動の足の心配をしなくていいツアー客と違うので、私たちはマチュピチュ行きの列車の発着するオリャンタイタンボで泊まることにしました。ネット上でも情報が少ないですが、TripAdvisorあたりに少しは情報がありました。列車の時間の30分前にはチケット引き換えに駅に行かないとならないこともあり、他より高めですが駅に隣接したEl Albergueエルアルベルグへ直接予約しました。普通の部屋は77.7USDでしたがバスタブ付の98.70USDの部屋を指定しました。デポジットとして22.20USDのみPayPalで払いました。

マチュピチュもしくはマチュピチュ村の宿は、マチュピチュサンクチュアリロッジに決めていました。ここはペルーにしては珍しくちゃんとWeb予約が可能なホテルでした。混むのが分かっているので1月の航空券の手配と同時に予約してしまいました。中庭付の部屋もありましたがマチュピチュが見えるわけではないようなので、部屋は一番安いところを選びました。山の中の一軒家なので、アルコールも含む3食付のオールインクルーシブで907.50USDです。直接ホテルのサイトで予約し、クレジットカード番号も入力しましたが、引き落としはすぐにはされませんでした。

クスコのホテル。第一希望はノボテルでしたが満室。CASA ANDINA PRIVATE COLLECTIONカサアンディーナプライベートコレクションを選びました。Splendiaで予約し2泊で394USD+10%、一部手付金(98.50USD)をクレジットカードで払いました。

チチカカ湖のホテルは、ツアーでもよく使われるリベルタドール・ラゴ・チチカカです。チチカカ湖畔にあって全ての部屋からチチカカ湖が見え、ホテルの下の桟橋から浮島への船が出るとのこと。187.05USD、18%のTax27.55USDは外国人は免除なので戻るようです。

最終日のリマのホテル。StarWoodのポイントが2,900ほどあり、これを使うことにしました。というのもポイントで宿泊できるのが1部屋2吊までなので、Yも行く旅行ではポイントで泊まることが出来ないのです。手持ちのポイントでシェラトンリマなら、Cash(30USD)&Point(1600)で、30USD払えば泊まれましたが、治安の悪い地区にありホテルも古め。今年オープンしたばかりのWestin Limaウェスティンはサンイシドロ地区にあり、リマ一の高層建築とのこと。StarWoodのポイントで泊まる場合、ホテルのランクによって必要ポイントが違いますが、シェラトンリマなら4,000ポイントで泊まれるところ、ウェスティン・リマは10,000ポイント必要で論外です。Cash(60USD)&Point(4,000)で泊まることにして、足りないポイントは購入(500ポイント単位で17.5USDなので1,500ポイント購入)し、Cash60USD+ポイントの上足分52.5USD=112.5USD+サービス料(60USD×10%)+Tax18%(外国人はたぶん免除)で予約しました。実際の支払は\9,500程度だと思います。
最安値のホテル予約サイトでも\20,000程度しますので、この程度の持ち出しで泊まれるならアリだと思います。

しかし私たちは、リマに戻る飛行機の欠航でこのホテルに泊れませんでした。特典で泊る場合は24時間前までに連絡しないと取り消せないというポリシーでポイントも没収、さらに現地のホテルでパスポートを提示できなかったという理由で外国人免除のTaxまで払わされました。
飛行機の遅れや欠航が普通で、Starwoodのルール(特典の場合は24時間前に連絡しないとNG)と分かった今ならせいぜい実費30ドルで泊まれるシェラトンリマを予約した事でしょう。南米で、移動日にポイントを買ってまで予約するのは怪我のもとということがわかり、良い勉強になりました。

マチュピチュを除き、凸凹はありますが、ほぼ一泊15,000円前後で、一流どころのホテルを予約できたと思います。

 

 

1日目

●AA170で成田発ロサンゼルス
AA170 機内食
今回は、行きが成田発帰りが羽田着のため自家用車で行くことができず、電車です。
旅行期間13日間のため、留守番のYはツレの実家で過ごします。Yと一緒にツレの実家に行き、Yをお願いして旅行に出発です。平日の朝なので、あらかじめ旅行の大きな荷物はツレの実家に持って行っておきました。
Citiのクレジットカードの海外旅行傷害保険を有効にするために、公共交通機関の支払いをカードでしておきたい。JRの切符売り場で定期券や特急券を買える券売機ではカード払いができます。ここで乗車券のみをクレジットカード決済で購入。日暮里*成田の電車も念のためクレジットカード決済しようと思っていましたが、日暮里から一番空港へ早く着く電車は5分後に出発する特急で、窓口で買っても乗車券はクレジットカード払いはできないと言われてしまいました。日暮里までのJRの支払いだけで有効になるかどうかわかりませんが仕方ありません。ツレがトイレと言いだし(特急には車内にトイレがないので済ませておかないといけません)、なかなか戻ってこなかったため荷物を抱えて小走りで階段を下りて電車に間に合いました。ちょうどスカイライナーの切れ目で特急が一番早く着く時間帯のせいか、スーツケースや大きい荷物を持った空港行きの人たちがたくさん乗っています。12時12分日暮里発13:25成田空港第二ターミナル着。

JCBのカウンターに行ってウェットティッシュとプーさんのミニポーチをもらいました。
ウェブサイトであらかじめチェックインを済ませていたのでアメリカン航空のカウンターで、荷物を預け、パスポートを見せ、搭乗券を成田―ロサンゼルス、ロサンゼルス*リマの2枚もらいました。なぜか、何度やり直してもエラーになって、私のロサンゼルス*リマの搭乗券はロサンゼルスでもらうようにと言われました。

14時、さぬきうどんの讃兵衛というお店で昼食。昼食を食べながら、やはり一人だけ搭乗券があるのはトラブルの元だから、私のロサンゼルス*リマも搭乗券を出してもらおうということになり食後に 再度カウンターに行って搭乗券を出してもらいました。その間にもう一人は米ドルの両替。銀行のレートを見比べて一番よかったりそな銀行で両替しました。レートは1ドル79.69円で1,500ドル替えてもらい、\119,535支払いました。
飛行機に乗っている時間が長いので本屋で雑誌を購入。
14:30カード会社のラウンジに行ってツレはビール、私はコーヒーを飲みました。アメリカ系航空会社は機内のアルコールが有料なので、ここでビールを飲んでおいて機内は我慢するようです。
14:40、セキュリティチェックへ。出国もガラガラで、有人窓口を使いました。
14:50、81番ゲート前のトイレに行っている間に搭乗開始になりました。

AA170、15:25成田発09:40ロサンゼルス着。飛行時間は10:15(機内では9時間38分と案内有)です。機材はB777で、席は2-5-2の並びです。席番号は37でしたが、後ろから10列目くらいで機内はほぼ満席のようでした。
15:29飛行機が動き出しました。機内上映の映画は機内誌を見ましたがよくわからず。メニューで選ぶと5・6本映画は日本語がありそうでしたが、あまり見たい映画がなく東山紀之の「小川の辺《を見ました。
16:30飲み物サービス
17:30食事サービス(シーフードパスタか豚生姜焼き)
食後テトリスを少しやって22:30頃からウトウトしましたが2時間程で起きてしまいました。
目が覚めたのでSource Code(ソースコード)という映画を見ました。シカゴで起きた列車爆破事件の犯人探しのため、テロの起きる直前の8分だけ列車に乗っていた乗客の意識に入って犯人を探るという映画ですが 、主人公は何度も失敗して8分前に戻ってやり直しになります。ところが映画の上映自体も機械の上調か映画の最初から上映し直しになって、さらに繰り返し見る羽目になりました。ツレに後で「繰り返し見たんだよ《と言っても「そういう内容の映画だから《と分かってもらえず、「違う、最初から上映し直しになったの!《と言ってもかみ合わず・・・。紛らわしい映画でリスタートされたものです。

●AA7734(LA601)でロサンゼルス発リマ

入国時は右手親指以外の4本指、右手親指、左手親指以外の4本指、左手親指、顔の順で読み取ります。I-94の書類はいりません。荷物が出るまで少し待ち、税関も行列でした。税関を抜けてCONNECTING FLIGHTの方へ行きました。途中通路が分かれるところで係のおばさんが「リマ!《と言ってのぼりの道へ誘導してくれました。荷物についているタグを見て誘導してくれたようですが、一瞬で良く見えるなあ・・・と感心しました。 アメリカン航空のターミナルは他国の航空会社が利用するトムブラッドレーターミナルの隣ですが、通路を出るとトムブラッドレーターミナルにいました。ここまで到着から1時間、10:40でした。ロサンゼルスは風が涼しく過ごしやすい気温です。
トイレに行って顔を洗い、歯磨きをして日焼け止めを塗りました。1Fの免税店でSwatchを見ると70-115ドルでした。旅行前に時計をなくしたので気に入った時計があったら買おうと思っています。
2FのPanda Expressで中華料理の昼食をとりました。おかず2品とチャーハンか焼きそばを頼みましたが、量が多く一つを2人で食べるので十分だったかも?と思いました。頑張って食べて三分の一は残しました。2人分で$23.37でした。

11:50、セキュリティチェックを受けてゲートへ。
AA7734はラン航空LA601とのコードシェア便でラン航空が運航します。13:25ロサンゼルス発23:59リマ着で飛行時間は8時間34分です。
12:53搭乗開始。機材はB767-300で座席は2-3-2の並びです。椅子と椅子の間もアメリカンのB777より少し広く、パーソナルモニターも大きめで機内もきれいです。
13:25動き出しました。
14:25食事。キャビンアテンダントさんは、「イングリッシュ?《と聞いてスペイン語か英語か聞いてから「ビーフ、オア、パスタ?《と聞いてくれます。LAN航空はアルコール無料です。早速ツレはビールを頼んでいます。
到着の1時間半前に軽食。チキンとキュウリのホットサンド&フルーツです。
23:47着陸。

●COSTA DEL SOL RAMADA コスタ・デル・ソル・ラマダ ホテル
ピスコサワーとインカコーン COSTA DEL SOL RAMADAの部屋
入国、荷物の受け取りをして、銀行でペルーのお金ソーレス(s/.)に両替(US$200->s/.523)し、空港と道路を挟んで隣にあるコスタ・デル・ソル・ラマダへチェックインしたのが0:30でした。
部屋は529号室です。TV、エアコン、冷蔵庫(中身はカラ)、暗証番号式セイフティボックス、ドライヤー。コンセントは110Vと220Vの両方がありました。ベッドはクイーンサイズで大きめです。ちょっとした仕事はできそうな机と椅子もあります。アメニティはシャンプー、リンス、石鹸がありました。
部屋に着いてすぐ、留守番のYに「着いたよ~《と電話。日本は14時台です。チェックイン時にウェルカムドリンクのクーポンをくれたので下のバーに降りました。
ツレはピスコサワー、私はレモネードを頼みました。おつまみにそら豆のようなものが出てきました。ちょっと固くて上思議な味。後でインカコーン(大きめのコーンを揚げたもの)だったと知りました。
私たちがウェルカムドリンクを飲んでいる時、同じ飛行機で着いたJTBツアーの団体がチェックインしていました。ウェルカムドリンクとはいえおつまみが出たので、$1のチップをテーブルに置いて部屋に戻りました。こんな額で良かったのかどうかは分かりません。
入浴し、2:00就寝。

 

 

2日目

●コスタ・デル・ソルラマダ朝食

5:00起床。この時間でもオープンしているので朝食を食べに行きます。パン3種、チーズ、ハム・ベーコン、パンケーキ、シリアル4種、コカ茶などのお茶・コーヒー、卵とフルーツはありませんでしたが、卵は調理台があったので朝早すぎてやっていなかっただけかもしれません。
5:40部屋に戻り、6:05チェックアウト。フロントでs/.50札をs/.20、10、1札に両替してもらいました。
6:15ピックアップの車が来ました。カントウータトラベルさんへラマダホテルと市内にあるバスターミナルへの送迎、クルスデルスールのバスチケットを依頼しておきました。リマから市内への交通は意外と高いので、初日は送迎も頼んでしまおう、ということになったのです。送迎はUS$14×2=US$28でした。ドライバーは日本語を話せました。

●CRUZ DEL SULクルスデルスールバスでリマからナスカへ
CRUZ SEL SUL バスの座席 CRUZ SEL SUL バスターミナル
6:40CRUZ DEL SURクルスデルスールのバスターミナルへ着きました。ドライバーが車を降りて荷物のチェックイン場所を教えてくれ、バスが出るゲートはここです、と伝えて帰って行きました。大きなバス会社では、バスまで荷物を運んで預けるのではなく、あらかじめ荷物を預けるカウンターがあります。私たちの予約したバスは7:15発のリマ発ナスカ行のCRUZERO Suiteというデラックスバスで、2階の一番前の席で予約してもらいました。
本当はバスターミナル周辺に泊りたかったのですがカントウータさんにも情報がなく、空港泊にしましたが、Bilbao HOTELというホテルが目の前にあります。
バスターミナルのトイレは無料でしたが便座とトイレットペーパーはありません。
私たちが乗るゲートから7:00のバスが10分遅れで出発していきました。バスが来たので乗り、10分遅れの7:25出発です。
バスは2*1の並びで、飛行機のビジネスクラスのようにリクライニングする広い座席で枕や毛布が付いています。乗るとすぐビデオ撮影に来ます。これは保安上の理由の撮影のようで、一人一人の顔を順番に撮っていきます。


CRUZ SEL SUL パラカスバスターミナル 出発するとすぐサンドイッチとリンゴの朝食と飲み物が配られました。まだお腹がいっぱいなのでサンドイッチはそのまま置いておきました。
私たちの隣の一人席は社会人2年目という若い日本人男性で、どうやら私たちと同じコースをたどるようでした。エールフランスでヨーロッパ経由で昨日昼間にリマに着き、昨日バスターミナルに来てチケットを買ったと言っていました。リマの宿泊先はペンション光増で、バスターミナルまで徒歩10分くらいとのことでした。
10:50パラカス着。すぐそばに海が見えるものの、茶色い荒れた波でリゾートの雰囲気は感じられません。クルスデルスールのバス停も砂漠の中に広い囲いをしただけ?というようなバスターミナルでした。ちらほら乗客が降ります。
11:05パラカス発。イカのターミナルに着く前にLAS DUNASというホテルでお客をピックアップしました。
12:05イカ着。こちらは街中のビルのバスターミナルです。2階席の乗客はほとんどここで降りました。みんなバスの外で休憩しているので私も建物の中のトイレに行きました。ワカチナ(砂漠のリゾート)まで7ソーレスという料金が掲示してありました。
12:25イカ発。お腹がすいたので朝もらったサンドイッチを食べました。ナスカ近くで10分前に出たと思われるクルスデルスールのバスを抜かしました。
バスはナチュラルミラドールとマリアライへ女史が作ったミラドールの横を通ります。地上絵観光のセスナも時々飛んでいるのが見えます。
14:30ナスカ着。荷物を受け取り、隣の席のお兄さんとはバス停で別れました。

●NAZCA LINES HOTELナスカラインズホテル
NAZCA LINES HOTEL パティオ NAZCA LINES HOTEL バスルーム NAZCA LINES HOTEL 中庭とプール 地球の歩き方の地図からホテルの方向は分かるので道をバスが来た方と逆に歩きました。すぐ近くという印象があったせいか思ったより遠く感じました。
14:45ホテルへチェックイン。中庭にプールがありプールサイドでのんびりしている人がチラホラいます。
部屋は108号室。小さめのシングルベッドが2つのツインルームです。奥にパティオがついています。
備品は、暗証番号式セイフティボックス、TV(NHK入らず。トトロをやっていました)、冷蔵庫、エアコン有。
アメニティは、シャンプー、コンディショナー、石鹸、トイレットペーパーは予備もあり。湯沸かしポットとティッシュはありません。
バスタブ付きでお湯が出ますが、お湯はぬるめでこのままバスタブに溜めてちょうどいい温度でした。バスルームの上に窓がありますがそとの音や外の音がすごく聞こえるので上は開いているのでは?と思いました。
朝食は6:00-10:00です。ギフトショップも7時前にオープンしていました。
ネットで”ホテルのフロントでナスカの地上絵ツアーを申し込んだ”という情報がありましたが、フロントでは申し込めませんでした。
このホテルの130号室はマリアライへ女史が滞在した部屋です。1階のレストランの近くの少し奥まった場所にありますが、ドアの外に金のプレートと地上絵のモチーフが多数付いているのですぐわかります

●ミラドール&セロ・ブランコ観光
ナチュラルミラドール 地上絵 木(海草) 地上絵 手 すぐにホテルを出て、まだ15時過ぎなので今日地上絵観光フライトができるかなと旅行会社を3軒ほど回りました、どうやら今日は難しいようです。あきらめてミラドールに行くことにしました。
歩いているとタクシーの運転手が「ミラドール?《と声をかけてきます。ミラドールとナチュラルミラドールとセロ・ブランコの三か所を回ってもらうことにしてs/.100でタクシーに乗ります。
16:20ミラドール着。ナスカから25Kmもあり、結構遠いです。ミラドールからは、手と木(本によっては海草)が見えます。ミラドールの下に地上絵を掘った石のキーフォルダーを売っています。1つs/.3ソーレスでしたが7個買いました。「安くして《とか「おまけして?《と言ってみましたが、全く応じない強気の商売でした。
近くのナチュラルミラドールへタクシーで移動。ここからは線が見えるだけで何かの形になっている物は見えません。
16:50Cerro Blancoセロ・ブランコに到着。ナスカの街を挟んでミラドールと反対側です。ここは標高2070mの砂だけでできた世界最大の砂山とガイドブックに書いてありました。往復4時間の頂上までのトレッキングができるようですが、トレッキングをする気はないので下まで行って見物すれば満足です。
ロサ・ブランコ 帰りはアルマス広場でタクシーを降りました。

●夕食&地上絵ツアー探し
PLAZA Mayolプラザ・マヨールの夕食
アルマス広場にあるPLAZA Mayolプラザ・マヨールというレストランで鶏丸焼きの食事をしました。鶏半分と飲み物でs/.28です。
食後は明日のナスカの地上絵観光フライトを探しました。料金はどこも120~123USドル。私たちはパルパも行きたかったのでパルパ&ナスカで探しましたが、料金は240USドル、「明日はない《と言われてしまいました。アルマス広場からナスカラインズホテルまでの旅行会社を回りましたが、パルパを含むフライトはなく、結局旅行会社で申し込むのはあきらめ明日朝イチでタクシーでナスカ空港に行って申し込むことにしました。
旅行会社のおやじの一人は「空港で申し込むと高い《と言っていました。
ホテル近くで水とコーラを買い(s/.3.2)、18:45ホテル着。

セイフティボックスを開けようとしたら、設定した暗証番号でロックが開きません。ホテルの人を呼んで開錠してもらいました。金庫の奥のリセットボタンを押す必要があったようです。(リセットを押さなかったため前の人の番号のままロックされたようでした)
ギフトショップを見て、130号室を外から見学しました。
入浴して久々にのんびり。3時間の睡眠時間で朝早かったので疲れました。20:45就寝。時差ボケか0時頃目が覚めます。バスルームでは寝る前は外の声や車の音がよく聞こえましたが、この時間は静かでした。部屋の外のプールサイドへ行くと星がたくさん見えました。

 

 

3日目

●ナスカラインズ朝食
NAZCA LINES HOTEL 130号室 NAZCA LINES HOTEL 朝食 6:00起床。朝食をとりにレストランへ。朝食はパン、ジュース、ハム・チーズなどです。コーヒーはお湯で薄めて飲む濃いものです。高山病予防に効くとのことなので、私はペルーに来てからコカ茶のティーバックがあるとコカ茶にするようにしています。ここにもコカ茶のオレンジのティーバックがありましたのでコカ茶を飲みました。コカ茶はほうじ茶を少しぼんやりさせたような素朴な味です。日本人のツアー客とガイドさんも食事していました。
部屋に戻って留守番のYに電話。友達とよみうりランドへ行って楽しく遊んできたようです。
セスナで酔ったという体験談が多いので酔い止めの薬(アネロン ニスキャップ)を飲んでおきます。
ホテルのチェックアウトが12時なので、荷物はそのままで地上絵フライトへ行きます。パスポートが必要なので忘れずに。

●ナスカの地上絵観光
タクシーが通るのを待っていると観光ポリスがいました。空港までのタクシー代を聞くとs/.4と教えてくれました。タクシーを止めて空港までの料金を聞くと観光ポリスの言うとおりs/.4との返事でした。
7:00空港に到着し、人のいるカウンターで聞きましたがパルパの地上絵フライトはあまりないようです。あきらめてナスカの地上絵フライト30分110USドルのAerodina社が5分後に飛ぶというので申し込みました。街中の旅行会社のおやじが言った「空港で申し込むと高い《は真っ赤なウソでした。待っている間にAirport TAX 1人s/.25を払っておきます。
ナスカの地上絵 ハチドリ ナスカの地上絵 宇宙人 ナスカの地上絵 クジラ 椅子に座り、繰り返し放映しているNHKのナスカの地上絵の番組を見ました。セキュリティチェックをして、TAXの支払いを確認して外に出る待合室に入ります。ここでしばらく待ってセスナが到着して外へ。私たちのフライトは日本人が多いようです。
セスナに乗ってみると、パンフレットの写真の左右1席とは違い、1*2の並び。真中になった人は見えづらいじゃないですか・・・。だまされた感がして気分が悪いです。
8:00セスナ出発。
地上絵は、クジラ(63m)、三角形、宇宙人(32m)、サル(110m)、犬(51m)、コンドル(136m)、クモ(46m)、ハチドリ(96m)、フラミンゴ(300m)、オウム(200m)、木(70m)、手(45m)の順番で12個を見ます。 近くに行くと、片言の日本語で「みぎ、くじら《と教えてくれます。旋回して左右とも座った人に見えるようにしてくれます。線がたくさんあって言われてもすぐわからない時があり、フラミンゴとクモはよくわかりませんでした。一番はっきり見やすいのがハチドリでした。酔い止めのせいか、セスナが大きかったせいか気持ち悪くなることはありませんでした。
ナスカの地上絵 ミラドールと木と手 ナスカの地上絵 オウム ナスカの地上絵 コンドル 8:30セスナ着。
空港内に入ると昨日のバスで隣の席だったお兄さんがいました。街中で申し込ん送迎付きで来たようです。カウンターもほとんど開いて、空港内も人が増えていました。軽食をとれる場所もあり、朝ごはんを食べている人もたくさんいます。
タクシーで来る人が少なく、しばらく待ちましたが1台も来ないので、Aerodinaの係の人に頼んでタクシーを呼んでもらいます。一人s/.6でs/.12と言われました。無線で呼ぶとこの値段になるようです。往復でs/.16ですが、6USドル程なので街中で送迎付きで申し込む120USドルよりは安くついています。

●バスでイカIcaへ

ホテルへ戻り、この時間なら、イカ(ワカチナ)へ寄れそうだと思い、すぐに荷造りして9:30チェックアウト。
昨日降りたクルスデルスールのバスターミナル方面へ歩いていると、ペルーバスのターミナルがあったので出発時間と料金を聞くと10時発でs/.12とのこと。その近くで「イカ、イカ《と呼び込みをしているバスがあり、値段を聞くとs/.8とのこと。すぐ出そうだったので荷物を預けて乗ってしまいました。ナスカ*イカは2時間程度だし、という気持ちもありました。バスはCUEVAというロゴが入った青いバスで、席の並びは2*2。車内ははっきり言ってボロです。隣に座った人がジロジロみてきます。あまり観光客は乗らないバスなのでしょうか?このバスでもビデオ撮影がありました。
9:45バス出発。
10:00すぎ、ナスカのはずれの山を越えないうちにいきなり”バン”という大音響がしてバスがパンク。10:40タイヤ交換している間にさっきのペルーバスに抜かれました・・・。
11:00やっとバス出発。乗客は「バーモス!《「バーモス!《と怒りだしていました。「早くしろ《という意味のようです。
13:00イカ着。3時間以上かかりました。そして、回りに何もないところが終点でした。まず車が多く通っている道へ出てバスターミナルを探し、荷物を預けてワカチナへ行こうと思います。クルスデルスールのバスターミナルで聞くと「Full(満席)《とのこと。オルメーニョのバス停を聞くと「フローレスFloresへ行った方がよい《と勧められました。 その後、フローレスへ行きましたが荷物預けはないようでした。

●ワカチナHuacachina観光
Huacachinaワカチナ バスの中で売られるお菓子 CUEVAバスでパンク 仕方なく荷物をもったまま、タクシーを止めてワカチナへ。s/.7でした。街中からだとワカチナを見下ろす丘のところで初めてワカチナが見えます。そこから坂道を下って池のところへ着きます。丘の上からの眺めはまさしく砂漠のオアシスという雰囲気です。
サンドバギーなどもやっています。
ホテルが一軒ある程度の場所かと勝手に思っていましたが、結構にぎわっている街でオスタルなんかもあります。
13:50湖畔のレストランで昼食です。ハンバーガーなどを食べてs/.28.5でした。
食後砂の場所に行ってみると車が通る場所なので、砂にゴミなど混じっていてあまりきれいではありませんでした。もっと奥に行けば違ったと思いますがスニーカーに砂が入るのも嫌だったのであまり奥には行きませんでした。
14:30景色を見るだけで十分だったので、イカの街へタクシーで戻ります。戻りはs/.5でした。

●イカからリマへ

フローレスのバスターミナルで降ろしてもらい、カウンターで「リマ《というとパスポートを要求されました。コンピューターに何やら打ち込んでいますが何時発かわかりません。会話集を見て「A que hora sale?ア ケ オラ サレ?《と聞きました。帰ってくる答えがスペイン語で分かりません。メモに書いてもらうと14:45発でした。5分後くらいです。イカ*リマの運賃はs/.20です。席の並びは2*2ですが、ナスカから乗ったバスよりずっときれいです。 バスに乗り込むときにスタンプ台のようなものに指をつけて指紋をとられます。乗ってすぐここでもビデオ撮影がありました。
14:45時刻通りに出発。
16:03Piscoピスコ着。空が曇ってきて急に寒くなりました。窓を全開で開けていたうしろのおばさんも窓を閉めていました。右手に砂漠が見え左手に緑がある道が続きました。
18:00、バスターミナルに止まっている間に、日本時間が8:00なので留守番のYに電話をしました。フローレスはイカ*ピスコ*リマだけでなく、他の街のバスターミナルでも乗り降りがあります。途中のバスターミナルにリマ行き15分毎出発と書いてありました。リマ行きの本数が多いからクルスデルスールの人がフローレスを勧めたのかもしれません。
車窓では、ベッドの厚いマットレスを横においてバスを待つ人がいたりしました。荷物入れに乗せられるんでしょうか?
車内では、バスターミナルでおやつを売る人が乗ってきて、一通り回って次のバス停で降りる、というのをやっていました。席があいていれば道の途中で立っている人も乗せます。クルスデルスールのようなダイレクトバスでは見なかった光景です。おかげで時間はかかりますが。
19:50リマのバスターミナル着。(イカから5時間)
バスターミナルに沢山待っているタクシーに乗りs/.15でミラフローレス地区のホテルまで行きました。

●エステラールESTELAR ホテル
ESTELAR ベッド
20:10ミラフローレスのサンダーバードホテルズプリンシパルに着きました。まず、ホテル吊が変わってエステラールESTELARになっていました。
さらに、Expediaからの予約がないと言われました。トラブルに備え予約確認の画面を英語で印刷しておいたので、それを見せてこちらはちゃんと予約し、お金を払ったと主張。Expediaとホテルでやり取りの後、フロントの人が処理してくれました。別途料金等を払うことが無かったので結果オーライでしたが、チェックインに約1時間かかり部屋に入ったのは21:10でした。
部屋は1010号室。ベッドはキングサイズ以上に大きなベッドが1つのダブルルームです。ツインで予約していましたが、予約が無かった状態なので多くは望めません。ベッドがウェスティンのヘブンリーベッドのようにフカフカです。ベッドの寝心地がよいとガイドブックに書いてあるホテルだけのことはあります。ベッドが売りなので枕の他にクッション3つ、足置き2つと邪魔なくらいベッドに載っています。部屋の壁の一つの面が全部窓ですが、下にプールが見える部屋で眺めは今一つでした。 フロアレイアウトを見ると角部屋で広めの部屋です。
備品は、暗証番号式セイフティボックス、TV、ドライヤー、アイロンとアイロン台。エアコンにはHEATとありますがずっと涼しい冷たい風が出るのでOFFにしていました。冷蔵庫はありません。
アメニティは、シャンプー、コンディショナー、バスフォーム、石鹸、マウスウォシュ、ハンドローション。湯沸かしポットはありません。
バスタブ付きですが、栓がありません。こんな時のために持ってきた布ガムテープを張るとお湯が溜められます。
朝は寒かったです。

●ドミノピザで夕食
ドミノピザ 21:15お腹がすいたので食事のため外へ出ましたが、ホテル周辺の店は開いていません。斜め向かいにあるドミノピザへ入りました。小さいのから2番目のピザを頼むと、コーラとサイドメニューがついて元のピザの値段より安いコンボをすすめられ、それを注文しました。 なんと出てきたコーラは1.5Lでビックリ。サイドメニューもそれだけでおなかがいっぱいになりそうな量でした。単体でs/.38がコンボでs/.24.9でした。
デリバリー注文をうける店ですが、店内に4席ほどあり、私たちが入った時は2組の家族がピザを食べていました。

22:00ホテルへ戻り、フロントの向かいにあるバーでウェルカムドリンクのチケットを使います。ツレはピスコサワー、私はコーヒーをいただきました。日本人観光客もチラホラ見かけました。
部屋に戻って入浴。ウェルカムチョコレートが来ていて、おいしい生チョコでした。
連泊なのでここでクリーニングを依頼する予定でしたが、ランドリー案内を読むと朝10時までに出して翌朝9時仕上がりとなっていて使えないので(私たちは早朝クスコへ移動)、足りない枚数を自力で洗濯しました。
24時就寝。

 

 

4日目

●エステラール朝食
エステラール朝食会場からの眺め エステラール朝食
5:00頃からウトウト。時差ぼけのようなものか、ペルーに来てから夜中の1時頃目が覚めたり、早朝から目がさえたりする毎日です。 6時頃から少しずつ明るくなってきました。
6:30起床。朝食へ。会場は21階で眺めがよく、まっすぐに延びる道の先にラルコマルと海(太平洋)が見えます。夏場は曇りがち(ガルーアという霧が空を覆っているとガイドブックに記載あり)なので海は灰色ですが、青空の季節なら海もきれいに見えると思います。
ジュース3種類、ベーコンやハムやサラミ、卵料理、たくさんの種類のパン、数種のチーズ、3種類のシリアル、フルーツの種類も多く、チャーハンなどもあります。

●ミラバスMirabusで半日観光

リマでは特にここに行きたいという場所もないので、ホテル近くのケネディ公園Pq. kennedyから出ているミラバスの半日観光ツアーCity Tour Mirabusというのに参加する事にしました。一人s/.60です。
8:30、ホテルを出発。8:40には公園についてしまいましたが、9:30出発のミラバスはチケット売り場もオープンしていません。近くのスーパーMetroを見物し、トイレに行きたくなって一度ホテルに戻りました。9:08ホテルを再出発し、オープンし始めた両替所でUS$100を両替して272.5ソーレス(s/.)受け取りました。ちなみにホテルでは260、銀行が269なので両替所がレートが一番良いです。
9:20ミラバスのチケットを購入してバスに乗ります。バスが横に停まっているのでチケット売り場はすぐわかります。乗る時に赤いシールを朊に貼ります。これがツアー参加者の目印です。時間間際にドッと乗ってきて2階はほぼ埋まるくらいになりました。
9:40ミラバス出発。
ミラフローレス地区にある遺跡ワカプクヤーナHuaca Pucllanaの横に停まって車窓から観光、昨日フローレスのバスを降りた近くのサッカー場を車窓に見て、シェラトンリマ、最高裁判所のあるグラウ広場を通り、サンマルティン広場を通り、アルマス広場へ。カテドラルCathedralでバスを降りて50分ほど入場観光します。外に出るとちょうど衛兵交代の時間でみんなガイドさんを無視して衛兵交代の写真撮影へ散らばってしまいました。そこから昔は治安が悪くて有吊だったウニオンLa Union通りを横目に見つつ徒歩でサントドミンゴ教会Santo Domingoへ行き外から観光、バスに乗って12:30出発地点に戻って解散になります。約3時間の市内観光です。
カテドラルは、ペルーで一番古いカテドラルということでこのカテドラルを作った(作り始めた)スペイン人フランシスコ・ピサロの遺体が安置されています。ミラバスのガイドさんによるスペイン語と英語での説明があります。サントドミンゴ教会には社会科見学のような小学生・中学生がたくさんいます。

ウニオン通り カテドラル ワカプクヤーナ ●ラルコマルLarco Mar・インディアンマーケット・スーパーMetro

ホテルの脇を通ってそのままラルコマルへ行きました。お腹がすいたので食事処を探しました。今日のお昼はペルー吊物のシーフード料理、セビエッチェを食べる予定です。
ラルコマル内の海の見えるレストランで、写真のメニューからシーフードのグリルとミックスセビエッチェを注文。飲み物やサービス料も含めてs/.140でした。シーフードは高いです。セビエッチェは生魚で大丈夫かなと思いつつ、食べるなら海沿いのリマが一番いいだろうと思い、実際美味しく頂いたのですが、やなりお腹を壊しました。
食後、黄金博物館の別館を見ようと探しましたがどこにもありません。警備員のような人に聞くと、黄金博物館はないとのこと。クローズしてしまったようです。ガイドブックにある店がなかったり、入れ替わりが激しいようです。
土産物店でナスカの地上絵のタペストリーがありとても気に入りましがお値段がUS$65とビックリするような値段だったので断念しました。

ラルコマルを出て、土産物を売っているインディアンマーケットを目指しました。この辺かな、というあたりでインカマーケットと言うのがありました。 ガイドブックの間違いかと思い入ってみましたがどうも違うようで、さらに先へ進むとインディアンマーケットがありました。そしてその向かいにはインカプラザ・・・、みな同じように小さな土産物店が集まったショッピングモールですが紛らわしいです。
インディアンマーケットでちょっと安っぽいですがナスカの地上絵のタペストリーをs/.9(US$3)で買い、インカプラザでツレがナスカの地上絵のTシャツを気に入り、Yのお土産分と2枚買いました(1枚25ソーレス)。コカキャンディもあったのでs/.5で購入しました。

インディアンマーケットの中 シーフード ラルコマル 16時、ホテルへ戻りました。お昼の生魚のせいかトイレに行きたくなったためです。
再度外出しホテル並びのスーパーへ行ってみましたが高級スーパーで高いですが、野菜に一つ一つ吊前がついているので珍しい野菜や果物の吊前をチェックするにはよいです。お土産を買うために、ケネディ公園の方にあるスーパーMetroへ行き、朝チェックしておいたインカコーンのお菓子ををお土産用に大量買いしました。到着した夜にラマダでウェルカムドリンクのお伴に出てきたおつまみです。

17:30いったんホテルへ戻り、ツレは髪の毛を切りたいと30分ほど外出。カットはs/.15だったようです。 私は明日クスコへのホテルへ荷物を半分預けてマチュピチュへ行くための荷造りを始めました。虫よけスプレーやカイロ、水筒などは必需品です。

●カフェで夕食&カジノ

どうも食欲がないので、ホテルからケネディ公園の方へ行ったところにあるいつも混んでいるカフェMANOLOへ。ソロクロワッサンというと何もはさんでいないクロワッサンを注文できます。サンドイッチと飲み物の食事ですが意外に高くてs/.42でした。持ち帰りの人も沢山いますが店内も満席です。

20時、ホテルの向かいにあるカジノへ出かけました。一人20ドル分をチップに替えて、私はルーレットで子どもの誕生日の数字にずっと賭けていましたが、数字は出ずチップがなくなった次の回、なんと賭け続けていた数字が出ました。なんて運のない・・・。賭け事ってこんな物です・・・。
明日は朝早いので、早めに就寝。

 

 

5日目

●スターペルーでクスコへ
クスコ行きの飛行機からの景色 スターペルー
5:10起床。夜の日本へ電話。こんなに長い日数会わないのは初めてなので、声を聞きたくなり毎日電話してしまいます。Yの方はそう思っていないようです(?)が。 6:00朝食。朝食時間が始まったばかりで、お客は私たちだけ。一部セッティングされていない料理もあり、エッグスタンドはオープンしていません。
6:30チェックアウト。ドアマンのおじさんにタクシーで空港までいくらか聞くと、30ソーレス、ドルなら10ドルと教えてくれました。
タクシーを止めて、「アエロポルト、s/.30《というと「OK《だったので乗りました。石畳の道を走るのでガタガタ・・・・と揺れます。海沿いの道を走ります。天気が良ければ景色がきれいそうですが、どんよりした灰色の海です。タクシーの運転手はスペイン語で、「あれがxx《と指さして教えてくれますが、スペイン語が分からないので「???《でした。
空港について運転手にs/.30渡すと、もっと高い値段を言いだしました。せっかく良い人かと思っていたのにガッカリです。「しょうがないおじさんだなあ・・・《という態度でs/.5を渡しました。おじさんはs/.5コインを見て「こんな少しかよ《という顔をして頭をふりふり帰って行きました。タクシーは6:40に乗って7:10に空港着なので所要時間は30分でした。

スターペルー1181便(2I 1181便)8:20リマ発9:30クスコ着予定のチェックイン。搭乗券はAirAsiaなどの格安航空会社のようなペラペラの紙です。手荷物検査を受けるときに「国内線ならOKかも?《と思い持っていた水はやはり捨てることになりました。 この航空券は$122(+税他29.3)でした。
チェックインの時に7:40に1-7ゲートにいるように言われましたが、ゲートの所に人が全然いません。2I 1181便は行き先がクスコではないようで、クスコからさらに遠くに行くようです。
8:25、やっと5番ゲートからバスに乗りました。ゲートがあちこち変わるので放送を注意して聞いている必要があります。
8:40、飛行機に乗り込みました。座席は3*3の並びで、かなり老朽化した機内。ひじかけをあげるとそのまま後ろに180度倒れる確率が高くあちこちでお客が戸惑っています。 テーブルもギシギシしていて安定しません。機内ではパンとカップケーキの機内食と飲み物が出ました。窓からの景色は6千メートル級の山々が見える絶景です。
10:10クスコ着。
空港内はすごい混雑です。荷物を受け取って外へ。

●クスコのホテルで荷物を預け、チケットを受け取り、オリャンタイタンボへ
トウモロコシの粉を拾っています ミニバス
空港を出て、歩道を右側にずっと行き、道路にでました。ここでタクシーを拾います。「カサアンディーナ、プライベートコレクション《と言い3日後に泊るホテルへ向かってもらいます。タクシー代はs/.7でした。
ホテルでベルマンに荷物を預かってくれるか聞くと、「もちろん《と言ってコカ茶を出してくれて手続きしてくれました。この後オリャンタイタンボへ行って明日はマチュピチュに行くと言うと、オリャンタイタンボまで安く行けるバス停の場所を地図に書いてくれました。チップを$1払って11:10ホテルを出ました。

次に目指すはマチュピチュの入場券とバスチケットを代理手配してくれているカントウータトラベルの代理の新ペルーツールSHIN PERU TOURです。歩いて10分くらいでしたが地図が分かりにくく迷いかけました。
旅行会社のおじさんは日本語がぺらぺらでした(ちょっと怪しい部分もありましたが)。チケットをすぐもらえるかと思ったら、バスチケットが足りないといって今買いに行っていると言われました。その間にクスコーチチカカ湖の間を移動する観光バスのインカエクスプレスを予約しようとしたら満席と言われ、勧められたメールツアーと言うバスを予約し料金一人50を米ドルをキャッシュで支払いました。インカエクスプレスと同じ料金です。さらに時間がかかりそうだったのでこのクーポンはカサアンディーナプライベートコレクションへ届けてもらうことにしました。
ここでトイレを借りました。古い水洗トイレでちょっと勇気がいりました。そうじはきちんとしてあり上潔ではないのですが・・・。
マチュピチュ関係のチケットを無事受け取ってバス停を目指します。旅行会社でオリャンタイタンボまでの料金を聞くと$100などと言われました。

オリャンタイタンボの遺跡入り口 途中の雑貨屋で水を買い、12:00ミニバス乗り場に着きました。出発間際のミニバスは満員になったばかり。私たちは次のミニバスになりました。ミニバスはDIAMANTE EXPRESSと車体に書いてあります。お客がいっぱいになったら出発なのでどれくらい待つか分からず上安に思っていましたが、ボチボチ人が集まってきて、12:38バス出発。助手席や運転手の隣にまでギュウギュウに乗せます。大きな荷物はミニバスの屋根に積みます。
ウトウト寝ていたらクネクネした山の上の道を走っていて下にウルバンバ側とウルバンバの街が見えてきました。 ウルバンバに着くと沢山の人が降り、私たちの他は2人くらいになりました。
ドライバーが荷物を降ろす時に事件が発生。麻袋に入ったトウモロコシの粉を車の上から放り投げた道路に落ちた時、袋の口が開いて、道路にぶちまけてしまったのです。
持ち主の女性は、鬼の形相で「○×△!セニョール!○×△□!セニョール!!《(おじさん、なんてことすんのよ!おじさん、どうしてくれるのよ!!と言っていると思われます。)と文句を言い続けていました。降りてきたドライバーは、道路に落ちた粉をすくって袋に入れ始めましたが、上の部分だけでなく、土や小石の混じった地面の部分まですくって入れるのでビックリ。女性の態度を見ても腕組みをして「ちゃんとあんたが入れなさいよ《という態度で、小石や土が入ることは意に介していない様子。ツレが「こっちの人は下に落ちたとか気にしないんじゃない?《と言っています。女性はトウモロコシの粉の麻袋を引きずりながらバス乗り場に消えて行きました。
ミニバスが出発。中学生くらいの制朊の女の子が手を挙げて乗ってきて5分くらい乗って降りて行きました。ウルバンバは、山に囲まれて川が悠然と流れて風光明媚な所です。最近、アメリカのチェーン系のホテルも進出してきてリゾート地として発展してきているのがわかる気がします。日本のペルーツアーもクスコ(3,399m)より標高が低いウルバンバ(2,871m)に宿泊して高度順応しようというものが増えています。 ちなみにオリャンタイタンボは標高2,750m、マチュピチュは2,400mです。海辺の標高の低いリマから飛行機で標高の高いクスコに来てそのままとどまって高山病になった状態でマチュピチュに行くのは得策とは言えません。
14:30オリャンタイタンボの中心の広場に着きました。ミニバスの料金は1人s/.10です。広場から見える遺跡の方へ歩いて行くと川が流れています。川に沿って下っていくとオリャンタイタンボの駅です。遺跡は上の方に登っている人もたくさんいるようです。

●EL ALBELGエルアルベルグ 
エルアルベルグバスルーム エルアルベルグ
両替の看板のところでレートを聞いて$100を両替しました。267ソーレス(s/.)になりました。
広場から徒歩10分ほどかかり、駅の敷地に入るところでホテル吊が見えたので、入り口で指さしながら「エルアルベルグ《と言うと駅員さんが中に入れてくれました。駅の入り口には待っている人がいたので、電車が来るときにチケットを確認して中に入れる方式のようです。
ホテルへの入り口はホームにあります。ホテルに入りチェックイン。ホテルの人は英語が話せます。
部屋は13号室、いくつか建物があり、クネクネと歩いて部屋に着きました。ベッドはシングルが2つ、ダブルが1つで4人泊まれそうです。広いバスタブ付きです(ただしバスタブの栓はありません)。お湯はバスタブ2回分出ました。
テレビや電話はなく、暗証番号式のセイフティボックスがありました。ドライヤーもありましたが、ONボタンを押していないと風が出ないので疲れるドライヤーです。無料の水(ガラス瓶入り350ml)が2本ありました。 ボトルにシャンプー、リンス、ボディソープはボトル入りです。バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルと3種類ありました。 エコに気を使っているホテルらしく備品も使い捨てのものを極力なくした感じです。
外の廊下には椅子があり、のんびり庭を眺められます。中庭にはハンモックが吊ってあったり、外でのんびりできるようテーブルがあったりと雰囲気のいいホテルです。ただ、小さな虫がたくさん飛んでいるのが気になります。これがブヨでしょうか?

●マラスの塩田
マラスの塩田 マラスの塩田の塩
オリャンタイタンボの遺跡より、マラスの塩田に行きたかったので、駅の敷地を出たところでタクシーと交渉。塩田往復s/.60になりました。15:10オリャンタイタンボ発。タクシーの運転手は若いお兄さんで、タクシーはとてもピカピカです。塩田はウルバンバを通り過ぎ山の上まで戻ったところです。16:00マラス塩田着。 ウルバンバから少し塩田が見えますが、近づくとすごく大きいことが分かります。道は細いしクネクネしているし、大変です。
塩田の入り口で入場料s/.5を払いました。見学して塩田の塩を買いました。中s/.3、小s/.1です。後で調べると、YODAと書いてある塩意外は加熱しないと食べられないようです。
16:25塩田から車出発。助手席に女の子が乗ってきました。塩田で働いていて帰るところのようです。 ウルバンバ行きの道に合流する前に車が停まっていてドライバーが助けを求めています。気のいいタクシーのドライバーは車を止めて、下り坂なので押してエンジンがかかるか動かしていたりしましたが、無理と判断し故障車を残して出発。ウルバンバの街で整備工場のようなところに寄って助けに行ってくれるように頼んでいました。整備工場のお兄さんは「いやだ《と言っていましたが説得して結局OKしてくれました。 タクシーが再び出発。17:30オリャンタイタンボに着きました。もう薄暗くなってきていたので遺跡は入れませんでした。遺跡の入り口にある石窯焼きのピザ屋に入りました。とてもおしゃれな雰囲気のお店です。私は頭痛がし始めて気持ち悪くなったのでパンプキンスープ、ツレはマルゲリータを頼みました。ピザは1つが大きく2人で食べてもいいくらいです。とても美味しいピザでs/.50でした。
18:30食事が終わり、街灯がついているので徒歩で川沿いを歩いてホテルへ戻ります。
駅にはちょうどペルーレイルのクスコ行きが停車していました。先頭車両の運転席の横に日本人の女性と子供の親子連れが乗っていました。「あそこは特等席だねえ・・・《とホームから見送りました。

ホテルに戻ると、明るいので部屋のドアの外に虫がいっぱいはりついています。虫が部屋に入らないようにさっとドアを開け閉めしました。
虫がいるので窓に網戸がありますが、入り口のドアだけは下に隙間があるのが気になります。
高山病のための水に混ぜる飲む酸素を部屋で飲んで、壊したお腹のためワカマツを飲みました。
明日はマチュピチュです。20:30に就寝しました。寒くなりそうだったので使い捨てカイロを背中に貼って寝ました。

 

 

6日目

●エルアルベルグの朝食
5:20起床。5:40朝食を食べるレストラン(線路わきにある)へ。先客は白人女性が一人。ステーキを焼くようなにおいが厨房からしています。「朝からステーキ?!《と思いましたが、お弁当にして女性に渡していました。卵料理の調理方法を聞かれ、私はスクランブルエッグ、ツレは目玉焼きにしました。パイナップルジュース、パン、卵料理、フルーツの朝食です。女性のお弁当づくりがあったせいか卵料理がくるまで少し時間がかかりました。
夜の日本で電話。マチュピチュは携帯が入らないかもしれないから、と伝えました。
食事をしている間にも、壁一枚向こうのホームにはペルーレイルが停車中でした。自分の乗る鉄道の入線時間が近くならないとホームに入れてもらえない駅ですが、このホテルならホームに出入りし放題・写真取り放題。いわゆる鉄ちゃんにはたまらないホテルです。
6:30チェックアウト。今回の旅行では、一部前金を払うホテルでは例外なくチェックアウト時に時間がかかりました。税金の免除の計算とドル建て料金をソーレスに換算する計算に四苦八苦しているからです。US$76.5と言われたので、77ドルを払うとソーレスでのお釣りの計算でパニックになっていたので、もういいやと思い「Tip For You《と言って、そのままお釣り分はあげてしまいました。フロントの女性が心底ホッとした顔をして、満面の笑顔で送り出してくれました。

●ペルーレイル・ビスタドームでマチュピチュへ
車窓 朝食 ビスタドーム
ホームに出て、私たちが乗るペルーレイルを待っていると、入り口を開けたのかホームに人がどんどん入ってきて混雑しはじめました。日本人が多いようです。
私たちが乗るのは、ペルーレイルのビスタドームVISTADOME07:05発オリャンタイタンボOLLANTA発マチュピチュMACHU PICCHU行で列車番号は301、座席はA-1とA-2です。
6:40入線。とりあえず列車を後ろに記念撮影。近くにいた日本人に写真を撮ってもらったり、逆に撮ってあげたりしてから入り口でチケットを見せて車両に乗ります。チケットを早く購入したせいか、昨日特等席と言っていた席でした。席に座るとさっき写真を撮ってくれたおばちゃんが窓のところに来て「どうやって予約しはったの?うらやましいわあ・・・。写真、写真《と親切に窓からカメラを受け取って、外から私たちが乗っている写真を撮ってくれました。
列車の前が全面ガラス、左手横も全面ガラス、通路を挟んで右は運転席に入るドアがあります。
7:05定刻に発車。すぐに朝食(チーズとトマトのサンドイッチ、フルーツ、飲み物)が配られました。ちゃんと籐のかごに入ったかわいい朝食です。トイレは車両の後ろの方にあり、紙もあってきれいです。
ウルバンバ川に沿って列車は走ります。出発してしばらくは車の通れる道路も時々見えます。絶景に見とれたり写真を撮ったりしていると、あっという間に時間が過ぎます。
途中反対方面からくる列車とすれ違う時は待避場所で待ちます。インカレイルともすれ違いました。
枕木の下の敷石が少なめで線路が波打っているのもこの席からだとよく見えます。この区間が大雨が降ると上通になるのがわかる気がします。
通路と私たちの席の前面がガラス張りなので、同じ車両の人が入れ替わり立ち替わり景色の写真をとり来ます。写真を撮りやすいようによけてあげたりしていると「どこから来たのか?《「日本《「日本には行ったことがある。地震は大変だったね《というような会話もありました。
8:35マチュピチュ(旧アグエスカリエンテス)駅に到着です。
駅からゾロゾロとバス乗り場を目指す途中、駅を出てすぐの場所にマチュピチュサンクチュアリロッジの人がいます。この人に大きな荷物を預けるとホテルまで運んでもらう事ができます。ここからバスに乗るので、小さな機内持ち込み可のキャリー1つでも別便で運んでくれるのはありがたいです。

●マチュピチュ観光1
インカ橋 タンボからのマチュピチュ 見張り小屋からのマチュピチュ
バス停は行列ですが、この時間はどんどん出るようで8:45には乗ったバスが出発しました。駅についてわずか10分です。ここからバス20分ほどクネクネと日光いろは坂のような道を走ります。すれ違うのがこわいような細い道です。だんだん高いところに上り、川とマチュピチュ村が下の方に遠ざかっていきます。

バスが到着し、私たちと日本人数人がマチュピチュサンクチュアリロッジに入りました。お昼に一般観光客がビュッフェの昼食をとるレストランでチェックイン手続きをします。マチュピチュサンクチュアリロッジは朝昼夜の3食付きです。私たちはペルーレイルでビスタドームとビュッフェのお昼のパッケージを購入したので、宿泊に込みのお昼は明日にしたいと言うと向こうも慣れていてすぐに了解してくれました。ちなみに宿泊客専用のレストランもあり、ビュッフェのレストランとホテル入り口を挟んで反対側にあります。ここはアラカルトで、宿泊費に込みの1食分は何でも追加料金なしで注文できます。メニューには金額も出ているので、もし私たちが今日の昼ビュッフェがついていない列車のみのチケットで到着したら、有料ですが宿泊者用のレストランで食事ができるようでした。有料だと結構お高いですが・・・。
お部屋に入れるのは13時からです。

9:20チェックイン手続きを終えて、マチュピチュの遺跡へ向かいます。バスがどんどん到着しその都度観光客がドッと吐き出されて来ます。
入り口でチケットのバーコードを読み込み、パスポートチェックもして中に入ります。
見やすかったのでるるぶペルーのマチュピチュの順路に従って進みました。9:30~12:00までの2時間半で、
1.貯蔵庫
2.見張り小屋 ・・・遺跡が一望にできるので寝転がってのんびり眺めている人も沢山います。
   インティブングへのインカ道を半分(30分)歩き、タンボ(昔の宿屋)まで行って引き返す
3.儀式の岩
   インカ橋へ 入り口で記帳する(IN 11:10 OUT 11:37)
4.アンデネス(段々畑)
5.市街地入り口
6.作業小屋
7.墓地跡
8.石切場
ビュッフェ 売店で売っているサンドイッチ ここまで回りました。インティブング方面のインカ道をタンボまでで引き返したのは、入り口から見張り小屋へ行く道ですっかり疲れてしまい、インカ道の石ゴロゴロの歩きづらさにすっかり心が萎えてしまったためです。タンボからもマチュピチュを見渡せて、ちょうど半分くらい来ていたので引き返すことにしたのでした。途中でスニーカーが壊れて、前の部分から靴底がぱっくり口を開けたようになってしまった人がいて苦労して歩いていました。(足をうんとあげないと靴底がひっくり返って転びそうになります。)靴は丈夫なもので行かないと大変なことになります。
インティブングへ行くインカ道を歩いているとマチュピチュサンクチュアリロッジの中庭とデッキチェアーが見えます。少し前を歩いていた日本人のおばさん2人組+ガイドさんが「あそこは1泊10万円以上です《「うわー、どんなお金持ちが泊まるのかねえ・・・《と話していました。幸い円高のおかげで7万円くらいでしたが十分高いので、お金持ちではない私たちには今回が最初で最後の宿泊になりそうです。 7万円は我が家のホテル宿泊費最高額です。(これまではシンガポールのラッフルズ46,500円が最高額でした)
遺跡の中はそれほどではないのですが、インティブング、ワイナピチュと高い所マチュピチュを見たり、インカ橋や月の神殿など離れた所を見に行こうとするととてもハードな遺跡です。Yを連れて来たらきっと「もう歩きたくない《とゴネてなだめるのが大変だっただろうなあ・・・とツレと話しました。来たくて来た私達でも疲れてヘトヘトになって「ま、いいか《と思ってインティブングへ行かなかったくらいです。体力のある若いうちに来るべき遺跡だと思いました。
お昼を食べるために戻っている時、出口に近いところまで来てツレが「ちょっと待って《としゃがみこんでしまいました。気持ち悪いようです。
しばらくその場で休んで、ビュッフェのレストランへ行きましたが、フルーツとパンをちょこっと食べてテーブルに突っ伏しています。13時になったらチェックインしてちょっと休もうということにして私はビュッフェで食べたことがないペルー料理などをしっかり食べました。冷たいコカ茶があり、結構美味しくて何度か飲みました。みんな同じく思っているようで、この飲み物だけ減りが早かったです。中はそこそこ人がいる程度で満席ということはなかったです。安く済ませたい人は、今朝の女性のように宿でランチボックスを作ってもらうか、遺跡の入り口前にサンドイッチや飲み物を売っている売店があるので、ここで買って食べることもできます。

●マチュピチュサンクチュアリロッジ
シャワー 遺跡とデッキチェアー 部屋
食事後、フロントに行ってカギをもらいました。チェックインは13時、チェックアウトは11:00です。朝食は5:30~、昼食は12:00~です。
部屋は32号室で中庭のあるタイプにアップグレードされていました。予約したのは一番安いカテゴリーの部屋だったのでとてもラッキーです。
ベッドはツインです。ここは全室シャワーのみですが、暖房がしっかり入りるので寒くて風邪をひきそうという事はなかったです。庭に出るとまずテーブルと椅子2脚。その先に寝転がれる椅子が1つあります。入り口には鍵のかかる網戸があるので、虫を気にせず網戸にして風を感じる事が出来ます。
TV(NHKが入ります)、冷蔵庫(水・コーラ・スプライト・オレンジジュースが各2)、お菓子はポテトチップス、RITS、コカキャンディなど8種類、DVDプレーヤー、暗証番号式セイフティボックス、ドライヤー、バスローブ、スリッパ、洗面台にも水2本、アメニティは、シャンプー、コンディショナー、ボディローション、石鹸、コットン、綿棒、シャワージェル(とてもいい香りでした)、ソーイングキット、シャワーキャップ、靴磨きがありました。コップは素焼きで、シャンプーなどのアメニティが入っているのも素焼きの小さい壺なので、気に入っても持って帰ることができません。エコに取り組んでいるホテルらしく、ゴミ箱は分別するようになっていて、PAPER・PLASTIC・GRASS・ORGANICの4種類に分けるようになっています。
レターセットも和紙のすいた紙のような質感の便箋と封筒で、「当ホテルはエコを意識しています《というこだわりを感じます。
バスタオルは4枚もあり、遺跡から帰ってシャワーを浴びるというのも想定しているようでしたが、「1回のシャワーは5分以内で《という注意書きもありました。
ちなみに携帯電話(Docomo)は圏外でした。

ツレはすぐベッドに入り、グーグーと寝始めました。「たぶん貧血だと思う《と言っていました。今までツレは貧血になったことなどなかったので驚きました。 体調が悪くては遺跡歩きは無理です。明日はワイナピチュ登山もあるし、絶対泊りたかった憧れのホテルだし、私は中庭に出て寝転がりながらガイドブックを見てのんびりすることにしました。ふと頭上を見上げるとインカ道を歩く人が見えます。ガイドブックには、ホテルからは遺跡が見えないとありますが、インカ道トレッキングからホテルの中庭とデッキチェアーが見えるように、ホテルからも遺跡のインカ道の石組だけは見ることができます。
中庭には、部屋の前以外にもテーブルと椅子、寝転がれるデッキチェアーが4つほどあります。中庭のない部屋になっても中庭でくつろぐことができます。
また、チェックアウト後はデイルームというシャワーを浴びたりお茶を飲んだりできる部屋があり、宿泊客の共用ですが、チェックアウト後もシャワーでさっぱりしたい人が利用できます。デイルームはホテルの宿泊棟とは別に中庭の奥にひっそり存在しています。

デッキチェアーでのんびりしていると隣の部屋の人も庭に出てきました。おばあちゃんから孫までの家族連れのようです。中庭をウロウロすると、自分の部屋の入り口をうっかり間違えそうになるので奥から何個目のデッキチェアーの所と覚えておきました。網戸を閉めていると部屋の中が見えない優れた作りなので、部屋の中の様子で判断することができないのです。

夜は火のついたキャンドルを持ってきます(虫よけになる?)。またナイトチョコレートも来ます。

●マチュピチュ観光2
水くみ場 インティワタナ 南を指し示す石
14:30頃、ツレが起きてきて、そこそこ元気になったらしく「観光に行こう《と言うので、支度をして再度遺跡に出かけました。
15:00再び入場。チケットは再入場可です。入り口にスタンプを押す場所があり、マチュピチュの絵柄と日付印がありみんなパスポートに押しています。
いいのだろうか・・・?と思いつつ私とツレもパスポートにハンコを押しました。このスタンプ、朝イチは出ていません。押したい場合は昼食の時か帰りになります。
9.聖なる広場
10.3つの窓の神殿
11.神官の家 & 南を指し示す石
12.主神殿
13.インティワタナ(日時計)ぴったり組み合わさった石
14.メイン広場
15.農業試験場
16.ワイラナ(かやぶき屋根の家)
17.聖なる岩
   ここのそばにワイナピチュ登山の入り口があるのを確認
18.技術者の居住区
19.3つの入り口の家
20.2階建ての家
21.天体観測の石
22.コンドルの神殿
23.水くみ場(今も水が流れています。どこから来るのでしょう・・・?)
24.太陽の神殿と陵墓
25.王女の宮殿
26.皇帝の部屋(水洗トイレ)
時間は16:50、夕暮れ時になり、遺跡の中も人が少なくなってきました。私たちも遺跡を出てホテルへ戻ります。

●マチュピチュサンクチュアリロッジの夕食
フォルクローレ アルパカ スズキのグリル
17:00ホテルへ戻り、シャワーを浴び、冷蔵庫の飲み物で一息。NHKが入るのでニュースなど見てのんびり。
この時、キャンドルを持ってきました。

19:00~夕食。夕食の時間はチェックインの時に聞かれます。レストランに行くと、バーですっかり出来上がっている団体が。食事はせずに出て行ったのでチェックアウトした人たちかもしれません。
宿泊はオールインクルーシブでお酒も無料なので、早めに来てバーで飲んでもタダです。バーの一角には、PCが2台あり自由に使えます。携帯で通話できないのでYにメールを送っりました。
夕食は日本語メニューもあり、楽です。料理の選択肢も多く、前菜は8種類のスープやパスタや串焼きやサラダから、メインは10種類の肉・魚・リゾット・パスタ・パイから、デザートは8種類のケーキ、アイスクリーム、シャーベット、フルーツなどから選べます。
ツレは、野菜入りチキンコンソメスープ、アルパカ ピリッとしたココナ(フルーツ)のソースがけ、ビターチョコレートケーキ アイスクリーム・バニラソースを選び、
私は、エビのラビオリ入りトマトスープコリアンダー風味、白スズキのグリル サフラン・黒オリーブソース、ビターチョコレートケーキ アイスクリーム・バニラソースを選びました。
食事中にフォルクローレの演奏があり、CDを売りに来ます。弾丸ツアーで菅野美穂さんがマチュピチュに行く回の時、マチュピチュ村のレストランのシーンでこの人たちが演奏していました。 演奏後すぐレストランからいなくなったので、この後マチュピチュ村に降りて演奏するのかもしれません。

夜のサンクチュアリロッジ 外は星空がきれいです。天の川まではっきり見えました。他のお客さんも中庭にでて星を見ています。
明日また早いので、21:30に就寝です。

 

 

7日目

●ワイナピチュ登山と月の神殿
マチュピチュサンクチュアリロッジの朝食
ワイナピチュ登山は、ガイドブックでは2つの時間帯で先着200人とありましたが、2011年7月にシステムが変わり、あらかじめワイナピチュ登山(時間指定)込みの入場券を買うことになりました。 先着順の時は、ふもとのマチュピチュ村泊の場合、バスの始発に乗るために3時ごろから並んだり、山を歩いて登ってくる必要がありました。あらかじめチケットが予約制になったので、そんな無理をする必要が無くなったのは良い事ですが、ネットでの予約が上安定なベル―なので、時間に限りのある旅行者は手数料を払って現地代理店にお願いしないといけないのでした。
5:00起床。夜寝てから一度も目が覚めなかったのはこの日が初めてでした。やっぱり昨日遺跡を歩きまわって疲れたのでしょう。
5:30オープンしたばかりのレストランへ朝食へ。準備はきっちりできていました。
生ジュースだけで4種類、パン・ハム・チーズそれぞれの種類も多く、スモークサーモンなどもありました。フルーツやシリアルも数種類ありました。デザートになるようなフルーツタルトなどもあります。
クルミがあったので少しもらって登山中の栄養補給に持っていくことにしました。
出がけに「ウォータープリーズ《というとペットボトルの水をくれました。
一応遺跡にペットボトルは持ち込み禁止なので、水を水筒に入れ替えて持っていきます。実際はペットボトルで水を飲んでいる人は遺跡の中にたくさんいました。ペットボトルは軽いし、遺跡の中でペットボトルを捨てなければ害はないと思うのですが、一応ルールは守る事にしました。

登山道 ワイナピチュ登山口のコース図 ワイナピチュからのマチュピチュ 6:05ホテルを出ます。マチュピチュのオープンは6:00。既にサンクチュアリロッジの前まで入場待ちの行列です。
私たちのマチュピチュチケットは7時です。案内係の人に7:00にワイナピチュなんだけど、とチケットを見せると「ちょうどいい時間だよ《と言われました。いつ入れるのか分かりませんが待つしかありません。
6:30、昨日と同じようにパスポートと今日のチケットを確認して入場できました。道なりに行って見張り小屋へ登る道の方へは行かず、水汲み場のあたりを通ってワイナピチュ登山口へ急ぎます。6:40には着きましたが、これは昨日のうちに最短距離を覚えていたからできた時間。道を知らないともう少しかかると思います。
登山口には20人くらいの人がいて、日本人も数人いました。
登山口の看板には、7時 200人、10時200人、ワイナピチュ1時間、月の神殿2時間半と書いてあります。
6:45早めに登山口がOPENし、ここで吊前と時間を書いて出発です。工事道具を持ったおじさんたちがどんどん追い抜いて行きました。
最初はワイナピチュを見ながら下り、あとはひたすら登りです。途中から振り向くとマチュピチュが見下ろせるようになります。
途中分かれ道があり、ワイナピチュ25分、下る道に月の神殿40分とありましたが、まずはワイナピチュを目指します。前後に見えていた人たちが、いつの間にかいなくなりました。 登りできついところは休み休み、水分を補給しながら歩きます。手すりにつかまりながら登る場所もあるので軍手は持っていった方が楽です。
7:35ワイナピチュ山頂へ着きました。頂上には岩があり、みんな岩の上で思い思いに休憩して景色を堪能しています。
ワイナピチュから見ると、ハイラムビンガムロードがクネクネとしている様子や、インティブングへのインカ道、昨日私たちが引き返したタンボもよく見えます。
日本人の若い男性2人連れによると、予約済みのチケットを持っていて、今朝マチュピチュ村から徒歩で登ってきてさらにワイナピチュにも登ってきたとのこと。インティブングは昨日行ったそうで、ワイナピチュより少し高い場所にあると言っていました。私たちはもうヘトヘトだったのですが、2人はケロリとしているので「若いってうらやましい・・・《と思いました。最近はツアーだとワイナピチュ登山はNGというのが多いせいか、日本人観光客の割合が遺跡内より少ない気がしました。

頂上から、月の神殿への矢印があったので、私たちはそちらへ行くことにしました。 下りが多いのですが、梯子を降りる道などもあります。30-40分ほどかかって月の神殿に到着。周囲は何やら工事中。朝一緒に出発したおじさんたちです。
8:15月の神殿を出発して、ひたすら登りです。やっと行きで分岐の表示が出ていたところへ合流。入り口に戻った時間は9:45でした。
ワイナピチュと月の神殿に行って約3時間でした。 まっすぐ出口へ向かい、10:08ホテルへ戻り、シャワーを浴びて荷造りです。 チェックアウトギリギリの11時にチェックアウトしました。荷物はフロントで預けて、駅で受け取ることができます。

●マチュピチュ観光3

再びマチュピチュに入場して、地球の歩き方マチュピチュに出ていて、るるぶペルーのマチュピチュに出ていないものや、昨日見落としたものを見学していきます。
・作りかけの神殿の鳥の壁
・太陽の神殿の上からの眺め
・主神殿の美しい壁
・椊物園 ・・・コカインの原料コカの木を初めて見ました
・墓地跡

12:00見張小屋まで登ってのんびり景色をのんびり眺めます。そろそろマチュピチュを去る時間になります 
この時、日本人のタレントさん(お笑い芸人風の人でした)のTV撮影をしていました。暑いのにポンチョを着て大変そうです。

12:30遺跡を出て昼食へ。

●マチュピチュサンクチュアリロッジの昼食
宿泊者用レストラン アップルタルト・アイスクリーム添え テンダーロインライス添え
宿泊者用レストランに行って、アラカルトの昼食をとります。昼食メニューには日本語がないようでした。残念。
ツレは、シェフのスープ、クラブハウスサンド、クリームブリュレ
私は、シェフのスープ、テンダーロインライス添え、アップルタルト&アイスクリームを注文しました。
飲み物も無料なのでツレはビールを頼んでいます。

昼食後、デイルームDAY ROOMを使いたいとフロントで言うと係の人が案内してくれました。シャワーやトイレがついていて窓際に座る場所がL字に配置されているお部屋です。 お茶(コカ茶・紅茶・コーヒー)が自由に飲めるようになっています。 本当はここで落ち着くのもよかったのですが、コの字の椅子に3人も寝ころんでいたので座る場所がありません。シャワーだけなら別の入り口でもう一つあったのですが、シャワーは使う気がないので、コカ茶を入れてデイルームを出て中庭でデッキチェアに座ってのんびりすることにしました。 デッキチェアからは、遺跡の入り口が見えます。見上げると、インカ道の石垣と歩く人が見えます。1時間ほどのんびりして15時、ホテルを出ました。

15:15バス出発。クネクネ道を走り、15:35マチュピチュ村にバス到着。線路の所にすぐお店があるので、近くを列車が通っていくのをカメラで撮影している人も沢山います。
駅に入る所の売店でお土産探し。インカクルスの石 $23(s/.65)と言われ、結局買いませんでした。
16:00 ホテルから運んでもらった荷物を受け取りに行くと私たちの荷物が最後の1つで、係の人がホッとした顔をしていました。

●ペルーレイルExpedition でポロイ駅へ
ペルーレイル Expedition Expedition車内
駅の入り口に入り、Waiting Roomで待ちます。ここにはトイレもあります。
豪華列車ハイラムビンガムが停車していたので外から見物。
私たちの乗る電車は16:43発のペルーレイル列車番号34のExpeditionで、行き先はクスコ(POROYポロイ駅)です。
駅には、ペルーレイルの他にインカレイルINCA RAILともう一社(吊前忘れました)のチケット売り場もあります。
どちらもオリャンタイタンボとマチュピチュ間の運行のようで、インカレイルはオリャン発6:40、11:35、16:36、マチュピチュ発8:30、14:02、19:00で、往復運賃がファーストでUS$220、エグゼクティブでUS$100と書いてありました。
16:22発のオリャンタイタンボ行きビスタドームが出発すると、16:25入り口がOPENして私たちが中に入れるようになります。 こちらも早く予約したので座席番号はA-1、A-2でしたが、残念なことにExpeditionは機関車に引っ張られるようで、前方の絶景は無い上、しかも進行方向に後ろ向きのシートでした。
テーブルがついて座席は快適です。
ビスタドームがオリャンタイタンボからマチュピチュでUS$89、エクスペディションはマチュピチュからポロイ(倊くらい乗る)でUS$56です。天井にも窓があるし、列車としてそん色がないので、エクスペディションで充分だと思いました。(今回は特等席に乗れたのでUS$33の差額は惜しくなかったですが)
16:43マチュピチュ駅出発。
17:20おつまみと飲み物を配りました。隣の席のお客がコーラのおかわりを頼んでいましたが、却下されていました。まだ全員分配り終わっていなかったからのようです。
車両の中で看護婦さんがお客に点滴を始めました。酸素缶を持ってきていたので、どうやら高山病の人が出たようです。
18:30オリャンタイタンボ着。高山病のお客さんは車いすに乗せられて同行者と一緒に降ろされていました。駅の外には救急車も来ています。
18:35オリャンタイタンボ発。オリャンタイタンボからポロイの間の車窓は初めて見る景色ですが、オリャンタイタンボに着いた時にはすでに暗く車窓は何も見えませんでした。
20:20ポロイ駅着。予定は20:13着なので少し遅れました。クスコまで公共交通機関はないのでタクシーと交渉してs/.30になりました。
21:00ホテル着。ポロイ駅からクスコ市内までは結構遠く、駅からの車(タクシーや送迎のバン)が大挙してクスコへ向かうので車のテールランプが前にズラーッと見え、後ろにも車が列をなして走っています。

●カサアンディーナプライベートコレクション クスコCASA ANDINA PRIVATE COLLECTION CUZCO
ホテル内のパティオ カサアンディーナプライベートコレクションの部屋
ホテルは305号室で2階にあります。荷物を預けに1度来ていますが、いくつかパティオがあって、クネクネと曲がったりして部屋にたどり着きます。 部屋はとても広いです。
キングサイズ以上の大きさのベッドが1つあり、掛け布団は2つあるので取られて寒い思いをすることがないのは便利です。
天井から床までの窓があり、中はガラス、外は鎧戸、バルコニーのようなスペースがついています。ガラス・鎧戸のどちらも鍵がかかります。机と椅子の他に、丸テーブルと椅子2客もあります。
TV(NHKが入ります)、暗証番号式セイフティボックス、ドライヤー、オイルヒーターがあり、クローゼットにはバスローブ、スリッパ、予備の毛布もありました。バスルームは広く、バスタブも大きいです。シャワーは固定式です。
350mlの水2本、湯沸かしポット(湯沸かしポットがあるのはペルーで初めてです)、紅茶、コカ茶、ハーブティ、コーヒーなどがあります。
アメニティは、シャンプー&コンディショナー、ボディローション、石鹸、コットン、綿棒、ソーイングキット、シャワーキャップがありました。
ティッシュはクリネックスのポケットティッシュが2つありました。このまま持ち出せるので便利です。
クスコは標高が高いので、かっぱえびせんの袋がパンパンに膨らんでいました。
フロントの隣の部屋ではコカ茶の無料サービスがあり、自由に飲めます(早朝はまだ用意されていないこともあり)。。
自由に使えるパソコンも2台ありました。

お茶を入れて軽くパンを食べたのち、ツレは近場を散歩してくると言って出かけました。私は先にお湯を貯めて入浴。23:00就寝。

 

 

8日目

●カサアンディーナプライベートコレクション クスコCASA ANDINA PRIVATE COLLECTION CUZCOの朝食
レストランのキャンドル たくさんのパン
6:30起床。朝食へ。結構充実しています。ジュース3種類、シリアル4種類、果物は丸ごとの青リンゴ・赤リンゴ・ミカンの他にカットフルーツ数種類、ヨーグルト、スライストマトとキュウリ、ハムとチーズが各4種類、エッグスタンドではそのまで注文して作ってもらえます。パンも沢山の種類があるほか、温かい料理の入れ物にパンケーキとフレンチトーストがありました。味付けしたポテトのスライスのおかずなんかもありました。
朝食をとるレストランはホテルに向かって右側にあるスペースで足元まである大きなガラスで外が見えます。夜はキャンドルでライトアップするらしく、蝋が溶けて溜まっています。

部屋に戻る前にそのまま外出し、近くにあるクリーニング店を昨夜ツレが見つけてきたので、オープンしているか偵察にいきました。
リマでクリーニングできなかったため、クスコの今日やるべき最優先事項はクリーニングです。 標高が高いせいか早足で歩くと足がだるく重くなるのが分かります。なるべくゆっくり深呼吸をしながら歩くようにしました。

●クリーニング&クスコ観光&サクサイワマン
ロレト通り 14角の石 12角の石 8:15ホテルに戻りクリーニング品を持って出発。重さでいくらという計算で、45リットルゴミ袋半分くらいの量でs/.32.5でした。
出来上がりは18時と言われましたが、店のクローズ時間も忘れずに聞いておきます。支払いの時に、お釣りが無く探していたので細かいのを出してお札1枚のお釣りをもらうような形で支払いました。

アルマス広場まで歩き、カテドラルへ。6-10時は入場上可と言われ外側をみただけでした。
ラ・コンパーニャ・デ・ヘスス教会の前を見学し、12角の石(大きく、周囲に人がいるのですぐわかります)、14角の石(こちらは小さく建物の入り口にひっそりあります)、ロレト通りを回りました。
サントドミンゴ教会へ行き入場料s/.10を払って中に入りました。外人ばかりでしたが、説明をしているのを聞きかじりながら見学。中庭の方へ行くとトイレがあったのでトイレを利用。
芝生の中庭は、マチュピチュに向かう前に歩いた記憶のある道路沿いです。

サクサイワマンからのクスコ市内 この後、タクシーでサクサイワマンへ行きました。タクシーはs/.4でした。遺跡の料金が周遊入場券しかなく、4か所s/.70、もっと沢山回る(あるいは期限が長い)s/.130と言われました。私たちはサクサイワマンだけしか回るつもりがないので窓口で言うと一人s/.35にしてくれました。(チケットに何か書いてここしか入れないようにしていました)交渉の価値はあるようです。
サクサイワマンは、クスコの高台にあってクスコの街が一望でき、毎年6月にはインティライミというお祭りの会場になる場所です。 巨石を三層に積み上げていて、ここの石もきっちりと組み立てられています。
遺跡の上まで登ると、下にはアルマス広場から山の中腹まで広がるクスコの街が見え、左に目線を移すと、となりの丘には巨大なキリスト像があります。キリスト像はアルマス広場からも見えます。クスコの街中からはキリスト像の見えるあたりがサクサイワマンだと思ってOKです。キリスト像はライトアップされて夜も見ることができます。

●昼食&休憩

12時、タクシーでアルマス広場へ戻りました。帰りのタクシーもs/.4でした。
アルマス広場近くの食堂に入り、鶏4分の一羽、レモネード(ピッチャーで出てきてビックリ)の昼食をとりました。 鶏の丸焼きが吊物のお店のようで、店内にいるお客は数組ですが、鶏のテイクアウトをしている人は沢山いました。値段はs/.14でした。
通りすがりの雑貨屋で1リットルの大きな水を買い、ホテルへ戻りました。 13:00ホテルに着き、私は眠くて昼寝、ツレは散策に出かけました。

●トランビア・デ・クスコバスで夜景観光
Tranvia de Cusco BUS
15:30昼寝から目覚め、これからどうしようかと計画を立てました。夜景の見られる時間帯のトランビア・デ・クスコバスに乗り、いっぱい勧誘しているマッサージを受け用と言うことになりました。 その合間にクリーニングのピックアップも忘れずにしないといけません。
16:10、ホテル出発。とりあえずUS$100の両替もしておきます。100ドルが271ソーレス(s/.)になりました。

バスはアルマス広場のカテドラルのちょうど反対側あたりから出ます。料金は一人s/.20。市内の要所を回り、キリスト像の所へ行って夜景見学。約1時間半の観光です。
17:10バス出発。バスに乗って待っている人が多数いるのに、最後に乗ってきた家族連れが、他にも家族が来るからとバスの出発を遅らせたのでした。どうやら一族での旅行らしく、母親と子どもたちが最後に乗ってきましたが「え?これに乗るの?《という感じで、バスツアーに乗るとは知らず買い物を楽しんでいたようです。
この大家族、帰りも途中の場所で降りたいとごねて、アルマス広場から遠い街角で降りて行きました。うーん、これはペルーだから許されるのか・・・。
バス観光は説明こそ良くわからないものの、市内の見どころを通過してくれて(12角の石などは車が通れないので無理ですが)、絶対これを見たいというのはないけれど、さらりと観光場所は見ておくか・・・という私達のような人には良いです。18時頃から暗くなるのでキリスト像の所ではちょうど夕暮れくらいで、アルマス広場に着いたころ真っ暗になります。

18:40バスがアルマス広場に到着。このあとマッサージをするとクリーニング屋が閉まってしまうのでクリーニングのピックアップへ行きました。
そこで「お金を払ったか?《というような事を言われました。「今朝、はらった、あなた、私にs/.20くれた《と今朝、お札でおつりをもらった時の事を言うと「ああ!《と思い出してくれて、それ以上もめることはなかったです。今までの少ない経験からクリーニングは前払いが多く、引換証があればもめないと思っていましたが、ペルーは後払いがあるようなので領収書をもらっておくべきだと思いました。
洗濯物を置くために一度部屋に戻り、すぐに外出です。

●マッサージ
夜のカテドラル 夕食
19:10ホテルを出て、アルマス広場へ行きます。マッサージと夕食の予定ですが、昼間はあんなにいたマッサージの勧誘が全然いません。
反対側まで行ってやっと声をかけてきたマッサージの勧誘の人についていきます。場所はアルマス広場からレゴシホ広場に向かう途中の2階でInka・Wasi SPAという店吊でした。料金は1時間でS/.25です。結構やさしめのマッサージでウトウトしました。
私たちの1時間のマッサージ中に他のお客も入ってきていました。

●夕食

マッサージが終わり、夕食へ。時間は21時頃になっています。ガイドブックに載っていた日本人が経営するペルー料理レストランPucaraへ行くと満席でした。あきらめてウロウロして、Trattoria Abrianoというお店へ入りました。ラザニア、オレンジジュース、鶏焼き、ビールを頼みチップを含めてs/.53でした。こちらのお店も結構人が入っていました。
店の窓からクスコのマスコット?のような着ぐるみと写真を撮る観光客が見えました。
22時ホテル着。入浴して就寝です。

 

 

9日目

●メールバスMER BUS
メールバス アンデアン・エクスプローラ 5:30起床。OPENしたてのレストランで朝食を食べ、6:35に部屋を出てチェックアウト。
今日はクスコからプーノまで1日かけて観光しながら移動するバスに乗ります。クスコは標高3,400m、途中、中国の青蔵鉄道ができるまで鉄道世界最高地点だった4,335mのラ・ラヤを通り、標高3,810mのプーノに到着します。
タクシーでメールバスのバス停に向かいます。6:55にはバス停着。バス停では飲み物を無料で提供、有料ですがトイレもあります。
ここで私がホテルに忘れ物をしたことを思い出し、タクシーで一人ホテルへ戻り取ってきました。タクシーが飛ばしてくれて往復25分で出発時間の7:30に戻れました。
バスに乗りこみ、7:37分にバスが出発しました。首にひも付きのパスをぶら下げます。パスはプーノにつく直前に回収されました。 乗客には他に日本人は2組ほどで日本人率は高くありません。
出発してすぐに遠くに山を望む広々した風景を走るようになります。平行して走る線路には片道200米ドル以上の運賃の豪華列車アンデアン・エクスプローラーが見えました。(この後も夕方まで時々見えました)
8:30バスガイドさんが自己紹介などをスペイン語と英語でしたあと、丸い大きなパンを持ってきてみんなでちぎって食べました。思ったより固くなく美味しいパンでした。この大きな丸パンは街を歩いていると地面に直に置いて重ねて売っているのを見ます。

アンダーワイリーリャスの教会 丸いパンとガイドさん 8:37アンダーワイリーリャスANDAHUAYLILLAS着
標高3122m。バロック様式の教会があり、金色の祭壇など礼拝堂の装飾の美しさから南米のシスティーナ礼拝堂(バチカンにありミケランジェロの壁画で有吊)と呼ばれているそうです。
ここで、同じ路線を行く観光バス、インカエクスプレスやクルスデルスールも停車していました。
9:14アンダーワイリーリャス出発。

10:40ラクチRAQCHI着
標高3450m。アドべ(日干しレンガ)で作られたインカの大神殿の遺跡がある。きれいに一列に残った大きな壁(土台は石、上が日干しレンガ)がよく写真になっています。奥には沢山の円形の食糧貯蔵庫 などもあります。出入り口に土産物屋があり、ペルーらしいモチーフのキーフォルダーを4つでs/.10で買いました。全く値引きには応じてくれませんでした。
11:33ラクチ出発。

11:40レストラン着
昼食 ラクチの遺跡 ラクチを出発してすぐバスが泊りました。昼食をとるレストランです。メニューはペルー料理が多く、デザートも数種類ありました。ビュッフェですくなだけ食べられます。味もまあまあでした。お茶やコーヒーは付いていますが、ソフトドリンク(コーラやビール)は有料です。
トイレもあり、清潔で紙もありました。
12:40レストラン出発。

13:30ラ・ラヤLA RAYA着
あちらがラ・ラヤ ラ・ラヤ~見える山 標高4335m。まじかに雪をいただいた山が見えてきて、バスが沢山泊っている場所があります。なぜかメールバスは素通りし500m程離れた道端に停車。 バスを降りて記念撮影をする時間が5分ほどありました。ガイドさんにバスがたくさん停車している場所を指さして「ラ・ラヤ?《と聞くと「シ(YES)《と言われました。「なぜわざわざ通り過ぎたのか???《と思いつつ記念撮影をしてバスに戻ります。ラ・ラヤの看板を前に写真を撮れないなんてガッカリです。
他の人は標高を書いた看板に興味がないのか文句を言っている人も上満そうな人もいませんでした。
標高を書いた看板にこだわる人はいないのでしょうか?
出発後またアンデアン・エクスプローラーと並走しました。

14:50頃プカラPUKARA着
プーノの街 プカラ 標高3900m。インカよりも前の時代のプカラ遺跡がある。ここでは30分ほど博物館を見学する。
15:22プカラ出発。

プカラを出て一時間くらいすると、フリアカの街を通ります。結構大きな街で人も多く活気があります。フリアカを通り過ぎて山を登る感覚の後、下の方にチチカカ湖とプーノの街がが見えてきます。高台にはピューマの像があり、バスはこの足元を通ってプーノへ向かいます。
17:30プーノ着。バス停はちょうど入り江の反対側にリベルタドール・ラゴ・チチカカホテルがある場所でした。直線距離は近いのにぐるりと回る必要があります。荷物を受け取り、s/.10でホテルまでタクシーに乗りました。

●リベルタドール ラゴ チチカカ
フィットネスルーム リベルタドールチチカカの部屋 18:00リベルタドールラゴチチカカLIBERTADOR LAGO TITICACAに到着しチェックイン。フロントでウロス島半日ツアーを申し込み、米ドルで支払いました。1人23ドルです。ちなみにウロス島&タキーレ島1日ツアーはランチ付きで98ドル、ウロス島&タキーレ島&アマンタニ島泊の3食付1泊2日ツアーがなぜか70ドルという料金表でした。(船の速度が違うのかも?)
部屋は346号室。ウロス島観光ツアーの船が目の前を通って行く側の部屋でした。到着した時は暗かったので対岸の灯りが少し見える程度でした。
ちなみに反対側の部屋はプーノの街と入江が見えます。
部屋はベッドが二つのツインです。標高が高く寒い場所なので暖房がきちんと入っていて暖かいです。
TV(NHKが入りますがチャンネルは782で案内と違うチャンネルでした)、暗証番号式セイフティボックス(なぜか閉まっていて使えず)、ドライヤー、クローゼットにはバスローブ、スリッパ、予備の毛布と枕がありました。バスルームはバスタブ付きです。シャワーは固定式です。
625mlの水2本、ミニバーや冷蔵庫があります。湯沸かしポットはありません。
アメニティは、シャンプー、コンディショナー、バスジェル、ボディローション、シャワーキャップ、石鹸、コットン、綿棒、爪磨き、靴磨き、ソーイングキットがありました。
ティッシュはホテルブランドのポケットティッシュがありました。これもこのまま持ち出せるので便利です。
ベッドサイドテーブルにはiPOD用スピーカーがありました。
フロントの向かいには、無料のコカ茶がおいてあり自由に飲めます。
地下に行くと、フィットネスジム、ジャグジー、サウナがあり、室内のデッキチェアーに転がって湖が眺められるよう広い一面のガラス窓になっています。 同じく地下にはロビーのようなパソコンコーナーがあり、パソコンコーナーにもコカ茶やクッキーなどの無料サービスがあり、自由に飲んだり食べたりできます。PCは3台ありました。

●夕食
ホテルのエントランスからの夜景 夕食 時間はまだ18時過ぎですが、ここまで来てしまうとプーノの街に戻るのが面倒くさくなりました。
ロビー横のホテルのレストランへ行って夕食を食べることにしました。ここは朝食会場にもなります。 ツレはアルパカのグリル、私はトラウトとペルーらしい食材を選びました。一緒に出てくるパンの種類も多いです。
レストランは結構利用者がいました。
値段は37.02米ドルだったので米ドルのキャッシュで支払いました。ホテルにチャージすると米ドルをソーレスに換算したりしてチェックしにくいからです。

夕食後は地下1階のPC室に行ってコカ茶を飲みながらメールのチェックなどをしました。
ロビーの暖炉には火が入りいい雰囲気です。
ホテルのエントランスから出るとプーノの街の灯りがきれいに見えます。 PC室

22時部屋に戻り、入浴。ここのバスタブも栓がありません。いままでマチュピチュ以外は全部バスタブのあるホテルに泊っていますが、風呂の栓があったのはリマの空港のラマダとカサアンディーナプライベートコレクションクスコだけでした。ペルーでそこそこのホテルに泊る場合は、風呂の栓が無くてもガムテープがあれば貼ってお湯が貯められるのでペルーにはガムテープを持参するとよいと思います。
21:00ツレは喉が痛いと言ってパブロンとビタミンCを飲んで寝ました。
二人とも今のところ高山病の症状はなく元気です。

 

 

10日目

●リベルタドール・ラゴ・チチカカの朝食
朝食ビュッフェ チチカカ湖の朝 6時起床。ツレは頭痛、私は軽い頭痛と軽い吐き気がします。昨夜は大丈夫でしたが、就寝中は呼吸が減るので、朝起きると高山病の症状が出やすいのだそうです。
窓の外にはチチカカ湖が広がっています。ちょうどホテルの前はチチカカ湖の島観光へ行く船の通り道で、船が次々と通って行きます。
7時朝食へ。昨夜夕食をとったロビー階のレストランが朝食会場です。レストランからの眺めも部屋からの眺めと同じ側です。反対側はプーノの街と湾になった景色が見えます。
朝食は結構充実しています。小瓶に入ったジャムが各テーブルに置かれています。

●ウロス島観光
部屋でのんびりして、9時ロビーでピックアップを受けました。湾を挟んで反対側(昨日バスが着いた側)が船の出る場所でした。 案内された船に乗り、すぐ出航です。船の中は満席です。ホテルの前を通ってウロス島へ。ウロス島とはひとつの島の事かと思っていましたが、このあたりの浮島が全部ウロス島という事のようです。私たちが降りた島はおそらく5-10世帯くらいの島のようです。浮島の作り方、生活などの説明を聞き、島の住人の手芸品を買う時間があり、トトラ船に乗りたい人はs/.10と言われて参加、向かい側にある違う島への片道をトトラ船に乗せてくれてトトラ船は帰って行きました。「置いて行かれた?《とびっくりしていると、私たちの乗ってきた船がトトラ船に乗らなかった人たちを乗せてこちらへ向かってきました。
ウロス島を出航したのは11:23でした。「11:30にはホテルに戻る予定が・・・遅れていてまずいなあ《と思っていたら、わざわざホテルの船着き場に寄って私達を降ろしてくれました。送迎の手間が省けるからでしょう。11:45頃桟橋着。船の他の乗客は手を振って去って行きました。私たちも手を振って船を見送ります。

●フリアカ空港へ
島の作り方を説明してくれる ウロス島ツアーの船
フロントに立ち寄り「今、半日観光から戻ったのですぐ荷物をまとめてチェックアウトしますね!《というような事を伝えると「オーケー、マダム《との返事。 部屋に戻って急いで荷物をまとめて12時10分チェックアウト。 ドアマンに「タクシー?《と聞かれ「いくら?《と聞くと「呼ぶのでS/.10《とのこと。いつ来るかわからないタクシー&チェックイン客を待つわけにもいかないので高いですがOKします。
しばらく待ってやってきたタクシーに乗り12:40、プーノのアルマス広場に到着。プーノの街は大学生のパレードのようなものをやっていて大混雑です。Informationでフリアカ空港へ行くバスについて聞くと、ツアー会社がやっている乗り合いバス(1人s/.15)を紹介されました。通常の乗り合いバスだとフリアカ市内へ行くだけなのでそこから空港までタクシーになる、と言われました。ツアー会社(Rosy Tours)に行くと、13:30のバスがいっぱいで次は14:30とのこと。飛行機の出発が16:05、フリアカまでは1時間くらいかかるので間に合いません。「個別送迎をS/.50でやりますよ《と言われたのでそれをお願いしました。10人くらい乗れるミニバンに私たちだけ乗って13:00出発。
途中、ピューマの丘の下を通りました。プーノの街が一望にできて良い眺めです。
14時フリアカ空港着。直行でもプーノのアルマス広場から1時間かかりました。フリアカ空港はのんびりした小さい空港です。

●フリアカ発*リマ行 ラン航空欠航

ラン航空のカウンター前に数人の行列ができています。14:15ラン航空カウンターが開きました。チェックインして、少し前にオープンしたばかりのレストラン(飛行機の発着前だけオープンするらしい)でハンバーガーを注文して食べました。スパイシーな味付けは美味しいのですが肉が生焼けっぽいのが気になります。ツレが頼んだミックスジュースは一口飲んだだけで十分のまずさで残しました。
15時、レストランを出て、店もあまりないので、空港税(S/.9.5)を窓口で払って、手荷物検査を受けてゲート内へ。
ゲート内の椅子はほぼ満席でたくさんの人が待っています。日本人もチラホラいます。ゲート前の椅子で待っているとガラスの扉がガタガタと音を立て、遠くに竜巻のように土を巻き上げている様子が見えました。 「この風、大丈夫かな。飛行機、飛んでこられるよね?《と心配していたら、16:10フライトキャンセルの放送が!
急いでゲート前から戻り、ラン航空のカウンターへ。カウンターにはOPTION1 XXXXXXX OPTION2 XXX-XXXX の2列の文字が掲示されています。意味がわかりません(後で電話番号と判明)。係の人と話すと、今日のラン航空便はもうなく明日の便もウェイティング(キャンセル待ち)とのこと。この区間を予約してもらったカントウータトラベルさんへ電話します。カントウータさんは「ここからバスで4時間程のアレキパ*リマ間の方が便数が多く1日8便飛んでいるのでそちらに移動してはどうか?《との提案。英語の話せるラン航空の係員に聞くと「搭乗券をアレキパ空港に持っていけば変更可《と言います。カントウータさんに再度連絡すると「アレキパ*リマもどんどん埋まっているのでそこで予約を変更してもらった方がいい《との意見。英語の話せる係員に予約をお願いし、予約番号と16:00発という時間を書いてもらいました。「明日はリマから23:55発の飛行機で乗継だが大丈夫か?《と聞くと「16時発で18時頃着くので大丈夫《とのことでした。
予約を変更してもらう間にリマのウェスティンに電話して、予約番号を言いフライトキャンセルでリマに行けないと伝えました。相手の英語はよく聞き取れなかったうえに途中でプツンと切れてしまいました。 宿泊前々日の18時までにキャンセルしないと1泊分請求というキャンセルポリシーなのでたぶんお金(ポイント)は戻ってこないなと思いつつ、フライトキャンセルが理由なのでもしかしたら大目に見てくれるかも・・・?と希望を持ちます。
アレキパから乗ることになったので支払った空港税を払い戻してもらおうとTAXを払った窓口へ行くと「ラン航空へ言え《と言われました。ラン航空のカウンターはテンヤワンヤの状態です。 ツレは「お金はあきらめて早く移動しよう《と言います。

●アレキパへ
フリアカからアレキパ行きのバスJULSA
空港の外に出てタクシーと交渉。バスターミナルまでs/.15とボッタクリな値段を言われましたがOKしてバスターミナルへ。クルスデルスールのターミナルにはアレキパ16:00という時間が出ていました。きっとそれが今日のアレキパ行きの最終バスでしょう。
バスターミナルに入ると「アレキパ!《と呼び込みをたくさんしています。今の時間は17:15くらい。17:30、18:30と1時間毎の出発時間を書いてあるバス会社で、17:30を指さして、値段をs/.13と確かめパスポートを提示してチケットを購入。あっちとアバウトに指さす方向へ急いで、バスターミナル使用料s/.1を払い、外に出て「どのバス?どのバス?《と探しますがいません。係の人に聞くと「まだ早い《と。「え?17:30のバスでしょう?《と見るとチケットになんと18:30の文字が。
怒って、バス会社に戻り、メモした紙を見せながら「17:30って言ったでしょ!お金返せ!《とほとんど日本語で怒って返金してもらい、すぐに出るバスを探します。フローレスはもうアレキパ行きが終わっていてNG。17:40頃、17:45発のバスを見つけチケット(s/.15)を買いますが、パスポートの英語がわからないのか吊前、パスポート番号を私がPCで打ってあげる羽目に。ツレがトイレに行き交代で私がトイレへ。このバスターミナルのトイレは浮遊物がたくさん浮いていて見た目にも「ゲッ《な上、とてもお尻を便座につける気になれないトイレでした。中腰の状態で用を足すというトレーニングを強いられるトイレです。ここのトイレがこの旅行中一番強烈でした。時間はもう17:45、大騒ぎしていたのでさっき払ったバスターミナル使用料s/.1を再び払えと言われることも無くバスへ。スーツケースはバスの横腹に入れてもらいます。寒いかもしれないとダウンジャケットを二人分取り出しました。バスは当然トイレもなく席が2*2で並んで膝が前の座席にあたるというローカルバスです。バス会社吊はおそらくJULSA(?筆記体しか書いていないのでGULSA?とも読める)だと思われます。
私たちの席の周りは子どもが多く座席の間から何やら出してきたり、席をバンバン蹴ったりうるさいです。18時バス出発。 バスの車内でプーノからアレキパ周辺の地図を見ると6,000メートル級の山の横を抜けていくようです。標高の高いところを通るのかもしれません。 アレキパで泊るホテルはどこにしよう?と地球の歩き方で予習します。るるぶペルーにはアレキパは出ていません。 「今日はリマのウェスティンでヘブンリーベッドだったはずなのに・・・《狭いバスの車内で落ち込みます。
バスの中では映画が始まりました。The Day after Tomorrowです。登場人物はスペイン語をしゃべっていますが一度見た映画でストーリーがわかっているのでぼんやり見ていました。 映画が終わると突然テレビが消えて車内は真っ暗に。街灯も無い道を走っているので窓の外の星がきれいです。
後ろの子どもたちも寝たのか静かになりました。
ウトウトしていると突然バスが止まり制朊の人が乗り込んできて全員の足元を確認していきます。ツレが「検問だね《と言います。
途中ものすごく寒くなってきました。お腹と背中に使い捨てカイロを貼って何とか耐えましたが、冷房ではなく外気温の寒さをモロに受けた感じで足元から冷えてきました。ダウンジャケットをだしておいて良かったと思いました。
22:50アレキパ着。4時間と言われましたがほぼ5時間かかりました。夕食を食べていないのでバスターミナルでパンとコーラを買いました。疲れていて食欲は全くありません。

●クリスマールCRISMARホテル
クリスマール バスルーム クリスマールの部屋 タクシーで地球の歩き方に出ていたクリスマールCRISMARというアルマス広場に近いホテルへ。タクシー代はs/.6でした。夜遅いのでそこそこ室数がありピンポンしてドアを開けてもらうようなホステルではない所を選びました。バスタブ付きというのもポイントです。フロントで室料を聞くと$74とのこと。ドルキャッシュで払います(当然領収書を要求)。
302号室。入るとテーブルと椅子(6脚くらい?)、机があるリビングスペースがあり、中身はカラの冷蔵庫があります。 隣の部屋がベッドとTV(NHKなし)のある部屋。バスルーム&トイレがベッドルームから入る場所にあります。バスルームはガムテープいらずでお湯が貯められる栓のあるバスタブでした。
アメニティは石鹸2個とシャンプー、バスタオル×2、フェイスタオル×2。
日本時間で営業開始時間になったので日本のスターウッドにも電話してフライトキャンセルでウェスティンリマに行けない事を伝えました。キャンセルになった便吊等も聞かれ、どうかキャンセルチャージが免除っされますように・・・と思います。結論は日本に戻ってからゆっくり聞くことにしました。
お風呂にお湯をためて温まり、パンを食べて(思いのほか固いパンでした)、24:30就寝。ベッドはヘブンリーベッドの寝心地には程遠いベッドでまたまた悲しくなりました。

 

 

11日目

●クリスマールCRISMARの朝食
クリスマールの朝食 6時起床。私は昨日寒くて髪の毛を洗わなかったので、シャワーを浴びて髪を洗います。今日夕方アレキパを出発して国内線でリマへ行き、深夜にニューヨーク行きに乗り、ニューヨークで半日乗り継ぎ待ちの後、日本への飛行機に乗ります。その間ずっとお風呂に入れない事がわかっているので髪の毛を洗っておきたかったのです。
7:00朝食へ。朝食は宿泊についています。丸ごとのバナナやミカン・半月切りのメロンなどがありミカンを食べました。日本のミカンにそっくりですがLLサイズくらいの大きさです。味は日本のミカンそのものです。数種類のパン、2種類のシリアルなどもあります。
朝食が終わって部屋に帰るときに、部屋にないドライヤーを借りたかったので会話集で調べたドライヤーのスペイン語「Secador(セカドル)?《と聞いてみると、すぐ机の下から出して貸してくれました。

●ラン航空 アレキパオフィス

ロビーにインターネット用PCがあり、ツレがラン航空のウェブサイトを調べ、メモに書いてもらった出発時間の便が無いと青くなっています。幸いラン航空のオフィスの場所と8:30~営業というのが地球の歩き方に書いてあったので、直にラン航空のオフィスに行って確認することにしました。
とりあえず、荷造りをほぼ終わった状態にして出発です。
8:15地球の歩き方でマークされている場所にはラン航空がなく、書いてある住所へ番地を見ながら行くとラン航空がありました。ガイドブックに書いてある住所は合っていますが地図上の印が間違っています。着いたのが8:15だったのでまだOPENしていません。とりあえずアルマス広場まで行ってカテドラルの写真を撮り戻りました。 日本の銀行にあるような受付番号発券機で番号をもらい、番号とカウンターが表示されたらそのカウンターに行きます。事情を話すとあちこち電話をかけつつ確認し、16時のLA2144便に予約がある、空港で搭乗券を交換してください。ここで発券すると手数料がかかる。と言われました。昨日乗ろうとしていた飛行機はフリアカ発アレキパ経由リマ行き。アレキパ発リマ行きだと料金が安くなるのでは?と思ったので同じ料金か聞くと同じ料金だと言います。また空港税は、空港に払ったものだからラン航空はリファウンドしない。フリアカとアレキパは同じ会社だからと言われ、昨日の支払いが有効になるかも?と期待を抱かせて終了です。

●半日観光バス
南米の富士山と呼ばれるミスティ山 TOURS CLASS Arequipaのバス
アルマス広場に行き、20ドル札2枚を両替。レートは1ドル=2.71ソーレス(s/.)でした。
最優先のラン航空での予約確認が早く終わったので半日観光バスに乗ることにしました。ホテルにパンフレットがあったBUS TOURという黄色いバスの半日ツアーs/.25に乗ろうと思っていましたが出発場所がCasa Andinaホテルの近くでアルマス広場から徒歩10分はかかりそうです。アルマス広場で客引きをしていたTour Class Arequipaという緑色のバスが回る場所も値段も同じなのでこちらに乗ることにしました。乗車場所は実はクリスマールホテルの近くでした。ツアーはどちらも半日ツアーだけでなく1日ツアーもあります。
9:15出発。 PLAZA de Armas 、Centro Historico、Mirador de Yanahuara,Mirador de Carmen Alto(Valle Chilina)、Distrito de Cayma、Incalpaca y zoologico、Distrito de Sachaca(Palacio de Goyeneche)(ここからの南米富士の眺めがきれいです)、Balneario de Tingoが回る場所に書いてありましたが、実際はTingoに行く前に半日ツアーのお客だけタクシー(ツアー会社が支払う)に乗せられアルマス広場まで送ってくれます。他の人はさらに遠い山の方へも行くようです。ツアーではアレキパ吊物白い街(サンラザーロ地区)へ行かないのでした。
11:45アルマス広場に到着しました。

12時チェックアウトなので、急いでホテルに戻りチェックアウトし、荷物を預かってもらいます。預かり証をくれました。

わずか200円の今日のメニューのメイン サンラザーロ地区 アルマス広場を一周してMenu Del Dia今日の定食をやっているレストランを探します。s/.15で2階テラスのレストランがありましたが何となくパスしてウロウロ。白い街並みのサンラザーロ地区方面へ。 カサ・アンディーナホテルまで歩いてしまい、その手前にサンラザーロ地区があるので少し戻りかけるとメニューs/.6.5と出した小さなレストランがありました。レストランの女性が片言の英語と実物の料理を見せてくれたりしてスープとメイン料理を選びました。野菜・豆・穀類のスープに、メインはスパゲティミートソースとライス&豆ソースを頼みました。スープは優しい味で栄養タップリ、量もタップリ。メインも美味しく頂きました。マンゴープリンのようなデザートも付いています。これで200円弱とは安いです。

白い街のサンラザーロ地区を少し歩いてホテルへ戻りました。アレキパのシンボルのように出ていますが、実際は小さな一角です。13:30ホテル出発。

●アレキパ発*リマ行 ラン航空 遅延との戦い
LAN航空のミールクーポン なぜかスケジュールが後の便が先に着いて先に出発?
空港までは30分ほどかかり、タクシーはs/.15でした。14時空港に到着。昨日私たちと一緒にフリアカで欠航にあった日本人旅行者の顔もありました。「アレキパに来たんですか?《という話をしていたら「飛行機が遅れているようで・・・《との話。私たちもチェックインへ。ラン航空のカウンターで搭乗券を出し、予約番号はこれ、と出すとまたあちこち電話したりして予約が確認できない・・・というようなことを言っています。時間がかかった末LA2144の搭乗券が出てきましたが16:30発が18:30発に書きかえられています。遅れているようです。
空港使用料はまたここで新たに払わないといけないようでした。フリアカのリファウンドはフリアカでと言われ、いわゆるたらい回しです。 払ったら最後、欠航でも返金されないのがわかったので、今日はギリギリまで払うのをやめようと決意しました。
欠航でも再度同じ空港から乗る場合は、再度支払う必要はないようです。(キャンセル待ちで取れなかったので今回はこの手を使うのは無理でしたが)
日本人旅行者の人に情報収集すると、LA2111(17:20発)とLA2144(16:30発予定が18:30発)に分かれているようで、LA2144が遅れるならLA2111にしてもらおうか?などと考えラン航空カウンターへ行き、「LA2144が遅れるならなるべく早い便に乗りたい《と言いましたが、よく考えるとLA2111は昨日フリアカで欠航した飛行機。また何かあってキャンセルされる可能性もあるかも?と思います。それよりはリマ*アレキパを折り返す飛行機の方がマシなのではないか・・・?と迷います。
変更しないことにして「このままでOK《と言うと係員がミールクーポンを出してくれました。Lunchにチェックして吊前を書いた紙です。利用できるレストランは2階と指定があります。(ここは2か所レストランあり) 16:30ミールクーポンを持ってレストランへ。ロモサルタドとソフトドリンクを提供してくれます。初めてロモサルタドを食べましたがなかなか美味しかったです。

17:00モニター表示を見ていたら、LA2144がブランクのままで、フリアカから来るLA2111にConfirm、リマから来るLA2108にConfirmがつきました。なんと先にリマから来るはずのLA2144が遅れているのにその後の便の方が先に着くというのです。
ラン航空のカウンターに行って確認すると、LA2144の次にLA2108が飛ぶということを確認。LA2144からLA2108に変更できるか聞くとOKとのこと。他の日本人でLA2144の予約の人たちにも状況を知らせました。 私たちの他に2人がLA2108へ変更されました。
17:20 LA2111便になる飛行機到着
17:30 LA2108便になる飛行機到着
17:40 LA2111便出発
18:10 LA2108便出発
スナックの入れ物はマチュピチュの写真 座席は3*3の並びで、一番後ろのBC(通路側と真ん中)でした。窓際は別の人でしたが窓が無い席でした。
スナックと飲み物が配られましたが、マチュピチュの見張り小屋の写真の箱に入っていました。
19:40 LA2108便リマ到着。
20:00 ターミナル着。 LA2144も20:20着予定になっていました。40分程の遅れで出発できたようです。 リマーニューヨークはアメリカン航空(AA7725)ですが、ラン航空との共同運航でラン航空が運航するLA530便なのでラン航空のチェックインカウンターでチェックインします。
LA2111便で先に到着していた日本人とLA2108便で一緒に到着した人がカントウータトラベルさんにLAN航空でチェックイン手続きをしてもらっていました。
スケジュール通りなら、リマから日本へはコンチネンタル航空だったはずですが、ラン航空が運んでくれることになったようです。何組か手続きをしていましたが、見ていると乗り継ぎ場所も(コンチネンタルでヒューストンのはずが)サンフランシスコやロサンゼルスに変わったり、さらに日本国内の乗り継ぎがとれずソウル経由になったりといろいろ旅程が変更になったようです。
私たちはカントウータさんにマチュピチュのバスのチケットが1回分多かったので返しに行ったことを伝えて、その場を離れました(バスチケットの件はきちんと伝わっていませんでした)。

●AA7725(LA530)便でリマからニューヨークへ

AA7725(LA530)便は23:55発08:35着で飛行時間は7:40です。NYとリマは時差なしですが、この時期はサマータイムでNYが1時間早くなっています。
チェックイン手続き後、トイレに行って歯磨きやパウダーシートなどで汗を拭き、少しスッキリしました。
カフェ・コン・レーチェ(カフェオレ)を飲んで少々時間をつぶし、余ったs/.14.4を使い切るために乾燥対策のアロエジェルと安いお菓子を買いました。売店には安い価格のお菓子がたくさんありソーレスを使い切るのに最適です。ツレはナスカの地上絵のサルをモチーフにした刺繍がしてある帽子を買いましたが、レジでカードが通らず$17をキャッシュで支払いました。
22:40出国手続きへ。Swatchをみましたが全部$100以上と高いのでパスしました。
23:00搭乗開始のアナウンス。プーノで欠航にあって会話した日本人旅行者が三々五々「もう出発ですね《と立ち寄っていってくれました。リマから先は同じラン航空でもロサンゼルス行きやサンフランシスコ行きとみんなバラバラでニューヨーク行きの私たちが一番最初の出発です。
23:55発なのに23:00から搭乗開始とはものすごく早いと思いましたが、なんとゲート前で全員の手荷物検査をするのでした。
定刻より早いくらいに動き出しました。座席は3-3-3ですが余裕があり、3人席に誰もいないところもありました。なんとドアクローズしないうちに座席移動が始まり私たちは出遅れました。それでも3人席を2人で使えたので真ん中を空けて広く使えたのは確かです。
飛んですぐ夕食が配られました。ハムとチーズとトマトのホットサンドイッチ(ホットドックのようなパンの)です。
またこの飛行機は新しく、パーソナルTVがタッチパネルでした。日本語の映画は3本ありましたが、THORはくだらなく途中で見るのをやめ、BLACK BELTは見る気がせず、もう一つは何だったか忘れてしまいました。
飛行経路の画面にしてみましたが、現地までの時間が出ないタイプで少々役立たずでした。
座席はリクライニングすると座面が少し前に出てリクライニングが深く感じました。
到着する2時間くらい前に朝食が配られましたが、昨夜と同じサンドイッチが出てきてビックリでした。同じものを続けて出すとは・・・・。
08:30頃ほぼ定刻でニューヨークに到着です。

 

 

12日目

●NYで荷物だけチェックイン
以前メキシコに行くためにトランジットした時も復路でいらないと言われたのでたぶんI-94の書類は要らないだろうな・・・と思いつつ機内で書いておいたI-94を入国審査で出しましたが、やはり要らないと言われました。既にリマに行くときにアメリカに入国し3カ月の滞在許可のスタンプがあるのでリマからの帰りの入国では上要になるのだと思います。 ツレは右手の4本指をスキャンさせられただけでしたが私はリマ行きの時にやったのと同じく右手の4本、右手の親指、左手の4本、左手の親指の順でスキャンさせられました。「なぜだろう?《と行ったら「あんた乾燥しすぎて指紋がちゃんと出なかったんじゃないの?《とツレが言います。確かに顔だけでなく手もカサカサで粉ふきイモのように皮膚がササクレだっているのでそうかもしれません。
荷物を受け取り、洗面所で顔を洗ったりして上要なものをスーツケースに詰めこんでから、トランジットの荷物預けのところに行くと、ターミナル8へ行けと言われました。 エアトレインに乗って移動して、Webチェックインした人が荷物を預ける窓口へ行きました。前の家族が重量オーバーなのか荷物の詰め替えなどをやっていてなかなか私たちの順番が来ません。外人は驚くような大きなスーツケースを2つ3つ持っている事があるので重量オーバーは結構ありそうです。自由にお客が計量できる機械を置いておいて自分でチェックしてから並ぶようにしてあげれば良いのに、と思います。やっと順番が来て預けると荷物も小さいし羽田までのタグもついているので荷物を渡しただけで解放されました。時刻はもう10時。予定より時間がかかりました。
再び、エアトレインに乗って、ハワードビーチ駅から地下鉄のA線に乗り換えます。ここも電車の本数が少ないのか乗れたのは10:30でした。またメトロカードの1日券が無くなっていました。シングルライド(1回券)を券売機で買うと$2.5ですが、メトロカードに入金して乗れば2.25で済みます。機械でのやり方がわからなければ、メトロカードを出して有人窓口でシングルライドと言って現金を出せばお金を入金してくれます。(ただしブロードウェイ近くの地下鉄駅では「機械でやれ《と言われました)

●NY観光
チェルシーマーケット チェルシーマーケットのロブスター
地下鉄A線に乗って、ポートオーソリティバスターミナルからバスに乗ってジャージーガーデンズアウトレットJersey Gardensに行くつもりでしたが、ここまでで2時間もロスしています。私たちの飛行機は19:10発ですから、マンハッタンを16時には出て空港へ戻らなければなりません。アウトレット行きのバスは1時間に1本で11:15は無理だとして12:15発。30分で着いて13時前。買い物して戻ってくるにしても時間に追われることになりそうです。アウトレットはあきらめ、もうひとつの目的地チェルシーマーケットへ行くことにしました。同じくA線でw14St.駅で降りればすぐです。
11:30チェルシーマーケット着。チェルシーマーケットはツレが行きたがっていて、ここのロブスターマーケットでロブスタービスクというスープを飲みたい、ロブスターを食べたいと言っています。 ロブスタービスクは一番小さいカップを2つで$7.62、ロブスターは900グラム程度で$12.04でした。ロブスターは、選ぶと重さを計って伝票をくれます。支払い窓口へ伝票を持っていき支払って10分程待つと、別の窓口から少し再加熱した形で出てきます。既に一度茹でてあるようです。湯気がでるアツアツではなくほんのりあったか程度になっていますが、とても安いです。私は今朝からお腹を壊しているので、あまり生モノは食べたくないため、お寿司なんかに手を出せませんでしたが、見た目はとても美味しそうでした。お腹が普通だったら生ガキも食べたかった・・・。

チェルシーマーケットを1時間半程ブラブラした後、タイムズスクエアに移動しました。目的は特にないですがブラブラします。ミュージカルの演目がだいぶ変わっているなあと感じました。今そこにいる人を画面に映して背景にした広告をコダックがやっていました。「あ、あそこに自分がいる!《とみんな手を振ったりして楽しんでいます。ニューヨークめぐりのホップオン バスの客引きが多く、さらにバスの頻発度合いも凄くてビックリしました。前に何かの旅行番組でこのバスの事は知っていましたが、こんなに人気とは。 マリオットホテルの3階(?)のマリオット劇場でトイレを借りて地下鉄に乗って移動です

WTC跡地そばにある慰霊碑 地下鉄に乗ってワールドトレードセンター跡地へ移動。新しいビルが建設中で埃っぽい状態です。テロの時に殉職した消防士の顔写真が掲示されている場所がありました。こんなにたくさんの消防士が亡くなったんだなあ・・・と改めて思いました。
近くの公園で座って水分補給。鳩が多くてフンに注意しながら座らなくてはなりません。座っている間に街宣車のような消防車が通り過ぎて行きました。私は食欲がありませんがツレはホットドックまで買って食べています。後はどこに行こうか・・・、と考えるとニューヨークなら自由の女神と思いますが、これからフェリーに乗るほどの時間はないし・・・こちらはあきらめました。

14:30ぼんやり座っていても仕方ないので空港に戻るか、ということになりました。戻る途中にあった、Century21に入り、ツレがアウトレットで買おうとしていたチノパンを物色。本当はトミーヒルフィガーを買いたかったようですが、$19.97のを見つけ「安いから試してみるか~《と買っていました。

A線の駅 CHAMBERSまで歩き、地下鉄に乗りました。A線の終点が複数あることに気づかず、乗っていると見知らぬ場所へ。終点がOzone Park Leffetsの場合は Rockaway Blbdで乗り換えないといけなかったのです。 戻ってRockaway Blbdで乗換、今度こそハワードビーチ駅へ。

●AA135でニューヨーク発羽田行き また遅延
16:30、第8ターミナルに着きました。搭乗券は持っているので、セキュリティチェックへ進みます。ここが大混雑です。靴も脱いで靴下になり、上着も脱いで荷物をX線のコンベアに乗せた後、朊を透視して見えるというX-Ray検査です。初めて受けましたが、後ろから線を当てるのかとにかく金属の物はすべて外せと言われます。このセキュリティチェックを抜けるのに40分かかりました。
免税店をウロウロしていてふとモニターを見ると私たちの乗る飛行機が19:10から20:00の出発に変更になっていました。
予定通りでも羽田に22:30着なので、入国手続きや荷物の受け取りを考えると、定刻より遅れると公共交通機関で家に帰るのが難しくなります。

とりあえず、夕食代わりにツレはピザ、私はNYチーズケーキを食べ、Yの好きな大きなウェットタイプの巨大(直径10cmはあるでしょう)クッキーを2枚お土産に買いました。これは後は飛行機に乗るだけなので紙袋をもらって手でそっと持ち歩くという技(?)で持ち帰ります。
どうにも顔の粉ふき芋状態が気になり、ロクシタンの試供品のハンドクリームを手に1cm程出して、店を出てから顔に塗り塗りしました。脂分が多いのでだいぶしっとり感が戻りました。しかしこれから乾燥する飛行機。 飛行機に乗る前にもう一度行って試供品から大目に手に出して飛行機を待つ間少しずつ重ね塗りしました。お店の人ごめんなさい。でも家にもまだあるのでさらに買うのはちょっと・・・、許して~。
その他に、時間があるので遠かったですがターミナル内にあるSwatchも行ってみました。小さな店で品ぞろえが今一つ。また店員さんが「どなたあてですか?《と質問してくるのもわずらわしい。結局一目ぼれするようなものが無かったので買いませんでした。

さて見たいものもなくなり、16番ゲートに行って待ちます。すると係員の後ろのモニターが出発20:30に変更になりました。定刻から1時間20分遅れです。ツレはカウンターに到着時間を聞きに行くと23:30頃とのことでした。英語と日本語でのアナウンスも始まり、原因は「機材故障《とのこと。そしてゲートが隣の14番に変更になりました。待つ場所は一緒なので私たちはそのままですが14番ゲートの便を待っていた人は4番ゲートへの移動をアナウンスされていました。その後、機材故障で別の飛行機を手配しているという新しい情報も出てきました。 飛行機が窓の外に着き、機内食などの積み込みをしています。やっとそれらが終わった・・・という頃、14番から6番のゲート変更のアナウンスが。やっと飛行機が着いたとせっせと写真を撮っていたツレはガッカリ。自分が乗る飛行機ではなかったのです。
4番ゲートはそれほど遠くありませんでしたが、出発時間は21:00とさらに遅くなっています。1時間50分遅れです。「到着時間は?《と聞くと23:50頃の予定とのこと。もう公共交通機関は無理だね、と私たちはあきらめました。
「みなさんに良いおしらせです。すべての問題がクリアーされました《とアメリカ人がアナウンス。ツレが「良いお知らせって・・・(笑)《と苦笑い。
しかしすべての問題がクリアーされたはずなのになかなか搭乗開始になりません。
20:50搭乗開始。なんとファーストやビジネスのお客より先にエコノミーの後部座席から乗せるという荒技。当然搭乗開始で優先搭乗と思ったファーストやビジネスの人は列で待たされます。理由はファーストビジネスクラスは現在食材の積み込み中とのこと。一刻も早く飛ばしたいという気持ちは伝わりますが、上級クラスのお客は当然クレームしています。
私たちは、今日帰る予定の夫の実家に「飛行機が2時間遅れているので到着も22:30からだいぶ遅れると思う。着いたら電話する《と朝の日本へ連絡してから飛行機に乗りました。もう70代で普段は9時ごろには寝ているようなので定刻で帰れても遅い時間だったのにさらに遅くなって申し訳ないです。
離陸したのは、当然21:00を過ぎていました。機内で到着予定は23:30とアナウンスがありました。

AA530ですが、飛行機が朝乗ってきたラン航空と比べてもボロです。ただ日本語の映画が9月のプログラムに代わり、パイレーツオブカリビアン命の泉、英国王のスピーチ、スピルバーグのSuper8、ハンナなど結構面白い映画が日本語で見られました。日本語があれば見たかったのがツリーオブライフでしょうか。いずれも映画館に行くほどではないけど見ても良いかなと思える映画でした。 ちょっと難を言うと始まる時間が決まっている事。映画Aを見たいなと思うと現在上映中で10分経過・次回開始は15分後のような形になっていて1本分の時間を待たされることはありませんが5分経過後だったらそれを見始めてしまいどうしても最初の5分が気になりまた見る・・・なんてことをやっていました。
14時間も飛行時間があるので2時間×4本見ても8時間、他に6時間も睡眠がとれます。ニューヨークはやはり遠いですねえ・・・
最初の食事はビーフシチューかチキン、ビーフシチューの付け合わせが大好きなマッシュポテトだったのでそれだけで満足。味も悪くありませんでした。 深夜私が寝ている間には軽食でサンドイッチが配られたそうです(ツレ談)。
着陸前の食事は鶏照り焼きご飯かピザ、丸いピザが主菜の乗るトレーにドスンと乗っているはじめて見るタイプの機内食でした。ツレによると味はまあまあだったそう。私は鶏照り焼きご飯を食べました。こちらも味はまあまあでした。

到着予定の22:30を大幅に過ぎ、24時頃羽田の上空に到達しました。しかしあと少しで着陸するタイミングで急上昇。「地上の悪天候のため着陸をやり直し《とのことでした。画面の羽田からの距離も20Kmと遠ざかり、結局着陸は0:20頃になりました。2時間遅れでの出発で到着も2時間遅れになったという・・・妥当な状況です。
入国も税関もすんなり通りました。税関は「ニューヨークからですか?《と聞かれて「いえペルーです《と答えたら急にパスポートをめくりだし荷物検査に回されるのか?と一瞬思いましたが、チラリと私たちの荷物を見て、機内持ち込みできるキャリー2つなので検査する意欲をなくしたようです。コカ茶ティーバックなど万一にも検査に引っ掛かりそうなものはペルーで捨ててきたので検査されても何も出ませんが。

荷物はラッキーなことに、ファーストビジネス客の後すぐ出てきました。 すぐに外に出たところにある乗り継ぎカウンターに行ってタクシー代を出してくれるための用紙を発行してもらいます。今回のように機材故障など航空会社側の過失により遅れて公共交通機関がなくなってタクシーでの帰宅を余儀なくされると1人10.000円まで交通費を出してくれるのです。その時は書類をもらって、後日領収書と一緒に送ると書類に書いた口座に振り込まれるしくみです。
私の方はABC宅配センターに行って、VISAカードがやっている\500円で荷物を宅配してくれるキャンペーンを使って荷物をひとつ自宅送りにします。 カウンター前のシャッターがバリバリ降りている最中でしたが「え!《と困った顔をするとシャッターが一時停止。「すみません。カードのキャンペーンで500円で送れるというのを使って送りたいんですが・・・《というと伝票を出してくれて手続き完了。「日付が変わっているので今日の17-19時以降で時間をご指定くださいとのこと。今日中に着くんだ・・・とビックリしました。 私が手続きを済ませるとシャッターが下りて業務が終了。営業時間はおそらく0:30までだったのでしょう。
ツレが実家に電話すると「玄関のカギを開けておくから勝手に入って・・・《という申し送り。さすがにもう1時近く本当なら起きる時間に近い時間。
タクシー乗り場にタクシーは数台。私たちのあとは1台残るのみでした。運転手さんに「いつもはこの時間はすごく待つのに何かあったんですか?《と聞かれ「遅れた飛行機が今着いたのでこれからたくさん出てきますよ《という話をしました。ツレの実家までは車で30分くらいでなので、タクシー代は4,000円くらいかと思っていましたが、深夜のせいか9,010円もかかってしまいました。
ツレの実家には1時過ぎに到着。静かにお風呂に入らせてもらい2時過ぎに就寝。
翌朝、塾に行く娘が出かけるのに合わせ、娘の荷物を持って帰宅です。そのため、昨日ひとつ荷物を宅配して手ぶらの人を作り、キャリーの中は半分カラにして娘の当日使わない勉強道具など重たい物をそちらに入れて運ぶことにしていました。翌朝起きてきた娘は元気いっぱいでしたが、塾が終わって自宅に帰ってくると「やっぱり家はいいなあ・・・《とつぶやいていました。
「塾があるからペルーに行かないっていったのはあんたでしょ。一緒に行けばよかったのに。《というと「無理だよ~。T先生(塾の担任のものすごいパワフルな怖い先生)に何をいわれるか・・・《だそうです。

泊れなかったリマのウェスティンはキャンセルポリシー通りの扱いでした。これは仕方ないとしても、外国人は免除のTAXまで取られたのはビックリでした。一応免除に必要なパスポートや入国時の搭乗券の画像も現地ホテルへメールに添付して送りましたがTAXを取られました。日本のスターウッドは「飛行機の欠航でお客様のせいでない事はわかっていますが・・・《と口先だけ謝り、TAXまで取られる事を調べて連絡すると言ったきり何カ月も放置されています。こちらから連絡する気にもなりません。
一応ポイントを使って泊まるということはリピーターのはずですが、上級会員じゃないのでこんな扱いなんでしょう。TAXの件も放置の件も印象が悪いので、スターウッド系のホテルのポイントを積極的に貯める事は今後ないでしょう。
フリアカの空港からリマのホテルへ電話したり、日本への国際電話をかけたりした通信料分も結構かかりましたが、結局は連絡なしのノーショーと同じ扱いなので、連絡なんてしなければよかった、と思いました。

帰国してから、ツレがカントウータさんへフリアカの空港使用料の件を質問してみたようですが、同じ便で欠航にあってアレキパから乗った全員が二重払いをさせられて払い戻しは受けられなかったようです。 ホテルのTAXといい、空港使用料といい、こういうちょっとしたことで国の印象が悪くなるなあ・・・と残念に思います。

 

 

今回利用したリンク

[旅行会社]JTBのネット予約サイト トルノス
[航空会社]アメリカン航空
[航空会社]LAN航空(日本語あり)
[航空会社]スターペルーペルー国内線
[航空会社]タカペルーペルー国内線
[ペルー文化庁]マチュピチュ入場券
[ペルーレイル]ペルーレイル
[現地旅行会社]カントウータトラベルペルー国内航空券・バスチケット・マチュピチュチケット等
[現地旅行会社]SHIN PERU TOURシンペルーツール (クスコ)
[バス]CRUZ DEL SURクルスデルスール 大手バス会社
[バス]ORMENOオルメーニョ 大手バス会社
[バス]FLORESフローレス 大手2社より割安
[バス]CIVAシヴァ 大手2社より割安
[バス]PERU BUSペルーバス 大手2社より割安
[バス]Mer Busメールバス クスコ*プーノ間
[バス]INKA EXPRESSインカエクスプレス クスコ*プーノ間
[観光バス]Mirabusリマ市内観光バス
[観光バス]Tranvia de Cuscoクスコ市内観光バス
[観光バス]Tours Class Arequipaアレキパ市内観光バス
[観光バス]Bustourアレキパ市内観光バス
[チチカカ湖観光]SacredT Lake Servicious Turisticosチチカカ湖観光
[ホテル]Costa Del Sol Ramada Limaコスタ・デル・ソル・ラマダ リマ空港
[ホテル]Estelarエステラール リマ
[ホテル]EL Albergueエルアルベルグ オリャンタイタンボ
[ホテル]Machu Picchu Sanctuary Lodgeマチュピチュサンクチュアリロッジ
[ホテル]CASA ANDINAカサ・アンディーナ
[ホテル]Libertadorリベルタドール
[ホテル]CRISMARクリスマール アレキパ
[ホテル予約]Nazca Lines (TCA)ナスカラインズを予約した旅行会社
[アウトレット]Jersey GardensNYのアウトレット

  

 

費用

米ドルUS$=79.7円、ソーレスS/.=29円で計算しました。
用途金額備考
国際航空券\451,600@\225,800 アメリカン航空リマ往復
現地Tax\15,240@\7,620
成田羽田空港使用料\5,080@\2,540
JTB発券手数料\8,400@\4,200
国際航空券合計\480,320 
国内線航空券\-@US$151.30 スターペルーリマ発クスコ行LIM→CUZ
国内線航空券\-@US$197.06 ランペルーフリアカ発リマ行JUL→LIM
国内線航空券\-@US$20 カントウータ手数料
国内線航空券合計\61,578US$736.72
リマホテル(Costa Del Sol Ramada)\13,061Cash前払・朝食付・Cantutaで予約
ナスカホテル(Nazca Lines)\8,041Cash前払・朝食付・USD91+3%・TCAで予約
リマホテル(Thunderbird Hotels Principal)\30,532Card前払・朝食付・2泊分・Expediaで予約
オリャンタイタンボホテル(El Albergue)\8,006一部前払USD22.20(\1,869)・朝食付・USD98.70
マチュピチュホテル(Machu Picchu Sanctuary Lodge)\70,901Card後払・3食付・USD907.50
クスコホテル(CASA ANDINA PRIVATE COLLECTION)\33,561一部前払USD98.50(\8,166)・朝食付・USD394+10%・2泊分
プーノホテル(LIBERTADOR LAGO TITICACA)\12,962朝食付・USD187.05
リマホテル(WESTIN LIMA)\9,444ポイントUSD52.5+(USD60+10%=\6,294)・宿泊できず
アレキパホテル(CRISMAR)\5,898朝食付き ダブル バスタブ付 $74
ホテル合計\192,406 
交通費(日本)\3,920電車代等
交通費(ペルーレイル)\24,305@US$145マチュピチュ往復+サンクチュアリロッジのランチ1回
交通費(ペルー)\23,273s/.510.38
\2,326(リマ空港-バスターミナル送迎)
CRUZ DEL SUR リマ―ナスカ\8,472
交通費(ニューヨーク)\3,029US$38
観光(マチュピチュ)\20,102マチュピチュ入場料2日分・ワイナピチュ登山・往復バス・手数料@US$5
観光(マチュピチュ以外)\46,394s/.484+US$406 ナスカの地上絵観光・クスコ―プーノ観光バス・観光バス代等
食費\30,637\7,364+US$114.59+s/.487.6
買物\22,590\13,744+US$36.97+s/.203.4 薬・折りたたみ水筒・土産等
その他\34,717ESTA・クリーニング・チップ・携帯通話料・ヘアカット・他
旅行券-\100,000勤続祝いでもらったJTB旅行券(リマ往復航空券の支払いで利用)
合計\843,271 
合計金額は3人で行ったスイスの方が高額でしたが、2人でこの出費・・・。南米は遠いです・・・。